お風呂の窓の寒さを
浴室専用内窓で低減

木枯らし吹きすさぶの夜。 寒い浴室 『早く湯船につかって温まりたい。』

でも、裸になるのもおっくう。

窓の建て付けが悪いのかなぁ? 寒い浴室 窓は閉っているのに、なぜか冷たい風スースーくる。

せっかく湯船で温まったのもつかの間、洗い始めればドンドン冷やされていきます。

『こころとからだの疲れを洗い流してのんびりくつろぎたいのに、』・・・

そういうお宅にお奨めしたいのが浴室専用内窓です。

「リフォームしたい。でも、広告だけでは 『仕事振り』 までわからない。」

そんな、あなたにどんな工事をやってもらえるのかをご紹介したいと思います。どうぞ、お読み下さい。

 目次

  1. 窓のある浴室が特に寒い理由
  2. 寒い冬の浴室は危険と隣り合わせ
  3. 隙間風とダウンドラフト低減
  4. リフォーム前の状況
  5. 浴室専用内窓設置作業
  6. 浴室専用内窓リフォーム前後
  7. リフォーム後のご感想

1.窓のある浴室が特に寒い理由

冬、気密性の低い窓からは隙間風が入り込みます。
また、湯舟から立ち上った湯気が窓ガラスに触れ、冷気となって下に降り注ぐ現象をダウンドラフト現象などといいます。
窓は閉まっているのに、まるで隙間風が吹くように下降気流が体を冷やします。 寒さの理由

