お読みいただく前に
この『公開!ここまでやりますパナホームの外壁塗装!! Web 外装リフォーム見学会1』は 単に施工前後の遠景写真をご紹介するだけではありません。
離れて見ただけでは分からない作業進行中の様子やポイント、接写写真での工事の仕上がり具合もご覧になれます。
弊社の実際の作業を出来るだけ克明に公開しています。

パナホーム外壁塗装
Webリフォーム見学会

プロローグ

『外壁塗装は塗装専門会社の方が安くてお得!』とお考えの方が多いようですが、 業者選びは当Webページをご覧いただいてからでも遅くないと思います。

今回のリフォーム見学会は、
1986年築 パナホーム(株)(旧ナショナル住宅産業(株))さんの軽量鉄骨造プレハブ住宅です。

ウィキペディアには、
『プレハブ工法(プレハブこうほう prefabrication method)とは、 あらかじめ部材を工場で生産・加工し、建築現場で加工を行わず組み立てる工法のことです。・・・
耐久性の低さが欠点になることもある。』と気になる記載もありました。

今回のお宅では、外壁塗装だけでなく外壁そのものの改修も実施しています。

とは申しましても、
私たちはパナホームさんの指定工事店ではありません。
建物の種類を問わず扱う一般リフォーム店です。

よく、ハウスメーカーの建物のオーナーさまから
『ハウスメーカーのリフォーム費用は高いのでは?』と聞かれます。

パナホームさんに限らず、ハウスメーカーの建物の部材には、自社ブランド製品が多く、 系列店にだけ供給され、一般店には供給はおろか改修についての情報開示すらしてもらえません。

オーナー様の中には事情通の方もいて
『価格が高いのは自社ブランドの開発費用が価格に転嫁されているから。』とか
『自社ブランド品やノウハウの供与はグループ店にだけにして他が入りづらくしてるのよね。』などと 忌憚無きご意見を述べられますが、外部からはベールに包まれています。

でもこのようなことは、他のハウスメーカーさんでも似たり寄ったりです。

弊社では、オリジナルブランドを使わなくとも 価格と施工品質のバランスが取れた工事を望まれている ハウスメーカーの建物のオーナー様に向け、 リーズナブルな工事のご提供をさせていただいております。

ただ、そういうオーナーさんの目に叶うには、 施工がメーカーさん並にシッカリしていることがボーダーラインとなるわけです。

そんな中、今回の施主様には他の資材メーカーの物を代替活用し、 メーカーと同等以上のリフォーム工事を目指すという弊社の考えをご了承いただいたうえで、 工事をさせていただくこととなりました。

ところが、実際着手すると、新築当初からの造りや納まりにも、 本当に正規工法なのかと疑いたくなる箇所も幾つかあり、 ウィキペディアにあった『耐久性の低さが欠点』の文言が重くのしかかってきました。

その点も、施主様には一部始終をご報告し、 市販資材ながらも在来工法を活用し対応させていただきました。

今回のWebリフォーム見学会では事例にあるような状況にお困りの方のお役に立てればと思い 施主様のご協力をいただいて、ご紹介させていただくものです。

『ハウスメーカー以外のリフォーム業者を探したいけれど、 激安広告や施工前後の遠景写真だけでは判断できない。』
そういうオーナー様に私たちの施工を是非ご覧いただきたいと思います。

さて、ご覧いただくにあたり最初にお断りしておきますが、
『高額工事はステータスだ。』とか
『ただ激安価格を望んでいる。』のような
両極端なお考えの方は、これから先はお読みにならないほうが良いかもしれません。
とても、長いので。

さて、前置が長くなりましたが、今回の建物のご紹介です。

1986年築でピロティーを駐車場として利用しています。
外壁は目の粗い吹き付け塗装のヘッドカット(スタッコ調)仕様です。

塗装前
外壁塗装前

煙突飾り(通気口)やドーマ、上階と下階には壁飾りのボーダーもあります。

劣化・破損の状況

外壁塗装リフォームのポイント
ポイント1 外壁部雨漏り

下の、黄色い丸囲い付近に雨漏りがあります。 雨漏り箇所

外壁塗装リフォームのポイント
ポイント2 ベランダ上げ裏天井

ベランダの床の壁を外部から見たところですが、ご覧のように水切りが下がっています。
ベランダ内の手すりの支柱部分のシール破断が原因のようです。

水切りが下がる
シール破断

外壁塗装リフォームのポイント
ポイント3 煙突飾り(通気口)

煙突飾り周囲のパネルと出隅(丸囲い部)のシールに劣化が見られます。 シールの劣化

外壁塗装リフォームのポイント
ポイント4 シール

外壁部分には何本か幅広の縦線や横線がうっすらと見えます。 外壁塗装前 近くで見てみましょう。

外壁部はパネルで構成されています。

外壁部のパネル
外壁部のパネル

パネル間はシールが打設後、上から吹き付け塗装がされていますが、亀裂が入っています。

破風板やボーダーのシールは劣化が進み破断箇所もあります。

シールの劣化
破断箇所

外壁塗装リフォームのポイント
ポイント5 平板スレート瓦屋根

大屋根・下屋とも平板スレート瓦ですが、苔や藻が生えています。

平板スレート瓦の苔や藻
苔や藻

高圧洗浄だけでは落としにくそうです。

外壁塗装リフォームのポイント
ポイント6 外壁部の浮き

塗膜の端部になる窓との取り合い部に浮きが生じています。 取り合い部の浮き

外壁塗装リフォームのポイント
ポイント7 基礎鉄筋の錆による爆裂

基礎の鉄筋の被りが薄く、所々鉄筋が錆び
爆裂を起こしています。 コロニアル屋根の苔や藻

以上の箇所に注意しながら工事を進めていきます。

それでは、ご覧下さい。

1-1 足場架設

3階建ての高さになると、3人以上で組み立てていくのが理想です。 足場架設

ピロティーを足場資材の置場として有効活用させていただき、 資材の荷降ろしと、組み立ての二手に分かれて作業を進めます。 足場資材 住まいるパートナーでは、『足場』の品質は『仕上り』を良くするうえで 重要な位置付けとしています。

