防犯ガラスフィルム施工事例|
メリット・デメリットとCPマーク
対応製品を解説

昨今、いわゆる「闇バイト」と関連するとみられる強盗・侵入事件が全国で相次いでいます。

そのため、
「我が家も何か防犯対策をした方がいいのでは?」
と不安を感じる方が増えています。

しかし、防犯カメラ、防犯ガラス、防犯ガラスフィルム、センサーライトなど対策の種類は多く、

  • 「何が本当に効果的なのか分からない」
  • 「費用対効果の高い方法を知りたい」

という方も少なくありません。

今回ご紹介するのは、防犯性能の高いCPマーク対応防犯ガラスフィルムの施工事例です。

既存の窓ガラスを交換することなく、防犯性を向上できる方法として注目されています。

「窓からの侵入対策をしたい」
「補助金を活用して防犯対策を行いたい」

という方はぜひ参考になさってください。

対応エリア

埼玉県:朝霞市 和光市 新座市 志木市
東京都:練馬区 板橋区 西東京市
周辺

 目次

  1. 防犯についてのご相談
  2. 防犯ガラスフィルム商品説明
  3. 施工前にお客様が気にされていた防犯ガラスフィルムの不安要素
  4. 防犯ガラスフィルムの不安要素についてのご理解
  5. 「CPマーク」シールの貼付
  6. 保証
  7. 防犯ガラスフィルム施工事例
  8. 施工後に知っておきたい注意点

1.防犯についてのご相談

お客様お住まいの板橋区は「侵入窃盗がやや多い地域」。

民間の治安分析データでは、板橋区は侵入窃盗が23区平均の1.56倍(304件)とされ、注意すべき犯罪として位置づけられています。(※2024年データ)

こうした中、板橋区では住居への侵入・窃盗被害防止に有用な防犯機器等を購入・設置した世帯に対し、費用の一部に補助金制度を設けています。詳しくは以下をご覧ください。
▶『板橋区防犯機器購入緊急補助金』

