回り階段に後から手すりをつけるリフォーム／リフォームで笑顔！(株)住まいるパートナー（朝霞市和光市新座市志木市練馬区板橋区西東京市）

『うちの階段って、手すりがつけられるの！？』

さわれば壁はパラパラ落ちるし、
“今さら、どこにどうやってつけたらいいんだろう？”とお感じでは？

今回ご紹介するＮ様も、そんなお一人。

階段の手すり棒は、普段の上り下りの補助以外に、とっさにバランスを崩した時には、全体重を預けるので、体の重みを支えられることが肝心ですよね。

壁に手すりを取り付けるには、ブラケットによる固定が一般的です。

ブラケットで固定した手摺

まわり階段に手摺をつけたい

施工前 手すりをつける前の階段

このような左官で仕上げられた繊維壁やじゅらく壁の場合、壁の中にブラケットを固定できるしっかりとした下地がちょうど良い位置にあるとは限りません。
（階段の一番下に踏み台が置かれているのは、土間で利用するために１階の床を取り去ったからです。）

ブラケットの固定に使う部材

そこで、写真のように断面寸法高さ７５ミリ×厚さ２４ミリほどの『ブラケットベース』を取り付けた上で、手摺をブラケットで固定しますちょうど良い位置にブラケットをしっかり固定します。

入口付近から５段目～８段目を見た所です。下地がありませんでした

ブラケットベースを取り付けてから手すりをつけます

チョッと一休み

今回採用の商品は、

手すりの使いやすさは、太さは『感性評価』で、ブラケットの受け座は『人間工学』の視点に基づいて追求されています。
手すりの表面は無機系（銀系）抗菌塗装が施され、低ＶＯＣ対策品にもなっています。

とカタログには書かれています。

他社のものと比べると、触れた感じがほんとに滑らかでシットリとなじんで、掴みやすい。
筆者の家でも使っていますが、いつも変わらない握り心地が気に入っています。

さて、２階から見下ろすと、梁と壁には段差があります。

回り階段を上から見た写真

手すりをまっすぐ取付けるには、ブラケットの取り付け位置は一線上にきちんと揃っていなければなりません。

そこで、レベルを整えるのに、梁とブラケットベースにも加工を施しました。

まわり階段に手すりが付きました

回り階段は、場所によって勾配が変わるので、手すりの角度も使いやすいように調整します。

２階の廊下には、新築時の大工さんが造ったオープン手すりが付いています。↓

オープン手摺

人の手で造られたものってどこか温か味があります。

手すりをつける前

この雰囲気を壊さないように階段手摺を取り付けたいですね。

手すりがつきました既存とのバランスはいかがでしょうか？上手く溶け込んでいますでしょうか？
時間の経過とともに濃くなっていく木の色に合わせて
手すりも近い色を選びました。

手摺は色を選べます

別の角度からはこんな感じです。回り階段を上ったところから見た手すり

２階の廊下から１階を見ると・・・。

施工前 手摺がつく前のまわり階段

施工後 手すりがついた回り階段

連続手すりとして、切れ目なく美しく仕上げました。
途中で途切れないので手が離れずに、伝わりながら上り下りできます。

『Ｎさん、使い心地はどうですか？』連続手摺『高さもちょうどいい感じだよ！』

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