左右の壁間の間口に合わせて幅ピッタリに広げたキッチンリフォーム
間仕切開閉壁の撤去と開口枠取り付けのリフォームでしたら住まいるパートナーにご相談下さい。
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このウェブページでは、弊社が施工した『幅1,950㎜のキッチンを壁々間ピッタリの2,535㎜のキッチンに入れ替えたLDKリフォーム』について
『作業の様子』をご紹介しております。
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ご希望の方にはリフォーム工事もお受けしています。
さて、早速ご紹介に移りましょう。
部屋と部屋との間に間仕切戸はあるけど使っていない。
建具だけを取り外しているお宅もあるのではないでしょうか?
こちらでもリビングとキッチンは間仕切開閉壁で仕切れるようになっていますが、
普段は開けっ放しです。
折りたたんだ建具がなければ広く使えるのに…。
ということでキッチンリフォームを機に
建具とレールを撤去し開口枠に付け替えます。
まずは、折戸から外しにかかります。
続いて下のレールと、
上のレール、
次に左の室内側の縦枠、
上枠です。
そして、外皮側の壁の縦枠も外します。
外皮側は撤去すると壁にはウレタン断熱材が吹き付けられており、
枠は壁内部に見える木レンガに固定されていました。
枠を撤去し終えたところで、
続いて、床のレール跡に埋め木をします。
床の仕上げはフロアタイル張りとなりますが、深さのある凹みは表面に浮き出てきます。
そこで、材木を溝の幅で裂き、
ビス留めしていきます。
レール跡はこのように埋め木した後、パテで下地を平らに調整してからフロアタイルを貼っていきます。
次に上枠の撤去跡に開口枠を固定するための木下地を取り付けていきます。
続いて外皮側の壁の補修ですが、こちらには開口枠は取り付けません。
代わりに壁を平らに仕上げます。木レンガにレベル調整用のパッキンを留め、
枠跡の幅に合わせて板材を切り、取り付けます。
室内側の縦枠跡には、開口枠を取り受けるので、壁と平らになるようにパッキンを取り付けます。
枠を固定する下地が出来ました。上部と左方に枠を取り付けます。
開口枠には白い無目枠を使います。無目枠とは溝などの加工がされていない枠を言います。
縦枠と上枠の寸法をあたり、縦枠・上枠の突き付く部分をそれぞれ45°に切断して、
直角になるように留め付けます。
取り付けは二人掛かりでやります。 枠の裏に接着剤を塗布し、一方が上枠を押さえ、他方が隠し釘で留めていきます。
上枠も隠し釘を使って留めていきます。
開口枠の取り付けが完了しました。
建具の畳代(たたみしろ)と外皮側の枠の厚み分開口が広がりました。
白い無目枠は壁の色に馴染み、建具もレールも無くなってスッキリしました。