滑りやすい丸いパイプに乗る単管抱き足場や 架設に時間の掛かる単管ブラケット足場は、 通常、外壁塗装時には使っていません。

架設作業が素早く確実で、 道具や資材も安心して置ける以下の『クサビ緊結式足場』(『踏み板』方式)を使っています。 クサビ緊結式足場

クサビ緊結式足場では、クサビ型のシステム部材を手ハンマーでクサビ受けに打ち込んで固定するだけなので、 簡単・確実です。 打ち込んで固定

ピロティー内に置かれた足場部材をご覧下さい。 足場部材 右側が 『踏み板』 で、道具や資材を置くことができます。
『踏み板』には、外れ止めが付いていて、支柱に固定されたブラケットに確実にロックされます。

弊社での架設はもちろん専門職があたります。

さて、作業は二人が、建物奥から組み立てに取り掛かり、 足場組み立て

残りの一人が、部材を以下のように建物周囲に配置していきます。 部材の配置

お昼前まででここまで進みました。 足場の組立

3人以上だと上層階迄、部材をリレーしながら組み立てていけるのでスムーズに組み立てられます。 足場の設置

屋根での作業や塗装がある場合は軒よりも高く架設します。 軒よりも高く架設

最後に、転落・落下と塗料等の飛散防止を兼ねて養生メッシュシートを張っていきます。 養生メッシュシートを張る

一日で足場は完成しました。 足場の完成

1-2 隣地への足場架設

建物の周囲に余裕が無いと自宅敷地内だけでは足場が掛けられないことがあります。
最近ではそのような住宅が増えてきています。

こちらではお隣りのご協力を得て敷地を使わせていただくことになりました。

お隣り同士、互いに敷地を借りないと足場を掛けられないようなら、 『お互い様』で済みますが、

一方が掛けられないような場合は、仲が悪いと敷地を使わせてもらえません。

普段からのご近所付き合いは大切です。
実際、足場が掛けられず工事ができないケースもあります。

お隣りがご利用になる通路は出来るだけ広くなるように配慮します。 通路

お隣さんには、足場以外にも駐車の件でもお世話になり、 工事中も励ましのお言葉をいただき、お礼申し上げます。

2 建物洗浄

建物洗浄はコンプレッサーを使い、高圧洗浄水で洗い流します。

既存建物の塗膜の劣化、建物の汚れ、錆び等の状況に応じて、 洗浄の工程は前後させます。

水圧の勢いで屋根や壁のコケや藻、汚れ、固着物を洗い落とすので、 通気性のある養生シートだけでは、 水しぶきがお隣まで飛び散ってしまうことがあります。

そんな状態では、洗浄作業はしっかりできません。

そこで、近隣や前面道路と近接している場合は、このように、 メッシュシートの外側に水を通さないシートも二重に張って 作業します。(色が双方とも青なので分かりづらいのですが…) シートを二重に張る これなら手加減も遠慮もしないで十分に洗浄できます。

この一手間(ひとてま)が仕上がりを高めるのに寄与します。

道路際は一人が通行人や車両に配慮し、作業者に声を掛けながら進めます。 声を掛けながら作業

弊社では、高圧洗浄機への給水に、ボールタップ式止水栓備え付けの貯水槽を利用しているので 垂れ流しもなく、水浸しにもなりません。 ボールタップ式止水栓備え付けの貯水槽を利用 これは、水洗便器のタンクと同じ構造で、バケツに一定の水が溜まると 自動的に給水が止まる仕組みになっています。

必要な水しか使わないので経済的です。
垂れ流しによる無駄遣いや水浸し(みずびたし)をも気にせず、 建物の汚れ落としに一心集中できます。

3 雨漏りするパナホームの外壁を
改修

高圧洗浄時、下の漏水の原因調査のため 漏水の原因調査

ご主人と小屋裏に上がり東側の外壁と屋根の漏水の状況を確認しました。 屋根の漏水の状況を確認

丁度妻梁と重なる部分にシミ(写真中央部横架鉄骨の上)を見つけました。 漏水の跡 外部を点検すると、外壁パネルはシールの破断部から雨水を吸ってふやけており、

シールを剥がすと、 傷んだ木下地 グラスウールが裏打ちされたパネルは簡単に外れてしまいました。
木下地が傷み、パネルを留める釘が効いていないのです。

外壁パネルの下には、防水シートが無く、雨水が浸み込むと木下地に直接触れる状況です。

腐った間柱の背面にあるのは部屋うち側の内装ボードです。

シールの防水性が損なわれると甚大な被害に繋がりやすい構造です。

冒頭でもお話したようにハウスメーカーの建物では、 オリジナル製品が使われていてグループ店でなければ 手にいれられない場合があります。

今回の外壁パネルもそうです。また、改修方法も開示されていません。
ハウスメーカー住宅ではメンテナンスやリフォーム工事が、 自社グループ内に自然と流れてくる仕組みが構築されているとも言えます。

工事料金が割高だと言われているのも製品の不具合情報が外部へ流れていないのも分かる気がします。

そこで、弊社では在来住宅で用いる方法を活用し改修することにいたしました。

先ず雨水を吸ってふやけたパネル部分を解体撤去します。
新しい間柱を既存の腐っていない間柱部分に抱かせて補強します。 ふやけたパネル部分を解体撤去 既存パネルと新規パネルを貼る取り合い部には、受け材を留めます。

