間仕切り壁の収納への
改修についてのご要望

お客様のご要望は、

リフォーム後の図面 リフォーム前
リフォーム後の図面 リフォーム後
  • 洋室AとBの間仕切り壁を各部屋から使う収納に造り替えたい。
  • 収納の奥行は普段使うハンガーの寸法に合わせ、無駄な空間を無くして洋室Aの広さを確保したい。
  • 洋室Aの収納は開き扉収納、洋室Bのクローゼット扉は引戸とし、内部に収納ユニットを使いたい。

というものです。

 各部屋から見たリフォーム前後をご覧下さい。

A室のリフォーム前後

 リフォーム前は右側に見える入口ドアの壁面よりも、間仕切り壁はだいぶ後退した位置にあります。

リフォーム前の間仕切り壁 リフォーム前
リフォーム後の間仕切り壁 リフォーム後

 窓際の梁(はり)を避けて、枠外幅755㎜の開き扉の収納を造りました。

 リフォーム後は収納の深さ分手前に間仕切り壁が張り出してきました。

B室のリフォーム前後

 B室側は、既存の壁面の位置のまま、入口ドア横に枠外幅1,365㎜の3枚連動引戸のクローゼットを造りました。

リフォーム前 リフォーム前
リフォーム後 リフォーム後

 以下、作業をご紹介します。

既存間仕切壁の解体・撤去

 洋室Bは入口ドアの右手の壁をクローゼットの幅分、天井迄解体します。

間仕切壁
リフォーム前の図面

 石膏ボードを剥がした後、サンダー(切削工具)で鋼製の柱(スタッド)を切断します。 鋼製の柱を切断

開口作業を洋室A側から見たところです。 間仕切り壁を開口  開口部左側の壁はA室側の開き扉収納の背面の壁になります。

 B室側から見た3枚連動引戸クローゼットの開口部 間仕切り壁を開口

開き扉収納と
間仕切り壁の造作(A室)

 収納の奥行きはハンガーがピタリと納まる寸法(560㎜)となるように、間仕切り壁を立てていきます。

 A室側の居住空間ができるだけ広くなるように収納の奥行は必要最低限の寸法とします。

 壁の木下地の横並びには収納開き扉の枠 (黄色の矢印) も付きました。

壁の木下地
リフォーム後の図面

洋室Bのクローゼット背面の壁に石膏ボードを張ったところです。

間仕切壁の下地
リフォーム後の図面

収納開き扉の枠は梁にピタリと寄せて取り付けました。 小壁をつくる

 梁下には小壁ができ、収納内は梁下分だけ広くなります。

小壁をつくる
リフォーム後の図面

 収納開き扉の高さは2,316㎜です。

 内装は、天井、壁とも珪藻土で仕上げ、

リフォーム後
リフォーム後の図面

収納横の壁面には絵画が飾れるピクチャーレールを設置しました。

3枚連動引戸を使った
クローゼット収納の設置(B室)

 B室側は リフォーム前 リフォーム前

リフォーム前の図面

間仕切り壁解体後、 間仕切り壁を解体

リフォーム前の図面

床のやや上で切ったスタッド(鋼製の柱)を 切ったスタッド

クローゼットの敷居(下枠)の下地になるように加工します。 スタッドを加工

 それから、鋼製フレームにクローゼット枠を留め付ける木下地を固定し、枠と敷居を設置していきます。

間仕切壁を開口するリフォーム
枠と敷居を設置

 3方枠と敷居が設置できました。

クローゼット枠の取り付け 枠・敷居取付後
クローゼットを造作 取付前
         

 続いて、背面の間仕切り壁を造っていき、

クローゼットを造作
リフォーム後の図面

 3枚連戸のクローゼット扉を建て込みます。 クローゼット扉が取り付きました

 B室の内装も天井・壁とも珪藻土で仕上げました。 リフォーム後  この3枚引戸は左右どちら側から開けても扉が連動して動きます。

 内部はシステム収納ユニットを採用し、実際にしまう物に合わせて、棚や引き出し、ハンガーパイプなどをお選びいただきました。

クローゼット内部
扉は大きく開口します

 建具2枚分が開くので、通常の引違戸より広く開口します。
 開口部の高さは2,298㎜あり、枕棚上部への出し入れがしやすくなっています。

 収容物に相応しい棚やカゴなどバリエーションも豊富で収納効率を高めることができます。

 出し入れもしやすく、しまったものが分かりやすいのもお奨めです。



 以下では具体的にどのような収納のリフォームがあるのか?住まいの中の場所別、種類別にご案内します。

お取り扱いの収納・棚リフォーム目次

 ご紹介の収納・棚リフォームはほんの一例ですが、他にご要望があれば何でもお声掛け下さい。

押入れのクローゼット化

押入をクローゼットに
  • 開口寸法拡張
  • ハンガーパイプ取付
  • 中段・枕棚の設置

埋め込み収納

収納でスッキリと
  • 壁厚利用

床下収納庫

収納でスッキリと

玄関収納・下足箱収納

収納でスッキリと
  • セパレートタイプをトールタイプに
  • 大きさ変えずに収容数2倍

小屋裏収納・天井裏収納・ロフト

屋根裏の収納
  • 天井裏や吹き抜け,斜め天井を収納スペースに活用

室内物干し

室内物干し設置
  • 普段は格納、使用時に取り出し

玄関横ウォークインクローゼット

玄関ウォークインクローゼット
  • 靴ほか屋外用品をまとめて収納

飾り棚収納

飾り棚の造作

階段下収納

階段を利用して収納をつくる
  • 階段下デッドスペースの活用

畳下収納

畳収納
  • くつろぎ空間に収納スペース創出

階段上収納

階段上収納

クローゼットの増設

クローゼットの増設
  • タンス撤去⇒クローゼット増設

トイレ収納

トイレ収納

可動棚

可動棚
  • 収容物の高さに応じて棚移動可

収納
 人それぞれ収納の仕方は異なりますが、限られたスペースを無駄なく使い、上手に収納したいのは共通の想いです。

 一旦タンスにしまわれ、長い間取り出されないものを『タンスの肥やし』などと言います。

『収納・棚』は、一旦リフォームすると長くお使いいただくものです。使い辛いがために、『収納の肥やし』などとならないように、出し入れしやすく、使いやすいものへとリフォームしたいですね。

 住まいるパートナーでは皆様のご要望にお応えできるよう、メーカー各社の収納・棚製品を『比較検討』し、各社製品の特長をお伝えするように心掛けています。

 また、収納・棚についてのこだわりのご相談は建築士アドバイザーが承ります。

収納・棚リフォームのご相談は以下からどうぞ。

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収納・棚リフォーム工事承り地域

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