一番利用頻度の高いリビング入口扉ですが、かなりの重さがあり、丁番が経年劣化し、戸先が床に擦れるようになってしまいました。
リフォーム前
リフォーム後
廊下側から見たリフォーム前後です。建具中央にスリットがあるデザインに変更しました。
作業の様子をご紹介します。
リビングのドアは玄関入ってすぐ右側にありますが、居住中ですので、室内で建具の加工ができる場所が有りません。
そこで、玄関脇で作業することに。
ドア枠にあてがりながら少しずつ形を調整していきます。
あてがって採寸した寸法に丸鋸でカットし、カンナで削って微調整していきます。
建具の大きさが決まったら丁番を取り付けます。
部屋を傷つけないようにリビング内に運び込み、吊り込み位置を確認し、
丁番を一旦仮付けして、
開け閉めの按配を確認します。
大丈夫そうです。
続いて、ハンドル錠の取り付けです。
ハンドル位置は既存のラッチ受け(ストライク)の位置に合わせて建具に印を付けます。
ハンドル錠にはケース錠とチューブラ錠の2種類がありますが、 今回はJIS規格に基づく40万回の開閉試験に合格した耐久性のあるケース錠を使用します。
鋼製のケース錠は特殊工具を使って現場にて建具内部に埋め込んでいきます。
埋め込みスペースを彫り込んだら、フロントの納まる位置は自作した定規を使ってトリマー(切削加工が出来る電動工具)で加工していきます。
フロント部分がドアの横手(おうで)と面一(つらいち)に納まっています。
ケースとレバーハンドル錠を取り付けます。
取り付けたのは丸座 ニッケルタイプ レバーハンドルです。
建具にハンドル錠を取り付けたところで本設します。
良い感じになってきました。新しい丁番になって、床の擦れも解消されました。
続いてラッチ受け(ストライク)の交換です。
最後にスリット(明かり取り)に樹脂パネルをはめ込んだら完成です。
リビング側です。
廊下側のリフォーム前後です。明り取り窓をガラスから樹脂パネルにし、安全性も高まり、重さも軽くなりました。
ご覧いただきまして、ありがとうございました。『戸先が下がったリビング入口扉の交換』はいかがでしたでしょうか?
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