新規パネルを並べて貼る突き付け部にも受け材をいれて、 断熱材を充填したところです。 断熱材を充填 このあと、既存パネルとの取り合いには両面防水テープを張り込んだうえで、既存にはなかった防水シートを敷き込んで タッカー留めしました。

既存外壁面は目の粗い吹き付け塗装(スタッコ調)で仕上がっているので、 モルタル塗りして吹き付けするのに、 防水性のあるモルタル下地用パネルを※通常よりも細かなピッチでビス留めしています。

下地用パネルを留める ※ビスピッチはパネルの外周部は100㎜とし、 通常の1.5倍の本数で留め、内部は150㎜ピッチで留めました。

こうしておけば、万が一シールが傷んで水が浸み込んでも すぐには建物内部にまで浸透していくことは避けられます。

次に、新規と既存、新規と新規のパネルの突合せ部分に、 専用充填材を2度打ち(二重打ち)し、 専用充填材を2度打ち 硬化後、専用モルタルを塗っていきます。

これは、モルタルの密着度を高める下地処理をしているところです。 下地処理

専用充填材を打設した目地部には、ファイバーメッシュを 目地部にファイバーメッシュ

かぶせ、150㎜ピッチでタッカー留めしていきます。 コロニアル屋根の苔や藻

ファイバーメッシュを張り終えたらいよいよモルタルの塗り付けです。

専用モルタルにモルタル接着増強剤を配合して練りこみます。 モルタル接着増強剤を配合して練りこむ

練り上がったモルタルをいれたバケツは昇降機(ウィンチ)で上げます。 モルタルを昇降機で上げる

塗り込みはしっかり密着させるようにコテ圧をかけていきます。 塗り込み

先ずは粗付けが終りました。 粗付けが終ったところ

モルタルのしまりを見ながら、更に大判のファイバーメッシュを全域に伏せこんでいきます。 ファイバーメッシュを全域に伏せこむ

その後、モルタルの締まり具合を見ながらムラ直しをし、 最後に既存と新規の取り合い部を薄塗り調整用モルタルで馴染ませます。 調整用モルタルで馴染ませる

吹き付け塗装下地の左官が仕上がりました。 左官が仕上がったところ

乾燥の養生期間に1週間以上おき、十分乾燥させた所です。 乾燥させた所

乾いたら、既存と補修部分全てに 下地への浸透性に優れ、高いシール効果がある下塗材を塗付していきます。 下塗材を塗付

補修箇所の下塗が終ったところです。 下塗が終ったところ 下塗りの乾きを待って翌日パターン付けをします。

パターン付けの範囲が広い場合はコンプレッサーを使ってガン吹きします。 コンプレッサー

余計な所に飛び散らないように養生します。 養生

吹き付け作業中です。ガンから粒が飛び散っているのが見えますか? 吹き付け作業

吹き付けが終ったところです。 吹き付けが終ったところ

このあと、ヘッドカットローラーで吹き付けた粒を平らに均していきます。 吹き付けた粒を平らに均す

既存と補修部分の違いが目立たなくなりました。 補修部分 パネルの突き付け部分も分かりません。

この上に、塗料を中塗り、上塗りと塗り重ねていきます。

仕上がりました。 補修後

反対側からはこんな感じです。 補修後 パナホームの正規改修方法ではありませんが、

両面防水テープ補強+防水シート+防水モルタル下地パネル+専用防水シール重ね打ち+目地部ファイバーメッシュ+モルタル接着増強剤配合専用モルタル+全面ファイバーメッシュ伏せ込み+浸透性及びシール効果の高い下塗材+耐候形一種塗膜の重ね塗りで仕上げました。

この工法をお聞きいただくだけで、 防水シートも無く、パネルの板間のウレタンシールが切れただけで 雨水が内部に入り込んでしまう元の造りよりも丈夫であることは 一般の方でもお分かりいただけると思います。

4 パナホームのベランダ
あげ裏天井の改修

上の階のベランダの壁を見たところです。 ベランダの壁

こちらは同じ場所の下の階から見た上げ裏天井です。 裏天井

水切りのバーが下がっています。 下がった水切りのバー

外壁を剥がしてみると 外壁を剥がしたところ 鉄骨下の木下地は傷み、上げ裏天井を支える釘が効かない状況です。

木下地が腐っていないところまで解体し、 補強を入れて、造り替えます。

モルタル左官用の専用パネルを張り、 パネルの突き付け部分に専用充填材を充填したところです。

モルタル左官用の専用パネルを張る
専用充填材を充填

専用充填材が硬化したら、専用モルタルを塗っていきます。

養生をし 養生

壁のヒビ割れを防ぐのに、パネルの継ぎ目にファイバーメッシュを留めます。 ファイバーメッシュを留める

専用モルタルの粗付けが終ったところです。 モルタルの粗付け

モルタルが締まってきたら、モルタルを塗った全域に更にファイバーメッシュを伏せこんでいきます。

そして、既存との取り合い部を薄塗り調整用モルタルで馴染ませます。
これで、塗装下地の完了です。 塗装下地

モルタルの乾燥を十分待って、既存と新規部分共に下塗りします。 既存と新規部分共に下塗り

更に、新規と既存の壁の取り合い部の柄をぼかすのに、珪砂を混ぜて鎖骨ローラーで転がし、 鎖骨ローラーを使って作業

表面をヘッドカットローラーで均します。 ヘッドカットローラーで均す

すると、どうでしょうか?
既存と新規部分がぼかされました。 下塗り後 乾いたら塗装中塗り、上塗と進めていきます。

仕上がりをご覧下さい。 改修後

リフォーム前 リフォーム前
リフォーム後 リフォーム後

5 パナホームの剥がれた外壁塗膜の補修

塗膜が浮いている箇所を剥がして 塗膜が浮いている箇所

含浸性フィーラーを塗り重ねて下地処理します。 下地処理

硬化を十分待って、段差を補修します。 段差を補修

補修後

鎖骨ローラーでパターン付けし、 パターン付け

ヘッドカットローラーで既存の模様と同じようにパターンを潰して平らに均します。 平らに均す

下塗りが終ったところです。 下塗りが終ったところ

中塗り作業中です。 中塗り作業中

仕上がりました。 塗装後

6 パナホームの基礎鉄筋の
爆裂の補修

基礎内での鉄筋の配置が基礎表面に近いと 配筋が水分の影響を受けやすく、錆びて爆裂(錆びてコンクリートを押し上げる現象)が起きます。
表面の浮いたモルタルを撤去し、 爆裂現象

