❹Webリフォーム工事見学会

2 ユニットバス組立

さて翌日、ユニットバスの組立です。
機材が運び込まれました。 ユニットバスの搬入

洗い場側床フレームと洗い場パン、それと部品箱が搬入されました。

床フレームと洗い場パン
部品箱が搬入

洗い場の防水パンを載せる洗い場床フレーム(架台)に床支持ボルト(ボルト脚)を取り付けていきます。 床支持ボルトを取り付け

ユニットバスはできるだけ奥いっぱいに設置し、 洗面脱衣所側に可動棚が設置できる空間をつくります。 寸法を測る

レーザー水準器を使って架台(フレーム)の水平レベル出しをします。
このユニットバスは架台(フレーム)と防水パンが別体構造になっているのが特徴です。
フレームと防水パンはそれぞれ2分割になっており、搬入しやすくなっています。
作業面では、架台(フレーム)設置の段階でレベル出しができ、 後から防水パンを載せれば良いので、スピーディーに作業が進みます。

水平レベル出す
架台の水平レベル出し

防水パンを載せる前のフレームの段階でボルト脚の長さが調節できるので、 ご覧の通り楽に調節ができます。 ボルト脚の長さ調節

また、通常排水トラップは防水パン設置後に取り付けますが、 防止パン設置の前に排水トラップをフレームに固定するので 配管の位置が出しやすくなっています。 排水トラップをフレームに固定 洗い場側床フレームの位置決めができました。

続いて、浴槽側床フレームを設置します。
洗い場側とフレームが分割構造になっているので搬入も作業もやり易くなっています。
洗い場の防水パンを静かに移動して 洗い場の防水パンを移動

洗い場側と同じ要領で据え付けます。

浴槽側床フレームを設置
浴槽側床フレームを設置

浴槽を載せる浴槽パンを仮置きのため搬入します。 浴槽パンを搬入

ご覧下さい。部品箱の梱包を開けると、 部品箱の中身 箱の内側には部品を取り付ける各部の説明が印刷されていて、 そこに部品は袋に入れて留められています。
作業手順に従って部品は並べられており、 部品数が多いにもかかわらず探しやすくなっています。
大変素晴らしいことだと思います。

これなら、すぐに部品を探し出すこともできますし、紛失することもありません。
手早く作業がはかどります。 ユニットバスの組立

床フレームの位置が決まったところで洗い場の床パンと、

床の位置を決める
洗い場の防水パンを搬入

浴槽パンを仮置きして、キッチンの排水管を移設した部分のクリアランス(離隔距離)を確認します。 浴槽パンを仮置き 上手く交わすことができました。

本設前のレベル確認と排水配管のため、一旦浴槽パンを運び出します。 浴槽パンを運び出す

レベルの基準を決め、 レベルの基準を決める

各所水平レベルを再確認し、

水平レベルを再確認
水平レベルを再確認

最終調整していきます。 調整

給水・給湯配管も所定の位置に移動します。 給水・給湯配管の位置移動

続いて、排水配管です。配管の長さを当たって 配管の長さを測る

硬質塩ビパイプをカットします。 硬質塩ビパイプをカット

接着剤を塗布し、 接着剤を塗布

しっかり継手に差し込んで圧着します。 継手に差し込んで圧着

トラップにも接着剤を塗布します。 トラップにも接着剤を塗布

さらに、硬質塩ビ管を切って 硬質塩ビ管を切る

接合します。 接合する

トラップの向きを整えれば トラップの向きを整える

完成です。

配管後
トラップ

続いて、支持ボルトをスラブ(床の躯体)にコンクリボンドで固定していきます。

コンクリボンドで固定
コンクリボンドで固定

洗い場パン本体の裏側にもボルト脚を取り付け、 本体の裏側にもボルト脚を取り付け

設置します。

洗い場床の設置
洗い場床の設置

洗い場パンの上を養生します。

洗い場パンの上を養生する様子
洗い場パンの上を養生

排水トラップをフランジ(ロックプレート)で固定します。 フランジで固定

洗い場パンの周囲をフレームに固定します。

洗い場パンを固定
洗い場パンをフレームに固定

給水・給湯管も位置決めしてフレームに固定しておきます。 給水・給湯管もフレームに固定

浴槽側フレームのボルト脚もスラブに接着します。 ボルト脚をスラブに接着

二人掛かりで浴槽パンを運び込み、 浴槽パンを運び込む

本設に掛かります。 ユニットバス組立中

浴槽側の排水のフランジ(ロックプレート)はトルクレンチを使って

排水のフランジを締め付ける
トルクレンチ

適正トルクで締め付けます。 排水のフランジを締め付ける

浴槽パンと洗い場パンを一体的に固定します。 一体的に固定

浴槽パンに給水・給湯配管のブッシング加工をします。

ブッシング加工
ブッシング加工

洗い場水栓への給水・給湯配管は、壁裏配管キットとなっていて、 先付けできます。 ユニットバス組立中 また、この配管は壁パネルの外寸内に納まるようになっているので、 ユニットの壁パネルが省スペースで設置できます。

