以前、他社で内窓をつけましたが結露が止まらず、ものすごいカビに困り果てて弊社にご相談下さいました。

カビの相談

ご覧の通り、壁一面カビに覆われていて、窓下の壁紙は剥がれ落ちるまでになっています。 リフォーム前の内窓 今回リフォームするお住まいはマンションです。
建物は、北側に地上3階ほどの切土の崖を背負っており、冬場、窓の外は北風の吹き溜まりとなります。

1階北側のこのお部屋は親子3人の寝室として利用しているそうです。

睡眠中、人の体や呼気からは水蒸気が発散されますが、 冷えたところに触れると結露となります。

この部屋では窓以外に壁にも大量に結露が出ている状況です。

結露の悩み

以前取り付けてもらったのは、一般単板ガラスの内窓でしたが、 結露の流れ落ち方には変わりはなく、効果は全く感じられなかったそうです。
もちろん、壁への効果も同様です。

住まいるパートナー
このように、状況によっては、単板ガラスの内窓だけでは 部屋全体の結露を抑止するだけの十分な効果を発揮できません。

結露が窓だけでさほど症状が重くない場合は、内窓の設置だけで解決できます。

ところが、壁にも大量に結露が出ている状況では、 高断熱ガラスを使った内窓を入れて、窓の結露を抑えたとしても、 壁に出る結露の量が増えるおそれがあり解決にはなりません。

そこで、 窓の結露を抑えながら、同時に壁の結露も抑える手立てを検討していきます。

開口部は症状に合わせて、より断熱性の高いガラスに交換する必要があります。
内窓のサッシは活かし、単板ガラスから断熱性能の高いアルゴンガスが封入されたアタッチメント付き複層ガラスに入れ替えます。

また壁には、結露低減の手立てを講じたうえで、防カビ処理をします。
(↓以下のリンクからご覧いただけます。)

防カビリフォームトップページ

以下は工事後の様子です。

下の写真の内窓ガラスの端部をよく見ると 濃い茶色の枠が見えると思います。これがアタッチメントです。
既存のサッシに後から複層ガラス入れる場合はこのアタッチメントが付きます。 リフォーム後の内窓 上の写真は、リフォームして2シーズン越冬後のものです。

アルゴンガスが封入された複層ガラスは、単板ガラスに比べ44%も熱還流率が改善され、 普通ガラスの複層ガラスに比べても20~30%程断熱性が上がります。

下の写真は、3シーズン越冬後の状況で、 防カビリフォーム3シーズン越冬後

下は5シーズン越冬した後の写真です。 防カビリフォーム5シーズン越冬後

窓の結露は完全に止まり、カビは全く生えていません。
室内はいつでも爽やかです。

複層ガラスには、 一般ガラスの複層ガラス遮熱高断熱複層ガラス(Low-E)、空気層が2層あるトリプルガラス、 ガラスとガラスの合間も、一般空気層アルゴンガス真空層など、 種類は色々あり、断熱性能も異なります

繰り返しになりますが、 窓以外、壁も結露しカビが生えている状況でしたら、 窓の断熱だけでは解決にならない場合が多いので 住まいるパートナーでは壁の防湿・断熱化と開口部の断熱化は同時施工をお奨めいたします。

住まいるパートナー
 最後まで、ご覧いただきまして、ありがとうございました。
『結露の止まらない内窓を高断熱複層ガラスに入れ替え解決』 はいかがでしたでしょうか?

今回ご紹介した事例は、カビに悩まれるN様の 『防カビ工事』 の一環として行った工事です。
壁のカビを防ぐには、結露が流れ出すほどの壁に防カビ処理を施しても 拭いているうちに効果はすぐ薄れてしまいます。

そういうケースは、 内窓高断熱硝子防湿壁断熱防カビ処理を併用すると効果があります。

防露・防湿・断熱・防カビ工事は、同時にご提案できる住まいるパートナーにお任せ下さい。

弊社のリフォームは、建築士があなたと同じ目線に立って、 お困りごとやご要望の解決方法を考えながら、 我が家同然の思いで丹精込めて仕上げていきます。

また、弊社は『住まい全般のリフォーム専門業者』ですので、 内窓以外のこともまとめてご相談できます。

リフォーム業者をお探しで 『仕事振り』 も大切だとお考えでしたら、 是非ご相談下さい。

他社で難しいと言われたリフォーム工事なども是非お声掛け下さい。歓迎です。



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