浸透性の高い酸化還元剤とエポキシ系の錆び止めの塗付後、 錆び止めの塗付

特殊繊維配合モルタルで補修します。 モルタルで補修

十分乾燥させてからカチオン樹脂系下塗り材で下塗り、 下塗り

パターンローラーでのパターン付け後、中塗り・上塗りと仕上げていきます。 中塗り

仕上がりました。

改修後
塗装後

7 パナホームの煙突飾り(通気口)の鋼板による補強改修

煙突にデザインされた通気口です。 通気口

鋼板を被せて補強し、上下の継ぎ目は煙突飾りで隠れる通気口上部にもってきます。 鋼板を被せて補強

留めビス、見えますか? 改修後 表面にビスが出ないように、隠れる仕上げになっています。

8 外壁のシーリング

外壁部です。シーリング作業は建物洗浄後に行います。
シールの傷みは壁の向きや隣接する建物、周辺の状況等によって変わってきます。 改修前 外壁パネルの突き付け部分にはシールがうたれていますが、 外観は目地形状ではなく平坦になっていて 表層には吹き付けがされています。

シールは時間が経つと可塑剤などの含有物が抜け始め、痩せていきます。
そのため、塗膜に亀裂が入ってきます。(パネルとシールとの間に破断がなければ漏水にはなりません。) 塗膜の亀裂 ご覧のように近くで見ると目地形状になっておらず、 吹き付けの玉に合わせて曲がって亀裂が入っている状況なので、 亀裂の周囲に幅広に擦り込んでぼかすようにしました。
破断している場合は打ち替えました。

これは、シールの密着度を高めるためシールを擦り込む部分にプライマーを塗り込んでいるところです。 プライマーを塗り込む

シール打ち直し
シール打設後

ルーバー窓の両脇にはヒビ割れがありましたが、

リフォーム前 リフォーム前
リフォーム後 リフォーム後

シールを擦り込んだので目立たなくなりました。

9 破風板(はふいた)回りのシール補修

2階大屋根の棟板金と破風の取り合いです。
破風板の突き付け部分のシールが切れています。 棟板金と破風の取り合い

棟板金とケラバ板金の取り合いのシールを撤去しているところです。 シールを撤去

破風板の継ぎ目も切れています。 破風板の継ぎ目 シールの破断箇所は打ち替えます。

カッターで古いシールを切除し、 カッターで古いシールを切除 新しいシールが適量に打てるようにバッカーを入れ込んでから

プライマーを目地幅より広めに塗ってから、シールを打ちヘラで均します。 シールを打ちヘラで均す

屋根、棟板金、ケラバ板金は黒、破風板は濃い青み掛かったグリーンで中塗りまで終わったところです。 中塗り後 棟の下の破風板の突き合わせ部分をご覧ください。
シールの跡がかすかにご確認いただけると思います。

10 塗装養生

各所のシールが終れば、塗装ですが、その前に養生です。

例えば、バルコニー バルコニーの養生

配線 配線の養生


窓回り
窓回りの養生
養生作業

養生は塗料で汚さないためと、塗装の塗り際を綺麗に見せるためのものでキッチリ作業します。

階段の養生です。踏面の突端には滑り止めテープが張られています。 階段の養生

11 外壁塗装工程

11-1 下塗り

養生後の壁の下塗りです。この下塗りには、下地・旧塗膜を強固に密着させ、 シール効果を高める役割があります。


細かなところを刷毛で塗りつぶしてから
刷毛で下塗り
下塗り

ローラー刷毛(ウールローラー)で吹き付けの凸凹の奥まで タップリと塗り込んでいきます。
ローラーで下塗り
ローラーで下塗り

大面はローラーバケで、 ローラーバケで下塗り

壁と天井の取り合いの細い隙間などは刷毛で丹念に塗り込みます。 刷毛で下塗り

サッシと壁の隙間はシール後、塗装します。 シール後塗装

下塗が終ったところです。シールの跡がぼんやり見えます。 下塗り後

11-2 中塗り

下塗りと中塗りでは塗材が違います。 中塗り

住まいるパートナーでは、中塗りと上塗り(仕上げ)は同じ塗料を重ね塗ります。
(※メーカー標準塗装仕様です。)
下は写真奥から手前に向かって塗り進んでいるところです。
下塗りと中塗りの色がほぼ同じなので、分かりづらいのですが、塗り重なっているのが分かりますか? 中塗り作業

11-3 上塗り

業者の中には、中塗りと上塗り(仕上げ塗り)を 違う色で塗るところもあるようですが、 同じ色をキッチリ2度塗ったほうが塗膜が厚く付き、 表層に傷がついたり、塗膜の劣化によるチョーキング(白亜化)が始まってきたとしても かすれにくいと思います。

下の写真は、職人の頭上の足場で手の届く所まで中塗りした後、 下から脚立に踏み板を掛けて、右から左に塗り進んでいるところです。 上塗り 同じ色の塗料でも、乾いているのと濡れているのでは色は違って見えます。