ご覧の通り、後で取り付ける浴槽エプロン本体にも 配管の切り欠き 配管を逃げの切り欠きがあります。

給水・給湯配管のブッシング周りのシール処理です。 シール処理

洗い場パンを固定したネジ周りにシールを打ち、 ネジ周りにシールを打つ

パッキンで押さえます。 パッキンで押さえる

さて、エプロン本体の取り付けです。

浴槽エプロン本体の取り付け
浴槽エプロン本体の取り付け

プッシュウェイ排水栓のケーブル用ダクトを通します。

排水栓のケーブル用ダクトを通す
排水栓のケーブル用ダクトを通す

排水栓のケーブル用ダクトを通す

二人掛かりで浴槽を運び込み、 浴槽を運ぶ

固定していきます。 浴槽を固定

浴槽が固定出来たら、パネルを留めるフレームを組み立てていきます。

フレームを組み立て
フレームを組み立て

フレームを組み立て

パネルを留める受け金物も取り付けます。 リフォーム工事の様子

壁パネルの搬入取り付けです。まずは、洗い場水栓を設置する面のパネルから建て込みます。
通常サイズよりも20cm大きいので廊下から直接洗面脱衣所に入れることができません。
一旦廊下反対側の部屋に入れ、スイッチバックして搬入します。

壁パネルの搬入
ユニットバスの壁パネルを搬入する

既存よりも大きなサイズのユニットバスに入れ替える場合は 事前に浴槽、架台フレーム、防水パン、壁パネル、防水パンなどの搬入経路の確認が必要です。
設置場所の据付必要寸法がクリアできたとしても搬入できなければ設置できないからです。 ユニットバスの壁を搬入

何とか切り回します。 壁を切り回す

給湯・給水配管の取り出し金具をパネルの穴に通します。 給湯・給水配管の取り出し金具を穴に通す

ピタリと寸法通りに納まります。 給湯・給水配管

同じ要領で他の壁パネルも建て込んでいきます。入口左側小壁です。

壁パネルを組立
壁パネルを組立

入口右側です。パネルを入れ込んで 壁パネルを組立

フレームに横からビスで留めていきます。

フレームにビスで留める
ビス留め

壁パネルをビスで留める

これから、入口ドアのサッシ枠を取り付けていきます。
取り付け前に下枠が入る防水パンとの取り合いにシールを打ちます。

入口ドアのサッシ枠を取り付け
シールを打つ

それからサッシ枠を取り付けて、フレームにビス留めしていきます。

フレームにビス留め
サッシの枠をつける

右側浴槽上パネルの取り付けです。パネルの突き付け部分はゴムハンマーでたたきながらはめ込んでいきます。

壁の組立
ユニットバスの壁を組み立てる

平らに納まりました。 壁ができたところ

左側浴槽上パネルの取り付けです。ゴムハンマーで同様に取り付けていきます。

浴槽上パネルの取り付け
ゴムハンマーで同様取り付け

浴槽長手左側パネルの取り付けです。 システムバスの組立

キッチンからの排水配管を移動できたのでご覧の通り 壁いっぱいまでユニットを寄せることができました。 ユニットバスの組み立て 奥のパネルと手前のパネルとの入隅には乾式目地が入れ込んであります。
後から圧入していきます。
浴槽長手右側パネルの取り付けです。 パネルの取り付け

こちらの入隅にも乾式目地を圧入していきます。

乾式目地を圧入
乾式目地を圧入

壁全面のパネルが建て込めました。

ユニットバスの壁が出来上がったところ
ユニットバスの壁が出来上がったところ

さて、天井の取り付けです。天井は分割タイプになっています。換気扇のダクトが下がってきています。

天井の取り付け
分割タイプの天井パネルを取り付け

手前側の天井パネルを載せて、分割されている2つの天井パネルの納まりを確認し、 天井パネルの納まりを確認

フレームに固定していきます。

天井パネルをフレームに固定
フレームに固定
天井パネルをフレームに固定
フレームに固定

照明器具の配線を取り出して器具を取り付けます。 配線を取り出して器具を取り付け

換気扇の取り付けです。

浴室の換気扇
換気扇の取り付け

天井と壁パネルとの間にもシールを打ち シールを打つ

乾式目地を圧入していきます。

乾式目地を圧入
乾式目地を圧入

仕上げの器具付けを始めます。タオル掛けの取り付けです。

タオル掛けの取り付け
リフォーム工事の様子

照明器具の固定 浴室照明器具の固定

手すり、鏡、シャワーホルダー、洗い場水栓、カウンター…

手すり取り付け
シャワーホルダー取り付け

パネル、浴槽周りにシールを打っていきます。
シール養生して、 シール養生

浴槽周りのシール養生
浴槽周りのシール養生

シールガンを使ってシールを打っていきます。 シールを打つ

シールが打ち込めたら漉き取っていきます。 漉き取る

シールが終われば、エプロン点検口の蓋を取り付け、 エプロン点検口の蓋を取り付け

浴槽デッキ水栓の取り付けです。

浴槽デッキ水栓の取り付け
浴槽デッキ水栓の取り付け

配管接続も完了しました。 配管接続

デッキ水栓側の浴槽エプロンの蓋を取り付けます。 浴槽エプロンの蓋を取り付け

入口折戸を取り付け、

入口折戸を取り付け
入口折戸を取り付け

浴槽の蓋をホルダー掛けて、エプロンを取り付ければ

浴槽の蓋をホルダー掛け
エプロンを取り付け

ユニットバスの組み上りです。 ユニットバスの組て終了

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