❹Webリフォーム工事見学会

1.養生、解体・撤去、障害発生、
配管

さて、作業の様子をご覧いただきましょう。

養 生

床養生
住まいるパートナーでは、室内の動線部分の床には

玄関の養生作業
玄関の養生

廊下の養生 表面にエンボスシート(表面が凸凹している)の滑り止め加工が施されたが厚さ1mmの厚紙の裏面に 柔軟性のある厚さ2㎜の発泡ポリエチレンが裏打ちされた本格的な床養生を使用しています。 養生シート このクッション性のある養生が床をしっかり守ります。

埃養生
なるべく埃を入れたくないところにはビニールで埃養生をします。 埃養生 埃は丁寧に養生をしても、完全には防げませんが、 嫌な思いを減らするとはできます。

枠養生
解体物の搬出や新しく設置する器具や設備の搬入時に傷めがちなのが 動線上の枠・敷居・鴨居などの木部です。 枠養生 これらには専用の枠養生材で保護します。

解体・撤去・搬出

ユニットバスの入口ドアを外し、 入口ドアを外す

ドア枠に切れ目を入れ、 浴室のドア枠を解体

バールで解体していきます。 浴室のドア枠を解体

撤去したドア枠の裏側は、脱衣所とユニットバスの壁となっています。 お風呂の解体作業

ユニットバスの解体後には、 間仕切壁も解体するのでスイッチ類は事前に外しておきます。 スイッチ類を外す

ユニットバスの天井を外しに掛かります。

ユニットバスの天井を外す
ユニットバスの天井を外す

手前側の天井パネルが外れました。 天井パネルが外れた様子

浴室換気扇のフレキダクトが上方に昇っています。天井のふところ深さが分かります。 浴室天井の解体

天井が外れたところで、壁の解体に移ります。壁パネルにはタイルがはられています。 壁の解体

入口入ってすぐ右側の壁パネル一面が外れ、トイレ側との間仕切壁の木軸が見えてきました。

浴室の壁の解体
お風呂の解体中

続いて入って左側の壁パネルも外れました。 浴室の壁パネルが外た様子

タイルユニットバスの場合、壁パネルはタイルごと破壊し、 タイルごと壁を解体

フレームと分けて外します。 フレームを外す

最後のパネルとなりました。 壁パネルを解体する様子

壁パネルが全て撤去できました。 浴室の壁が解体された様子

洗い場の防水パンと浴槽が一体式なので浴槽を切り離して撤去します。

浴槽を解体する
浴槽あしを解体

さて、床の防水パンですが、 床の防水パンを解体

洗い場床の表面の小口タイルを斫り機(はつりき)で剥がしていき

表面の小口タイルを斫り機で剥がす
浴室床の小口タイルを斫り機で剥がす

繊維強化プラスチックだけにしてから3分割にカットして運び出します。

防水パンを解体
防水パンをはずす

残りは掃きゴミです。

浴室撤去後
浴室撤去後の掃除

脱衣所⇔浴室 間仕切壁の解体・撤去

ユニットバスの解体を終えたところで洗面脱衣所と浴室の間仕切壁を撤去していきます。

洗面所との間仕切り壁を解体
洗面所との間仕切り壁を撤去

浴室の内側から間仕切壁を撤去しているところを撮影しました。
間柱になる木軸はカットされ取り除かれています。 浴室から見た間仕切り壁の解体

清掃後、躯体の出っ張り部分も斫り機で削っていきます。 躯体の出っ張りを斫り機で削る

障害発生

さて、清掃も終わり、ホッとしたのもつかの間、 調査の際に確認できなかったキッチンからの配管が 新たに建て込むシステムバスに緩衝してしまうという障害が判明しました。 ユニットバスを入れる前の障害 出来るだけ奥の壁にユニットを寄せて建てたいのですが…

既存の図面も無いリフォーム工事では解体の際に障害が判明する場合があります。

障害対処

壁から出ている排水配管の取り出しを壁ギリギリに寄せ、 配管が設置するユニットバスに緩衝しないようにします。

システムバスに緩衝する配管
システムバスに緩衝する配管

防露材を剥がし、配管継手が差し込めるように貫通孔周囲を斫って配管し直します。 配管し直す

躯体の壁際の木軸の下端をカットし、 配管を奥側に一旦振り、壁際に寄せて配管し直します。 壁際に寄せて配管

壁から出ている配管の長さをご覧いただくと、詰まった長さがお分かりいただけます。

修正前 配管修正前

修正後 配管修正後

下端をカットした壁際の木軸はコンクリビスを壁に増し打ちして補強します。

防露材を巻き付けました。

修正前 防露材を巻き付け前

修正後 防露材を巻き付け後

給水・給湯配管

続いて、新規ユニットバス用の給水・給湯配管工事をします。 給水・給湯配管工事 立ち上がっている茶色の配管と横たわっている白い配管が見えますが、 それぞれ給水配管と給湯配管です。どちらも既存配管で、両方ともポリ架橋管にやり替えます。

既設給湯管は銅管なので、バーナーで炙って継手を溶着します。 バーナーで炙る

ポリ架橋管の配管継手は高価ですがワンタッチで接続でき、施工時間が短縮できます。 ポリ架橋管の配管継手

オレンジ色が給湯管で水色が給水管です。 給湯管と給水管 被覆の色の違いは給水管と給湯管の目印になるだけで性能差はありません。

今回の浴室には追い焚き配管はありません。
水栓は洗い場水栓と浴槽デッキ水栓の2系統となります。
配管はユニット組立の際に接続します。

 続いての記事 → ④-2『ユニットバス組立』

 以下のWebページもお読みいただいています。



当ウェブページ『浴室ユニットバスを小サイズに入れ替え、脱衣所に収納棚を増設』の
全ての記事は以下の通りです。

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