キッチンとリビングの間にあるカップボードが無かったら、もっと広々と開放的に使えるのに…
そんなご不満はありませんか?
ご紹介するキッチンリフォームは、L型システムキッチンが壁側に設置され、
手前には床から天井までの食器棚が取り付けてあります。
キッチンが薄暗く、圧迫感もあり、閉鎖的です。
今回のシステムキッチンリフォームの際には食器棚も撤去し、キッチンを開放的にリフォームします。
手前側は、ダイニングテーブルやカウンターなどを置いたりと 『広々空間にしてレイアウトを変えたい』というご要望にお応えしたリフォームです。
このような、ご要望にお応えするリフォームをしました。
先ずは、L型キッチンを解体します。
同時進行で大工さんが、カップボード(食器棚)を解体していきます。
今回は工事規模を大きくしないために、できるだけ、取り合いの壁や
天井に傷をつけないように丁寧に解体していきます。
初日解体後。
L型キッチンを外し、給水給湯、排水を新しいキッチンの場所へ移動。
電気の配線も隠蔽し、新しいレンジフード用のダクト工事もしました。
二日目、床と壁まで仕上がりました。
ガスコンロの横には薄壁も造作しました。
露出した電気配線は隠蔽し、コンセントを使いやすく整理しました。
パテ処理をして、壁紙を張ります。
新しくキッチンを設置する場所は、 水廻り向きでお手入れもしやすいクッションフロアを張ります。
天井、壁の壁紙と、クッションフロアが貼り終わり、4日目キッチンの設置工事に入ります。
L型キッチンを組み立てます。
キッチン設置後、キッチンパネルを貼って出来上がりです。
バラバラだった電気配線は、隠蔽しコンセントも差し込み口を増やして使いやすくなりました。
カップボードを撤去したので、手前側のリビングとの繋がりがスッキリとしました。
ダイニングテーブルを窓側に置いたり、収納できるカウンターを手前に置くなど、
家族の生活スタイルの変化にも合わせて色々なレイアウトが考えられます。
今回のキッチンは標準仕様ですが、 引き出しはブルモーションレール付きのシステムキッチンです。
引き出しは箱そのものの耐久性も重要ですが、可動部分にあたるレールの耐久性は特に重要です。
ブルモーションは、引き出しを柔らかく静かに閉じる機構です。
このレールは、『レールの性能はキッチンや家具の寿命(約20年)以上保持されるべき』 という信念に基づいて開発され、社内(ブルム社)の品質基準として 動荷重を掛けた10万回の開閉耐久試験にパスしたものとなっています。
ただ、L型キッチンの場合は、コーナー部分はブルモーションレールの引出にはなりません。
L型キッチンはコーナー部分の使い方が、なかなか難しいものです。
L型キッチンの利用で最もポイントとなるコーナーキャビネットについては
以下のようなお取り扱いもあります。