浴室ユニットバスを
小サイズに入れ替え、
脱衣所に収納棚を増設
➌1981年製ユニットバスより
新規システムバスが優れた点
リフォームするきっかけの一つに洗い場床タイルの剥がれがありました。
タイルユニットバスのタイルは経年劣化で
床の基材(繊維強化プラスチック)の剛性が弱まってきて
タイルの接着剤や目地が緩み、剥がれやすくなります。
お客様もご自分で何度か補修してみましたが すぐ剥がれてしまい、あきらめられたそうです。
新規では新開発の床素材により様々なご不満が解決されました。
以下では繊維強化プラスチックの床と現代のユニットバスの床の造りと 使い心地の違いをご紹介します。
新規の洗い場床の表面には親水基(水となじむ成分)と撥油基(油をはじく成分)が施されていて
流れ落ちた皮脂汚れとの間に水が入り込み固着しにくく、浮き上がらせ、汚れが取れやすくなっています。
また同時に、水はけも良く、乾きやすくなっています。
さらに下部には冷たさを軽減する断熱層があり、封入された中空バルーンにより 足の裏から逃げる熱を従来の床と比べて約25%低減させ、ヒヤッと感じにくくしています。
下は、初期温度27℃の足の裏が、5℃の床に接触後、15秒後のサーモグラフです。
左が従来の繊維強化プラスチックの床、右が新規ユニットバスの床です。
新規の床の方が明らかに接触面の温度が上がっています。
また、新規の床は排水溝が浅く、スポンジが奥まで届きやすいので軽くこするだけで、汚れが落としやすくなっています。
従来のユニットバスでは排水口お掃除が大変でした。
新規の排水口の手入れのしやすさをご覧ください。
先ず、浴槽のお湯を抜きます。浴槽デッキ縁にあるボタンを押すと
ポップアップ排水栓の蓋が上がって浴槽の水が流れ始めます。
浴槽からの排水は一旦排水口を経由し、その際、排水口内に渦が発生します。
下は左が従来の排水口で右が新規です。水色の矢印は排水の流れをあらわしています。
4人で入浴後、翌朝浴槽の残り湯を排水したところです。
ヌメリの主成分であるたんぱく質が赤く着色されています。
新規の方は発生する渦の働きでヌメリは洗浄され、毛髪はゴミトレイ内でまとまっています。
これは排水口のフタの裏側です。
新規のフタの裏側にも汚れは付いていません。
従来では髪の毛が絡まって取りづらいトレイも、
新規では逆さにあけると取り除けます。
また、排水口の形状がシンプルになったために清掃もしやすくなりました。
以下のWebページもお読みいただいています。
当ウェブページ『浴室ユニットバスを小サイズに入れ替え、脱衣所に収納棚を増設』の
全ての記事は以下の通りです。
リフォーム工事承り地域
朝霞市 和光市 新座市 志木市
練馬区 板橋区 西東京市 周辺