2.寒い冬の浴室は危険と隣り合わせ

脱衣所と浴室の温度差や浴室の部屋の温度と浴槽のお湯の温度差は、急激な血圧変化をもたらし、血管や心臓への大きな負担となります。

特に寒い時期、65歳以上の高齢者の入浴時の死亡事故が増えてきます。

3.隙間風とダウンドラフト低減

浴室専用内窓は外気に直接触れて冷やされる既設窓の中側に設置します。

内窓設置前 リフォーム前
内窓設置後 リフォーム後

2つの窓の間に空気層を設け、冷たい外気の直接の吹き付けや流入を抑えることで、内窓は冷やされにくくなり、ダウンドラフトも低減します。

浴室専用内窓隙間風ダウンドラフト低減により寒さを和らげるアイテムです。

タイル壁の在来浴室、ユニットバス、どちらの浴室にも対応できます

血圧疾患があるご家族のいるご家庭や、冬、凍えるような浴室にこそ、浴室専用内窓で断熱効果を高め、浴室での事故を未然に防ぎたいものです。

4.リフォーム前の状況

既存の浴室窓は両脇がルーバー窓で真ん中がFIX窓です。 内窓設置前 FIX窓のダウンドラフトとルーバー窓からの隙間風で凍り付くような寒さとのことです。

設置の様子をご覧下さい。

5.浴室専用内窓設置作業

5-1.養生

作業前に浴槽の上には合板をのせ、周囲はビニール養生します。 養生

5-2.新規内窓設置位置割り出し

先ずは、新規内窓が既設ルーバー窓のレバーと緩衝しない位置を割り出します。

続いて、縦枠・下レール・上レールをタイルにあてがってみます。

内窓工事前
リフォーム前

縦横寸法は良さそうです。 縦横寸法を確認

それから、ガラス障子も建て込んでみます。 ガラス障子も建て込み

既設ルーバー窓のレバーハンドルを操作してみて、緩衝しないことを確認します。 ハンドルを操作をして確認

室内空間を圧迫しないように、できるだけ外側に設置します。 なるべく外側に設置

5-3.墨付け

取り付け位置が決まったら、縦枠と留めビスの位置に印をつけます。 ビスの位置にも印

5-4.縦枠・下レール・上レール固定

ビスはタイル壁にアンカープラグを打ち込んで留めるため、プラグ用の下穴を開けます。 プラグ用の穴あけ

穴を開けては、掃除機で埃を吸い取りながらの作業となります。 埃を掃除機で吸い取りながらの作業

枠をビスで留める前に防水のためにビス穴に防カビシールを打ちます。 ビス穴に防カビシール

それから、ビスで固定していきます。 ビスで固定

下穴を開け、 敷居・鴨居・縦枠も固定

アンカープラグを打ち込みます。 アンカープラグを打ち込む

ビス穴にシールを打ち込んでから固定します。 ビスの穴にシールを打ち込む

同じ要領で上・下レールも固定していきます。

内窓設置工事中
内窓設置工事中

下レール取り付け用の穴開けです。 穴開け

縦枠と下レールとの取り合いにもシールを打ち、 取り合いにもシール

同様にして下レールも留めていきます。 敷居も留める

5-5.水たまり防止部材設置

浴室専用内窓には、一般居室用と違う点があります。
内窓と外窓との間に、落ちた雫が溜まらないように水たまり防止部材を取り付けます。

水たまり防止部材を取り付け

水たまり防止部材は約20㎜の幅です。
青い表面保護テープが貼られた水たまり防止部材を外窓寄りに置いてみました。 水たまり防止部材をつける 手前の白い台形のピースは幅を当て込むために置いた端材です。

長さに切断し 切断

切断した水たまり防止部材はシールで固定します。 部材を固定

5-6.シール打設

シールがはみ出さないようにマスキングテープで養生します。 養生テープを貼る 内窓の枠とタイルとの取り合いにもシールを打ちます。

マスキングテープで養生が出来たらシールを打設します。 シールを打つ

浴室には、防カビシールを使います。

内窓設置工事中
シールを打つ

打設部全体にシールを充填していきます。

防カビシールをうつ
内窓設置工事中

それから、ヘラで滑らかに均(なら)していきます。

ヘラで均す
内窓設置工事中
ヘラで均し終え、マスキングテープを剥がせばシール打設は終了です。

上下レールと枠は白なのでタイルと見分け辛い方は拡大してご覧になってみて下さい。

枠が取り付いたところ 枠設置終了
リフォーム前 リフォーム前

リフォーム後 左枠

リフォーム前 リフォーム前

リフォーム後 右枠

リフォーム前 リフォーム前

外窓と内窓の間に水たまり防止部材もピッタリ付きました。

内窓設置工事中 水たまり防止部材
内窓設置工事中 上レール

5-7.障子建て込み・調整・仕上げ

障子を建て込んで調整します。 調整

最後に障子外れ止め(ストッパー)を取り付ければ、 外れ止めを取り付け

浴室専用内窓取り付け完成です。 内窓設置工事後

6. 浴室専用内窓リフォーム前後

内窓設置前 リフォーム前
内窓設置後 リフォーム後
このように、既設窓の操作に影響なければ、引き違い内窓の設置が可能です。

7.リフォーム後のご感想

寒がりなので内窓と暖房換気扇もとりつけました。

寒さがかなり厳しい日以外はスース―する冷たい風をあまり感じなくなったのは、内窓の効果だと思います。

ガラスも複層ガラスにしたせいか、結露が付きにくくなりました。

正直、リフォーム前のお風呂があまりに寒かったので、効果がどれほどあるかは疑問でしたが、真冬に外窓のルーバー窓と内窓のクレセントをしっかりしめて、暖房換気扇を付けていると寒くないどころか、暖かく感じられるようになったのは良かったです。

こちらのお施主様はだいぶ喜ばれていました。 お客様の声

住まいるパートナー
最後まで、ご覧いただきまして、ありがとうございました。

『窓のある寒いお風呂浴室専用内窓の設置』はいかがでしたでしょうか?

浴室専用内窓には、在来浴室、システムバス用がそれぞれあります

冬に冷やされた窓から容赦なく降り注ぐ冷気(ダウンドラフト)を和らげます。

もし、内窓の設置必要寸法に満たない場合は窓そのものを断熱タイプに交換する方法もあります。

弊社のリフォームは、建築士があなたと同じ目線に立って、お困りごとやご要望の解決方法を考えます。

正規施工はもちろんのこと、現場の状況によってはそれ以上の仕様での施工に努めていますので、ご安心してお任せ下さい。

また、弊社は『住まい全般のリフォーム専門業者』ですので、内窓以外のこともまとめてご相談できます。

リフォーム業者をお探しで 『仕事振り』 も大切だとお考えでしたら、弊社にご相談下さい。

他社で難しいと言われたリフォーム工事なども是非お声掛け下さい。歓迎です。



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