ですから、同じ塗材を塗り重ねても、 乾いている中塗り部分と塗り立ての上塗り部分の違いが分かる訳です。

各所の経過

12 厚い苔で覆われた平板スレート瓦(カラーベスト)の塗り替え

12-1 2階大屋根

2階の大屋根は一面苔で覆われています。 塗装前の大屋根

通常、塗装をする際は、高圧洗浄機を使って洗い流しますが、 このように苔や藻が厚く覆っている場合は、 事前にケレン(汚れなどを研磨すること)を行ってから高圧洗浄機で洗い流します。

高圧洗浄だけでは、落としきれない場合があるからです。
苔や藻が残っていると、剥がれの原因になります。
苔や藻の上は大変滑りやすいので、慣れている職人でも這いつくばるようにして作業します。 ケレン作業 右側の白くなった部分がケレンを終えたところです。

高圧洗浄後、十分乾燥させてから平板スレート瓦と板金鉄部の下塗りを終えたところです。
下塗には色が付いていませんので下地の状況がよくわかると思います。
平板スレート瓦の下塗りは吸い込み防止のため2度塗りしました。

高圧洗浄後 苔・藻は見えますか?

これは、平板スレート瓦の重なり部分を拡大したところです。
黒い部材が見えます。 コロニアル屋根の苔や藻 弊社では、上下に重なり合う平板スレート瓦の雨水排水用の隙間が 塗装後に塗膜で塞がれてしまわないように 『縁切り部材』を下塗り後に挿入しています。

