![]() |
ダイニングは家事室の
|
ダイニングを雑多な家事をこなす家事室として兼用されているお宅も多いと思います。
独立型の台所を対面式やオープンキッチンにリフォームする場合、 収納についての見落としてしまいがちな大切なポイントがあります。
それは、台所とダイニングの間仕切壁付近に置かれている食器棚の役割についてです。
T様邸では、黄色の食器棚がそれにあたりますね。
独立型キッチンでは台所内が狭い場合、たいていダイニング側に食器棚が置かれています。
たとえば、上図のT様邸の台所を対面式にリフォームするには、下図のような単純なプランも考えられますね。
この場合、リフォーム前の食器棚に入っていた全てのものが リフォーム後の台所内の収納にしまえたとしても、 不都合なことがあります。
なぜでしょう?
わからない方はリフォーム前の状況をご覧いただくとひらめくかもしれません。
答えは・・・ダイニングが食堂以外の用途にも使われている場合、 食器棚には、食器以外のものも多く仕舞われているため、 出し入れするのにキッチン内部まで行かなければならなくなるからです。
T様邸では帳簿や書きもの、 書類整理をなさる奥様の事務作業場にもなっています。
ですから、ご覧下さい、食器棚の中段に書類ケースや小物類も見えますね。
これらの収容場所を考慮せずに、単なる対面キッチンやオープンキッチンをつくると、 家事室としてのダイニングの動線が悪くなったりします。
それと、もう一度写真をご覧ください。
ダイニングテーブルの端や脇には、小物類や本なども置かれていますね。
T様邸では、これらのものも、まとめてしまえるように体面ユニットがつくれれば、 ダイニングも、もっと整然とするわけです。
今まで使っていた食器棚は幅1200㎜×高さ1850㎜。
今までの動線を活かして、使い勝手も余り変えず機能的な収納につくり替えると
こんな感じになります。
新しい対面ユニットは、加熱器の背面側がトールタイプで、天井までの高さとなり、
それ以外はカウンター台となっています。(寸法は上図の通り)
食器は台所内部の壁面収納にたくさんしまえるようになったので、
トールタイプの食器収容部分は若干小さくなっています。
中段の引き出しと開き戸のキャビネットは
ダイニング側で使用する小物入れやの書庫としても利用できます。
これならダイニングテーブルの端や脇の小物類や本などもしまえますね。
対面ユニットについての
T奥様のご感想
独立型キッチンを対面キッチンにする際は、キッチン本体、壁面収納、そして、 メリットの大きい第3の収納として、対面ユニットのご検討もお忘れなく。
キッチンリフォーム工事承り地域
朝霞市 和光市 新座市 志木市
練馬区 板橋区 西東京市 周辺
こちらのお宅の他のリフォーム事例は以下でご紹介しています。是非、ご覧になってみて下さいね。
1983年に建てられたT様邸のキッチン・リビングの改装リフォーム工事を通じて弊社のキッチンリフォームについての取り組みをご紹介します。
単なるキッチンセットの交換と違う,チョッピリこだわったキッチンリフォームの様子をご覧下さい。
お問い合わせ、ご相談は以下からお願いします。