目次

  1. リフォームの概要
  2. 既存コンロの撤去
  3. 天板についた汚れの清掃
  4. 新規コンロの設置
  5. 新旧ガスコンロの比較

1.リフォームの概要

 既存はリンナイ製グリル付三口ガスビルトインコンロ<内炎式温調機能付あげルック>型式RBG-N31A8GS1Rです。

リフォーム前のガスコンロ
リフォーム前のビルトインガスコンロ

 幅60㎝のガラストッププレートです。

 バーナーは左が4.20kw(3610kcal/h)の強火力バーナー、中央は1.61kw(1390kcal/h)の小バーナー、右は2.45kw(2110kcal/h)の標準バーナーです。標準バーナーにだけ温度調節機能が付き、グリルは1.92kw(1650kcal/h)の水有り片面焼きグリルです。

 新規コンロへの交換作業をご紹介いたします。

2.既存コンロの撤去

 先ずは、排気カバーと五徳、 古いガスコンロを外す

トッププレートを外します。

古いビルトインガスコンロを外す
ガスコンロ撤去作業

ガスコンロ下の引き出しを外し、 ガスコンロ下の引き出しを外す

ガスの配管を切り離し、

ガスの配管を切り離す
ガスの配管を切り離す

本体を撤去します。

ガスコンロを外す
ガスコンロ撤去後のキッチン

3.天板についた汚れの清掃

 新規取り付け前にトッププレートと天板との間に溜まった汚れを清掃します。

取付前の清掃
清掃後のキッチン

4.新規コンロの設置

 新規ガスコンロの取り付けです。取り付けは撤去と逆の手順です。 新しいガスコンロを運ぶ

 本体を天板上部から入れ込み ガスコンロの取付

 トッププレートを固定し、五徳類を取り付ければ

トッププレートを固定する
五徳類を取り付ける

 交換作業は完了です。

5.新旧ガスコンロの比較

 新規もリンナイ製です。水無し両面焼きグリル付き3口ガスビルトインコンロ 型式RB31AW21B33R2-BWです。

 新規もガラストップなので一見似ていますが、左右共4.20kw(3610kcal/h)の大バーナーです。

 コンロの温度センサーは旧機種では標準バーナーにしか搭載されていませんでしたが、新機種では全コンロのバーナーに搭載されています。

リフォーム前のビルトインコンロ リフォーム前
リフォーム後のビルトインコンロ リフォーム後

 ガラストップの寸法は新旧とも横590㎜×縦505㎜と変わりませんが、バーナーピッチは左右のバーナーが300㎜から330㎜へ、小バーナーとは160㎜から175㎜へと広がり、レイアウトに余裕が出ました。

 写真では分かり辛いのですが、五徳の寸法も199㎜から235㎜に大きくなっているので、大鍋の座りも良くなりました。

 旧機種にあった汁受けは無くなり、五徳周りの造りは随分変わりました。お掃除しやすくなっています。

 標準バーナーにしかなかった温度調節機能は左右バーナーに搭載され、料理に応じて、お好みの温度に設定すれば火加減を自動で調節。左右同時に温度調節機能が使えるので手際よく調理できます。

 以下新旧の比較表です。

搭載機能機能説明 新機種での搭載旧機種での搭載
焦げ付き消化機能 料理が焦げ付き始めたら、自動消火
立ち消え安全装置 風や煮こぼれなどで火が消えると自動的にガス遮断
コンロ消し忘れ消化機能 点火してから、コンロは約2時間後に自動消火
天ぷら油過熱防止機能 揚げ物の調理時など、危険温度になる前にブザーで知らせて自動的にガスを止め消化
グリル過熱防止センサー グリル庫内が異常温度に達すると自動的に安全装置が働いて消化 ×
自動炊飯機能 お米の旨味を引き立てる、ガスならではの炊き上がり。「ごはん」「おかゆ」の2つの選択が可
湯わかし機能 沸騰後に小火になり、約5分保温後に自動消火
水なし両面焼きグリル 上下のバーナーで両面を同時に加熱。裏返す手間もなくきれいに焼ける ×
シールドバーナー コンロのバーナー部2ヶ所にシールドパッキンを施し器具内部への煮こぼれ侵入を防止 ×
コンロ調理タイマー 煮込み料理やパスタなどに。1~90分までセット可、設定時間になると自動消火 湯沸かし・3分・10分の定時間設定
揚げ物温度調節機能 160℃、180℃、200℃の3段階で揚げ物油の温度を自動調節
グリル調理タイマー お好みの調理設定時間(1~15分)で自動消火 1・3・6・9分の定時間設定
高温炒めモード 炒め物、煎りもの、炙りものなどに、最長30分間、通常より高い温度で使用 ×