縁切り部材
縁切り部材の挿入

『縁切り部材』を使うことで平板スレート瓦の裏面に回った雨水が適切に排水され 漏水や屋根下地の腐りを防ぎます。

『縁切り部材』を使わない場合は、 上塗り後、仕上った上から縁切り作業をしなければなりません。

普段は見えない屋根の上のこのような途中経過は、 遠景のビフォー・アフター写真を見ただけでは どの程度実施されているかは、分かりません。

塗装工事の品質を見極めるのが難しい所以です。

下は、中塗りまで終えたところです。 中塗り後

さらに、仕上げの上塗です。 上塗 中塗りと仕上げ塗りの色の深みをご確認下さい。

屋根が仕上がりました。
平板スレート瓦の『縁切り部材』を使用しているので、 仕上げ塗りの後に瓦の上にのらずにすみます。

大屋根は足場解体時にも周囲に足場ステップが回っているので 屋根の上には、ほとんどのらずにすみます

足跡や、カッター傷が見えますか。

塗装後 リフォーム後
塗装前 リフォーム前

晴れると輝きます。 リフォーム後

12-2 下屋

下屋の平板スレート瓦の状況です。やはり苔や藻で覆われています。 下屋の平板スレート瓦

苔が残っていると塗膜剥がれの原因になるので、しっかり洗い流します。 塗装前の洗浄

平板スレート瓦への下塗りと板金への錆び止め(白い部)を終えたところです。 板金への錆び止め 大屋根同様、平板スレート瓦には『縁切り部材』を挿入しました。

中塗りが入ったところです。 中塗り後

破風・板金部分も塗られて仕上がりました。

リフォーム後 リフォーム後
リフォーム前 リフォーム前

13 玄関庇

塗り替え前 玄関庇の塗装前

中塗り 中塗り後

仕上がり
塗装後 リフォーム後
塗装前 リフォーム前

庇内部の黒い部分は板金になっています。

14 ドーマ

窓上中央の縦目地シール(黄色い囲い込み部分)を補修してから塗装します。 縦目地シールを補修

屋根のケラバ板金と化粧額縁との取り合い(黄枠)と、 化粧額縁の突き付け部分(赤枠)の隙間もシールを塗り込みます。 シールを塗る

中塗りまで終ったところです。 中塗り後

化粧額縁の仕上げ塗りです。 仕上げ塗り

仕上りました。 塗装後

塗装後 リフォーム後
塗装前 リフォーム前

窓上の縦目地とケラバと額縁の隙間をご覧下さい。

15 2階南側 バルコニー

洗浄後、目地のシール処理まで終ったところです。 目地のシール処理

窓回りを養生します。 窓回りを養生

養生後は下塗りです。塗りづらいところから手をつけます。 下塗り 上げ裏と壁との取り合いの目透かし部分に、刷毛で丹念に下塗り材を入れ込んでいるところです。

下塗完了 下塗後

そして、中塗り完了 中塗り後

上塗りが完了し、雨戸も塗り替えられました。 上塗り後

16 2階壁北側

シール~仕上がりまでの経過をご覧下さい。

目地へのシール処理 目地へのシール処理

養生作業 養生作業

下塗完了 下塗後

中塗り作業中。 中塗り後

上塗完了。タップリ凸凹に塗料が入ってます。中塗りと比較してください。 上塗後

仕上りです。 塗装後

17 階段回り

玄関への鉄骨階段です。 鉄骨階段

塗装作業に入る前に洗浄します。 鉄骨階段の洗浄

踏み板の裏側の錆びた鉄板をケレンします。
浮いた塗膜をしっかり剥がします。 ケレン作業

段板の突端の黒い部分は滑り止めテープです。 滑り止めテープ

段板裏側にグレーの錆び止めが塗られました。 錆び止めを塗る

手すりを仕上げて、 手すりの塗装

階段踏み板裏側を黒で仕上げているところです。 板裏側の塗装

養生を剥がせば完成です。

リフォーム後 リフォーム後
リフォーム前 リフォーム前

こちらは、階段側面の塗装前の壁です。 塗装前の壁

シーリング・下塗りまで終って中塗り途中です。 中塗り

仕上がりです。

塗装後 リフォーム後
塗装前 リフォーム前

この壁にはパネルに元々段差があります。

18 鼻隠し・軒樋

角樋になっている軒樋は軒先の鼻隠し板にピッタリ付けられています。 軒樋

なので、塗るのが一苦労です。 軒樋塗装 平らな細い刷毛を使って塗り込んでいきます。

今回、軒樋は3度塗りで仕上げます。 軒樋塗装作業

仕上がりました。 塗装後

19 雨戸

雨戸は大小合わせて全部で18枚塗ります。
色は外壁色と同色の白。 雨戸の塗装 下塗り・中塗り・上塗りと3度塗りで仕上げます。

20 ベランダデッキ材の張り替え

変色したデッキ材の張り替えは奥様のたってのご希望です。 デッキ材の張り替え

先ずは、古いデッキを解体し、 デッキを解体

巾に合わせて切断し、目地を合わせて留めていきます。 デッキ材を張る

完成しました。

リフォーム後のベランダ リフォーム後
リフォーム前のベランダ リフォーム前

21 玄関網戸の取り付け

『玄関ドアを開けておければ、風が通って気持ち良いんです。』
『でも、虫が入ってくるので何とかならないでしょうか?』
奥様のたってのご要望、玄関網戸の取り付けです。

先ず取り付け部の床を掃除します。 床を掃除

縦枠を左右固定し、
縦枠を左右固定
縦枠を左右固定

次に上枠を取り付け 上枠を取り付け

最後に下レールを取り付けます。 下レールを取り付け

枠回りの取り付けが終れば、本体を組み込んでいきます。 本体を組み込む

最後に収納式網戸の動きと建て付けを調整して
建て付けを調整
コロニアル屋根の苔や藻

出来上がりです。

網戸取り付け後 リフォーム後
網戸取り付け前 リフォーム前

これで爽やかな風が通ります。

22 外観リフォーム前後

外壁塗装前 リフォーム前
外壁塗装後 リフォーム後
外壁塗装前 リフォーム前
外壁塗装後 リフォーム後
外壁塗装前 リフォーム前
外壁塗装後 リフォーム後

この東側の壁の雨漏りを改修したのですが、 どこを改修したかわかりますか?2階窓右側のパネルの突き合わせ部分が目立たなくなっている部分です。

23 わたしの願いもかなえてくれたよ

『私のお願いもかなえてくれてありがと♪』

『ほら。』

塗装前
塗装後

ほらほら、

ポスト塗装前
ポスト塗装後

弊社がピンクに塗ったポストをご覧下さい。
『 SMILE – HOME 』 のロゴが見えますか?

実は奥様から聞かされたのですが・・・

リフォーム工事が終る頃
『うちは、パナホームじゃなくて住まいるホームだね。』と話していたご主人が 『名入れ』してくれたそうです。

お気持ちがこもったモニュメントとして、 弊社の励みにしていきたいと思います。ありがとうございました。


最後まで、ご覧いただきまして、ありがとうございました。

弊社のリフォームは、建築士があなたと同じ目線に立って、 お困りごとやご要望の解決方法を考え、我が家同然の思いで仕上げていきます。

正規施工と同等、時にはそれ以上の仕様でも施工します。
工事料金は塗材や施工方法によって異なりますが、 メーカー施工以外で安心できる工事をご希望でしたら、 ご相談いただければと思います。

住まいるパートナーでは、打ち合わせや工事のご予約が常時入っています。
実際の工事のお引き受けは、ご相談から数ヶ月先となることもあります。
ご相談・工事のご予定には余裕をお持ちいただければと思います。

他社で嫌がられた工事、難しいと言われたリフォーム工事などもお声掛け下さい。歓迎します。
『我が家の掛かり付けの建築業者として、いろいろ面倒を見てもらいたい。』
とのご要望にもお応えしています。

(※誠意なきご相談や、たんなる価格確認の見積には、対応しかねる場合がございます。)



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外壁塗装リフォーム承り地域

埼玉県 朝霞市 和光市 新座市 志木市
 東京都 練馬区 板橋区 西東京市 周辺 



 以下では弊社の施工事例で作業の様子、施工のポイント、仕上がり具合などを詳しくご紹介しています。

外壁塗装リフォーム事例ご紹介

ヘーベルハウス フレックスⅢ 外装リフレッシュ工事

ヘーベルハウス外壁塗装前

リフォーム前

ヘーベルハウス外壁塗装後

リフォーム後

既存建物仕様

  • 1995年築の旭化成ヘーベルハウス
  • 外壁:ヘーベル板吹付タイル仕様
  • 屋上床:シート防水
  • 屋上水栓:露出配管
  • 北側屋根:アスファルトシングル葺き
  • 窓回り:化粧額縁仕様
  • 鉄骨螺旋階段
  • 出窓庇・シャッターボックス:塩ビ鋼板製
  • エアコン配管:配管カバー(一部テープ巻き)
  • 玄関ドア:鋼板製
  • 軒天井:吹付タイル仕様 基礎:モルタル左官仕上げ

リフォーム概要

  • 外装リフレッシュ工事。
  • 足場架設
  • 窓周り部材(化粧額縁,シャッターレール,面格子等)脱着
  • 建物全域:高圧水洗浄
  • ヘーベル板間・サッシとの取り合い:マスキング養生+シールプライマー塗布+コーキング増し打ち
  • 各所:塗装養生
  • 各所:ケレン清掃
  • 剥げた塩ビ鋼板製庇・シャッターボックス:下塗り+仕上げ塗材2度塗り
  • 鉄骨螺旋階段:錆止め+仕上げ塗材2度塗り
  • アスファルトシングル屋根:防藻・防苔処理+下塗+防藻・防苔剤配合塗材2度塗り
  • 外壁:サフェーサー下塗り+仕上げ塗材2度塗り(薄付けローラー刷毛塗装)
  • 玄関・勝手口扉:錆止め+仕上げ塗材2度塗り
  • 付帯物:雨樋・換気扇フード・電気メーターボックス・防水コンセント・エアコンダクトカバー:仕上げ塗材2度塗り,通気口・ガス配管:錆止め+仕上げ塗材2度塗り
  • エアコンと給水管の保温材巻き直し
  • 基礎:浸透性シーラー+仕上げ塗材2度塗り等を実施。
 ※358枚の写真や画像を用いてご紹介。

