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このウェブページでは、弊社が施工したマンションの改装リフォームの一環として実施したアジアンテイスト仕上げの寝室の内装リフォーム事例をご紹介しています。ご希望の方にはリフォーム工事もお受けしています。
さて、早速ご紹介に入りましょう。
北側の寝室です。表情豊かな壁紙を使ってアジアンテイストに仕上げました。
作業をご紹介します。
先ずは、既存の壁紙を剥がしていきます。
パテ処理を終え、乾きを待つ間に出窓カウンターをダイノックシートで張り替えます。
アジアンテイストの内装への手始めはダイノックシートを用いて、出窓カウンター(窓台)を古木調に張り替えます。先ずは、シート張りする出窓カウンターをケレン清掃します。今回のカウンターは表面が平滑なので、パテ処理せずに貼っていくことができます。
次に、窓台表面にダイノックシート専用のプライマーを
塗布していきます。プライマーはダイノックシートの接着力を高めるために塗ります。
しばし乾きを待ちます。
その間、ダイノックシート貼りの段取りに入ります。ダイノックシートは窓台よりも若干大き目に切ります。
専用プライマーが乾いたら、張り始めます。
プラスチックヘラでカウンターとダイノックシートの間に入った空気を押し出しながら張り付けていきます。
しっかり密着できたところで、窓台の形に切っていきます。
カウンターの端部(木口)にもシートを張り付ければ、
窓台の張り替え完了です。
張り替え後
張り替え前
次に壁紙を貼っていきます。
糊付け作業中、壁紙をご紹介しましょう。
天井は網代風壁紙です。梁は古木調のクロスを使います。
ベッドの枕元以外の壁にはグレーベージュの布地のクロスを使います。
梁下は藍色を基調とした浴衣を彷彿させるテクスチャーを使い、どこか懐かしいアジアンテイスト風に仕上げます。
実はこのデザイン、日本芸術やライフスタイルへの愛着が深まった19世紀の英国での邸宅等で利用されていたデザインをモチーフとして考案されたものです。和の色と着物のテクスチャーが絶妙に取り入れられていませんか?
糊付けを終えたところで、天井の網代風クロスから張っていきます。天井と壁の入隅にはコークボンドを先に差し込んで剥がれを防止します。
写真では網代天井の雰囲気が伝わらないのが残念です。
天井の2列目
天井の次は梁です。古木調のクロスを横使いにして梁成(せい)約300㎜の大梁に仕上げます。
鉄筋コンクリート造のマンションに、古木調の大梁が入りました。
梁下以外の壁にはグレーベージュの布地のクロスを張り、壁装に柔らかみを加えます。
最後にベッド枕元となる梁下の壁に浴衣を彷彿させる藍色のクロスを貼っていきます。
1枚目の割り付けが重要です。すぐには貼り出しません。先ず左右の柄の位置を吟味・検討してから
貼り出し位置を決め、
次に上下の柄のバランスを見て長さを詰めます。
梁下にはコークボンドを差し込んでカットします。
続いては右側を決めていきますが、柄合わせとなるので重ね切りします。
そこで、際に補強テープを仕込んでおきます。
梁下は先ほど同様、コークボンドを先打ちしてから、張っていきます。
以下のように柄を合わせて重ねていきます。
柄合わせの大詰めは、残像現象を利用します。上から重ねる壁紙をパタパタと素早く煽って確認していきます。こんな感じです。
柄合わせの位置が決まったところで、周りからカットしていき、
最後に柄合わせ部分を合い断ちして
切ったクロスを剥がして転圧し、柄を揃え合わせます。
同じ要領で残りも貼っていきます。
最後の一枚を張り終えました。
続いてはソフト巾木を張っていきます。巾木糊を塗布し、
オープンタイムを置いてから、
張り始めます。
完成後のビフォー&アフターをご覧下さい。
古木調の大梁の雰囲気はいかがでしょうか?
家具が入るとこのような感じです。
最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。『寝室をアジアンテイストに仕上げる』はいかがでしたか?
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