和室押入れ内部を
クローゼット風に改修したい

 和室によくある1間の押入。 リフォーム前の押入  この度、他の家族との入れ替えで奥様のお部屋になるのに伴って、押入れをクローゼット風に利用できるようにしました。

 押入れの奥行き790㎜の奥側には出が280㎜の可動棚を2列造作し、手前はキャスター付きハンガーラック置場にしました。

リフォーム前の押入 リフォーム前
リフォーム後の押入 リフォーム後

 以下で作業はご覧いただけます。

既存押入れ内部の解体

 先ずは、押入れ内部の解体です。ハンガーパイプ、 押入に収納棚を作る

中段、 押入れ内部の中段を解体する

間仕切り壁を撤去します。

押入の収納を造作
押入に棚を造作

可動棚を設置する壁の造作

 次に可動棚の棚柱を固定する壁を造作していきます。 押入に収納棚をつくる  材木で壁の骨組みとなる木下地を造っていきます。

押入をリフォーム

 壁の出の寸法に合わせてラワン合板を切って、 押入に棚をつくる

木下地に張っていきます。 押入に木下地を張る

 壁の端部には無垢のラワン材をぶつけて留め、 押入に稼動棚柱を付ける レーザー水準器で高さを合わせながらステンレスの棚柱を取り付けていきます。

 棚板にはラワンのランバーコア合板を使います。
 人の目に触れないため、コスト重視の仕上げを希望されたので、棚板カット後は切り口にペーパーやすりを当て軽く面を取る程度としました。 押入の棚板

 最後の一枚を載せれば完成です。

押入内部に棚を造作
押入に棚を造作後

 棚板は、全部で10枚製作しましたが、好きに利用できます。

 棚板の高さは、棚受け金具を15㎜ピッチにずらして調整できます。

 引き違いの押入れ襖をそのまま使う場合、中に入れるキャスター付きハンガーラックの幅は襖の幅以下の寸法で出し入れしやすいものをお奨めします。



 以下では具体的にどのような収納のリフォームがあるのか?住まいの中の場所別、種類別にご案内します。

お取り扱いの収納・棚リフォーム目次

 ご紹介の収納・棚リフォームはほんの一例ですが、他にご要望があれば何でもお声掛け下さい。

押入れのクローゼット化

押入をクローゼットに
  • 開口寸法拡張
  • ハンガーパイプ取付
  • 中段・枕棚の設置

埋め込み収納

収納でスッキリと
  • 壁厚利用

床下収納庫

収納でスッキリと

玄関収納・下足箱収納

収納でスッキリと
  • セパレートタイプをトールタイプに
  • 大きさ変えずに収容数2倍

小屋裏収納・天井裏収納・ロフト

屋根裏の収納
  • 天井裏や吹き抜け,斜め天井を収納スペースに活用

室内物干し

室内物干し設置
  • 普段は格納、使用時に取り出し

玄関横ウォークインクローゼット

玄関ウォークインクローゼット
  • 靴ほか屋外用品をまとめて収納

飾り棚収納

飾り棚の造作

階段下収納

階段を利用して収納をつくる
  • 階段下デッドスペースの活用

畳下収納

畳収納
  • くつろぎ空間に収納スペース創出

階段上収納

階段上収納

クローゼットの増設

クローゼットの増設
  • タンス撤去⇒クローゼット増設

トイレ収納

トイレ収納

可動棚

可動棚
  • 収容物の高さに応じて棚移動可

収納
 人それぞれ収納の仕方は異なりますが、限られたスペースを無駄なく使い、上手に収納したいのは共通の想いです。

 一旦タンスにしまわれ、長い間取り出されないものを『タンスの肥やし』などと言います。

『収納・棚』は、一旦リフォームすると長くお使いいただくものです。使い辛いがために、『収納の肥やし』などとならないように、出し入れしやすく、使いやすいものへとリフォームしたいですね。

 住まいるパートナーでは皆様のご要望にお応えできるよう、メーカー各社の収納・棚製品を『比較検討』し、各社製品の特長をお伝えするように心掛けています。

 また、収納・棚についてのこだわりのご相談は建築士アドバイザーが承ります。

収納・棚リフォームのご相談は以下からどうぞ。

お問い合わせ先

収納・棚リフォーム工事承り地域

朝霞市 和光市 新座市 志木市 
練馬区 板橋区 西東京市 周辺