板橋区 ヘーベルハウス フレックスⅢ 外壁塗装工事】
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公開!ここまでやりますヘーベルハウス外壁塗装 Webリフォーム見学会

ヘーベルハウス外壁塗装前

リフォーム前

ヘーベルハウス外壁塗装後

リフォーム後

お客様のご要望

  • 旭化成リフォームが勧めるロングライフ塗材ではなく,リーズナブルな塗材による改修と雨漏り修理をご希望。

既存建物仕様

  • 1992年築の旭化成ヘーベルハウス
  • 外壁:ヘーベル板吹付タイル仕様
  • 屋上床:シート防水
  • 塔屋:アスファルトシングル葺き
  • 窓回り:化粧額縁仕様
  • 出窓庇・シャッターボックス:塩ビ鋼板製
  • エアコン配管:配管カバー(一部テープ巻き)
  • 玄関ドア:鋼板製
  • 軒天井:吹付タイル仕様 基礎:モルタル左官仕上げ

リフォーム概要

  • 外装リフレッシュ工事。
  • 足場架設
  • 窓周り部材(化粧額縁,シャッターレール,面格子等)脱着
  • 建物全域:高圧水洗浄
  • ヘーベル板間・サッシとの取り合い:マスキング養生+シールプライマー塗布+コーキング増し打ち
  • 各所:塗装養生
  • 剥げた塩ビ鋼板製庇・シャッターボックス:下塗り+仕上げ塗材2度塗り
  • アスファルトシングル屋根:防藻・防苔処理+下塗+防藻・防苔剤配合塗材2度塗り
  • 外壁:サフェーサー下塗り+仕上げ塗材2度塗り(薄付けローラー刷毛塗装)
  • 玄関ドア枠:錆止め+仕上げ塗材2度塗り
  • 付帯物:雨樋・換気扇フード・電気メーターボックス・防水コンセント・エアコンダクトカバー:仕上げ塗材2度塗り,通気口:錆止め+仕上げ塗材2度塗り
  • CATV保安器取り付け盤:交換
  • 物置:錆止め下塗り+仕上げ塗材2度塗り等を実施。
 ※190枚の写真や画像を用いてご紹介。

朝霞市 ヘーベルハウス フレックスⅢ 外壁塗装工事】
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木造一戸建住宅 外壁塗装リフォーム見学会

木造住宅の外壁塗装前

リフォーム前

木造住宅の外壁塗装後

リフォーム後

お客様のご要望

  • 建物外部の塗装以外にも電気メーター板のメーターボックスへの交換や外構化粧ブロックの塗装もやりたい。

既存建物仕様

  • 在来木造2階建て住宅
  • 外壁:吹付タイル仕上げ
  • 2階屋根:平板スレート瓦葺き
  • 1階屋根:平板スレート瓦+瓦棒葺き鋼板葺き
  • 軒天井:ケイ酸カルシウム板
  • 軒樋:塩ビ製半月,縦樋:塩ビ製丸樋
  • 窓:半外アルミサッシ鏡板付き戸袋用一筋枠
  • 雨戸・戸袋:端部:アルミ形材,面材部:エンボス鋼板
  • 破風・鼻隠し・ヤギリ(換気口):木製
  • 庇:鋼板製
  • 勝手口ドア:端部:アルミ形材,面材部:エンボス鋼板製
  • 電気メーター盤:木製

リフォーム概要

  • 足場架設
  • 各所:ケレン清掃
  • 建物全体:高圧水洗浄
  • 外壁(吹付タイル仕上げ)ヒビ部分・破風等の隙間部分:シール処理
  • 木部:下塗り+仕上げ塗材2度塗り
  • 鉄部:錆止め+仕上げ塗材2度塗り
  • 各所:養生
  • 外壁(吹付タイル仕上げ):サフェーサー下塗り+仕上げ塗材2度塗り(薄付けローラー刷毛塗装)
  • 平板スレート瓦葺き(屋根):縁切り材挿入+浸透性シーラー下塗り+仕上げ塗材2度塗り
  • 棟板金(屋根):釘締め+釘頭シール処理+錆止め+仕上げ塗材2度塗り
  • 塩ビ製雨樋:仕上げ塗材2度塗り
  • 鋼板製雨戸:吹付塗装2度塗り
  • 外構部化粧ブロック:下塗り+仕上げ塗材2度塗り
  • 電気メーター板:樹脂製メーターボックスへ交換等を実施。
 ※152枚の写真や画像を用いてご紹介。

和光市在来木造住宅の外壁塗装工事】

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築37年 外壁モルタルが崩落した木造一戸建住宅の外壁塗装リフォーム

木造住宅の外壁塗装前

リフォーム前

木造住宅の外壁塗装後

リフォーム後

お客様のご要望

  • 2階軒先の崩落した外壁と周囲の危険な状況を修理し,建物全体をリーズナブルに改修して欲しい。
  • わたしたち夫婦は高齢でもあるので,この先10年位安心して暮らせるようにしてもらいたい。

