目次

  1. L型キッチンリフォームの概要
  2. お困りごと・ご要望
  3. キッチンリフォーム後
  4. 採用したキッチンのおすすめポイント

1.L型キッチンリフォームの概要

キッチンとリビングの間にあるカップボードが無かったら、もっと広々と開放的に使えるのに…
そんなご不満はありませんか?

ご紹介するキッチンリフォームは、L型システムキッチンが壁側に設置され、 手前には床から天井までの食器棚が取り付けてあります。
キッチンが薄暗く、圧迫感もあり、閉鎖的です。
今回のシステムキッチンリフォームの際には食器棚も撤去し、キッチンを開放的にリフォームします。

手前側は、ダイニングテーブルやカウンターなどを置いたりと 『広々空間にしてレイアウトを変えたい』というご要望にお応えしたリフォームです。

リフォーム前のキッチン リフォーム前
リフォーム後のキッチン リフォーム後

2.お困りごと・ご要望

  • *開き扉のL型キッチンを、引き出し式のL型キッチンに交換したい
  • *カップボードを撤去して圧迫感を無くしたい
  • *掃除が楽そうなキッチンパネルにしたい
  • *卓上食洗機をやめて、ビルトイン食洗機にしたい
  • *電気配線を整理したい
  • *コンロ脇には薄壁を作ってほしい

このような、ご要望にお応えするリフォームをしました。

先ずは、L型キッチンを解体します。 リフォーム前のキッチン

同時進行で大工さんが、カップボード(食器棚)を解体していきます。 リフォーム前のキッチン

今回は工事規模を大きくしないために、できるだけ、取り合いの壁や 天井に傷をつけないように丁寧に解体していきます。

リフォーム前のキッチン

初日解体後。
L型キッチンを外し、給水給湯、排水を新しいキッチンの場所へ移動。
電気の配線も隠蔽し、新しいレンジフード用のダクト工事もしました。 リフォーム前のキッチン

二日目、床と壁まで仕上がりました。
ガスコンロの横には薄壁も造作しました。 リフォーム前のキッチン 露出した電気配線は隠蔽し、コンセントを使いやすく整理しました。

パテ処理をして、壁紙を張ります。

キッチン壁紙を張る前のパテ処理

キッチンの壁紙を貼る

新しくキッチンを設置する場所は、 水廻り向きでお手入れもしやすいクッションフロアを張ります。 キッチン設置前にクッションフロアを貼る

天井、壁の壁紙と、クッションフロアが貼り終わり、4日目キッチンの設置工事に入ります。 キッチン設置前の内装工事完了後

L型キッチンを組み立てます。

キッチン吊戸棚の取付

キッチン下台の取付

キッチン設置後、キッチンパネルを貼って出来上がりです。

3.キッチンリフォーム後

リフォーム直後のキッチン

リフォーム後のL型キッチン

バラバラだった電気配線は、隠蔽しコンセントも差し込み口を増やして使いやすくなりました。

リフォーム前のキッチン リフォーム前
リフォーム後のキッチン リフォーム後
リフォーム前のキッチン リフォーム前
リフォーム後のキッチン リフォーム後

カップボードを撤去したので、手前側のリビングとの繋がりがスッキリとしました。
ダイニングテーブルを窓側に置いたり、収納できるカウンターを手前に置くなど、 家族の生活スタイルの変化にも合わせて色々なレイアウトが考えられます。

4.採用したキッチンのおすすめ
ポイント

今回のキッチンは標準仕様ですが、 引き出しはブルモーションレール付きのシステムキッチンです。

引き出しは箱そのものの耐久性も重要ですが、可動部分にあたるレールの耐久性は特に重要です。
ブルモーションは、引き出しを柔らかく静かに閉じる機構です。

リフォーム後のキッチン

このレールは、『レールの性能はキッチンや家具の寿命(約20年)以上保持されるべき』 という信念に基づいて開発され、社内(ブルム社)の品質基準として 動荷重を掛けた10万回の開閉耐久試験にパスしたものとなっています。

リフォーム後のキッチン
ただ、L型キッチンの場合は、コーナー部分はブルモーションレールの引出にはなりません。
L型キッチンはコーナー部分の使い方が、なかなか難しいものです。

リフォーム後のキッチン
L型キッチンの利用で最もポイントとなるコーナーキャビネットについては 以下のようなお取り扱いもあります。

引き出せるコーナー収納

奥の物が楽に出せる収納

開き扉と引出のコーナー収納

内側にラックの付いたコーナー収納

収納内部のワゴンが回転するコーナー収納

スウィングコーナー収納

回転棚付きコーナー調理キャビネット

コーナー収納

コーナーを活かした収納