既存建物仕様

  • 築37年在来木造2階建て住宅
  • 外壁:吹付タイルヘッド押さえ仕様
  • 2階屋根:瓦棒葺き鋼板屋根
  • 1階屋根:瓦棒葺き鋼板屋根+平葺き鋼板屋根
  • 軒天井:吹付タイルヘッド押さえ仕様
  • 横樋:箱樋(内樋・隠し樋),縦樋:塩ビ丸樋
  • 窓:内付アルミサッシ,戸袋:鏡板・妻板:木製,雨戸一筋:木製
  • 雨戸:2階:鋼板製,1階:木製ルーバー
  • 破風・鼻隠し:吹付タイルヘッド押さえ仕様
  • 庇:鋼板製
  • バルコニー:鉄格子製

リフォーム概要

  • 外壁部は前回の塗装から20年以上経過。木部・鉄部の傷みはかなり進行。
  • 足場架設
  • 2階屋根の軒先:モルタルと箱樋撤去後,鼻隠し板をガルバリウム鋼板巻き,軒樋は亜鉛処理シチール芯内蔵の高耐候軒樋を取付
  • 2階屋根の軒天井:モルタル撤去後,ケイ酸カルシウム板で上げ裏を造作し換気口新設後塗装仕上げ
  • 2階大屋根:既存瓦棒葺き鋼板屋根撤去,ルーフィング・芯木やり替え・断熱パネル敷設後,ガリバリウム鋼板にて瓦棒葺き,棟換気新設。
  • 縦樋:塩ビ製丸樋に交換
  • 各所:ケレン清掃
  • 建物全体:高圧水洗浄
  • 2階窓の傷んだ雨戸一筋交換・戸当たり補修
  • 木部(窓枠・戸袋鏡板・妻板・ルーバー雨戸等):木部用下塗り塗材+仕上げ塗材2度塗り
  • バルコニー鉄格子:機械ケレン+錆止め+仕上げ塗材2度塗り
  • 鉄骨バルコニー床:根太補修+塩ビデッキ交換
  • 鉄骨バルコニー以外の鉄部(鋼板製雨戸・庇・霧除け等):錆止め+仕上げ塗材2度塗り
  • 外壁:クラックのシール処理+サフェーサー下塗り+仕上げ塗材2度塗り(薄付けローラー刷毛塗装)
  • 1階屋根軒先:木下地部分補修+金属製サイディングによる軒先モルタル落下防止措置
  • ブロック塀:サフェーサー下塗り+仕上げ塗材2度塗り等を実施。
 ※200枚の写真や画像を用いてご紹介。

西東京市 在来木造住宅の外壁塗装工事】
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公開!ここまでやりますパナホーム
外壁塗装!!ただ今、現場進行中

パナホーム外壁塗装前

リフォーム前

パナホーム外壁塗装後

リフォーム後

お客様のご要望

  • 塗装以外にも不具合な箇所があるのでまとめて修理したい。

既存建物仕様

  • 1986年築 旧ナショナル住宅産業(株) (現パナホーム(株)) 軽量鉄骨造プレハブ住宅
  • 外壁:吹付タイルヘッド押さえ仕様
  • 1,2階屋根:平板スレート瓦葺き屋根
  • 軒天井:吹付タイルヘッド押さえ仕様
  • 横樋:塩ビ角樋,縦樋:塩ビ角樋
  • 窓:半外付アルミサッシ,戸袋:無し
  • 雨戸:鋼板製
  • 破風・鼻隠し:窯業系不燃材
  • 玄関庇:鋼板製
  • バルコニー:アルミ格子+床樹脂製デッキ材
  • ボーダー飾り:窯業系不燃材
  • 換気:樹脂製

リフォーム概要

  • パナホームの外壁雨漏りの改修と外壁塗装リフォーム工事。
  • 足場架設
  • 各所:ケレン清掃
  • 建物全体:高圧水洗浄
  • 塗装養生
  • 屋根:ケレン清掃+高圧水洗浄+浸透性シーラー下塗り+平板スレート瓦の縁切り処理+仕上げ塗材2度塗り 破風・ボーダー飾り:既存シール撤去+プライマー塗布+シール打設+浸透性シーラー2度塗り+仕上げ塗材2度塗り
  • ドーマ:下塗り+仕上げ塗材2度塗り
  • 外壁:サフェーサー下塗り+仕上げ塗材2度塗り
  • 外壁塗膜剥離部分:パターンローラーによるパターン付け+サフェーサー下塗り+仕上げ塗材2度塗り
  • 雨樋:仕上げ塗材2度塗り
  • 雨戸・玄関庇:錆止め+仕上げ塗材2度塗り
  • 雨漏りする外壁部:既存外壁解体・撤去+木下地改修+断熱材敷設+防水テープ・防水紙敷き込み+防水モルタル下地パネル取付+専用防水コーキング処理+シーラー処理+ファイバーメッシュ敷設+モルタル接着増強剤配合専用モルタルによる左官補修+浸透性シーラー下塗り+ガン吹きによるパターン付け+ヘッドカット処理+仕上げ塗材2度塗り
  • ベランダ外壁部の改修:解体+木下地改修+防水テープ+防水紙敷き込み+防水モルタル下地パネル取付+専用防水コーキング処理+シーラー処理+ファイバーメッシュ敷設+モルタル接着増強剤配合専用モルタルによる左官補修+浸透性シーラー下塗り+ガン吹きによるパターン付け+ヘッドカット処理+仕上げ塗材2度塗り
  • 通常の外壁部:パネル板間の亀裂部分へのシーリング+サフェーサー下塗り+仕上げ塗材2度塗り
  • 煙突飾り(通気口):板金補強
  • 内部鉄筋が爆裂した基礎の補修:錆還元処理+錆止め+特殊繊維配合モルタル補修+パターン付け+サフェーサー下塗り+仕上げ塗材2度塗り
  • ベランダ:デッキ材交換
  • 玄関:収納式網戸の設置
 ※244枚の写真や画像を用いてご紹介。
 ※パナホーム以外のオーナー様も参考にできる内容です。

新座市パナホーム外壁塗装工事】
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