この補助金制度を活用して有効な防犯対策を施したいとのご希望でした。

防犯対策にはさまざまな種類がありますが、大きく分けると
 ①侵入を思いとどまらせる「抑止対策」

  • 防犯カメラ
  • センサーライト
  • センサーアラーム
  • 防犯砂利

 ②侵入までの時間を稼ぐ「侵入遅延対策」

  • 防犯ガラス
  • 防犯ガラスフィルム

 の2種類があります。

近年は防犯カメラやセンサーライトが設置されていても侵入被害が発生するケースが報道されています。

そのため最近では、
「まず侵入されにくい窓を作る」
という考え方が重視されるようになっています。

窓は侵入窃盗犯の主な侵入口の一つです。
そこで今回、防犯ガラスよりも導入しやすく、既存の窓を活かせる防犯ガラスフィルムをご提案しました。

2. 防犯ガラスフィルム商品説明

商品はスリーエム ジャパン株式会社(3M社)の防犯ガラスフィルムSH15CLAR-Aです。

3M社の窓ガラス用防犯フィルム「SH15CLAR-A」の厚みは、フィルム全厚(剥離紙を除く)で391μm(約0.39mm)です。

一般的な「飛散防止フィルム(約70〜100μm)」の約4〜5倍近い厚みがあり、この厚みと積層構造によって高い貫通防止性能(ガラス破り対策)を実現しています。

なお、本製品は「防犯性能の高い建物部品(CPマーク適合品)」に認定されています。

3. 施工前にお客様が気にされていた防犯ガラスフィルムの不安要素

日射が直接あたる外壁ガラス、網入りガラス、熱線吸収ガラス、傾斜しているガラスなどに防犯ガラスフィルムを貼ると熱割れが発生する場合があります。

また、防犯ガラスフィルムはガラスと異なり、施工部位の環境よって次第に劣化していきます。

更に、完成品として部材の交換や設置をするわけではなく、既存のガラスにフィルムを貼る職人の技量が出来不出来に直結します。

4. 防犯ガラスフィルムの不安要素についてのご理解

4-1. 熱割れ

ガラスが直射日光を受けると、日射熱によって暖められた部分が膨張します。

サッシに納められたガラスは部位によって直射日光を受ける部分と影になる部分があり、膨張力に差が生じ、引張応力の発生(熱応力)によって熱割れが生じます。

割れにくいと誤解されがちな網入りガラス、熱線吸収ガラスなどでも同様です。

折角防犯ガラスフィルムを施工しても割れてしまっては意味がありません。

ガラスの熱割れが発生する可能性については、施工前に熱割れ計算式により確認することができます。

あくまで、可能性の検証ですので、計算結果及び熱割れに対して保証するものではありません。

ただし現在までのところ、熱割れ計算式で問題無いとされた案件について熱割れのクレームは無いというのが代理店担当者の説明でした。

4-2. 耐久性

防犯ガラスフィルムは有機材料でできています。そのため、紫外線や赤外線、周囲の湿度、空気中のオゾンなどの影響をうけると徐々に劣化していきます。

室内側に防犯ガラスフィルムを貼った場合の耐久性は、
一般的には

  • 垂直面:10~15年前後
  • 垂直面以外:5~7年前後

となります。

但し、使用環境が過酷な場合には、寿命が短くなったり、外観や性能の劣化が生じたりすることがあります。

例えば、熱や湿気がこもりやすい環境や結露が発生する環境、海岸に近い場所などが該当します。

ちなみに公益社団法人日本保安用品協会および日本ウィンドウ・フィルム工業会から発表されている「ガラス飛散防止フィルムの貼り替えに関する指針」では、施工後10年以上経過したフィルムの貼り替えが推奨されています。

スリーエム ジャパン株式会社では施工後10年を目安に劣化診断を推奨しており、 診断では継続使用が可能か貼り替えが必要かが判断できます。

尚、外観検査でフィルムの曇り、景色の歪み、膨れ、ひび割れ、端部の剥がれ等が確認できる場合が貼り替えの推奨に該当します。

4-3. 職人の施工技術

ウインドウフィルムは窓ガラスに貼り付けるものですから、どんなに商品が優れていても、施工が悪くて、フィルムに傷、気泡、水泡、膨れ、皺、塵や埃などが生じれば残念な状況となり、強度や耐久性にも影響してきます。

弊社ではメーカー推奨の日本ウィンドウ・フィルム工業会が認定する「防犯フィルム施工技術者」(技能検定建築フィルム作業1級、2級技能士)が施工いたします。

お客様は防犯ガラスフィルムに抱いていた不安について上記の説明に納得されていました。

5.「CPマーク」シールの貼付について

防犯性能の高い建物部品であることを示す「CPマーク」のロゴ

防犯性能の高い建物部品目録に掲載された部品には、「CPマーク」(Crime Prevention=防犯)を表示することができます。

尚、

  • フィルムはPET製で、厚みが350μm以上であること
  • 日本ウィンドウ・フィルム工業会が指定する接着剤を使用していること
  • 日本ウィンドウ・フィルム工業会が認定する「防犯フィルム施工技術者」(技能検定建築フィルム作業1級、2級技能士)が施工していること

がCPマーク表示の条件となります。

※『防犯性能が高い』とは『防犯性能試験』で打ち破りについては7回以上、こじ破り及び焼き破りについては5分以上の抵抗性能を示したものをいいます。

6.保証

窓ガラス用防犯フィルム「SH15CLAR-A」はスリーエム ジャパン株式会社の規定に則って、内貼り垂直面:5年、内貼り垂直面以外:3年の保証が付与されます。

「CPマーク」と「保証」についても事前の現場調査の際に代理店担当者から説明を受けご安心され実施に踏み切ることとなりました。

それでは、実際の施工風景をご覧ください。

7. 防犯ガラスフィルム施工事例

床養生

先ずは防犯ガラスフィルムを加工する場所の床養生から開始します。

防犯ガラスフィルムの裁断・加工を行うスペースに、床を保護するための養生シートを丁寧に敷いた様子
▲フィルム加工する場所を床養生した様子。

採寸

防犯ガラスフィルムを貼り付ける場合、飛散防止フィルムと違ってフィルムに厚みがあるので、ガラスよりやや大きめに型取りしてから、ガラスに密着させガラス端部に合わせてカットするやり方はしません。

窓ガラスの横の寸法をスケール(メジャー)でミリ単位まで正確に測る職人の様子
▲窓ガラスの横幅を正確に採寸する様子。
厚みのある防犯フィルムをぴったり適合させるため、慎重に窓ガラスの縦幅を採寸する風景
▲縦寸法もミリ単位で丁寧に測定する様子。

正確に寸法取りして

防犯ガラスフィルムの加工

ガラスの大きさに切ります。

採寸した寸法通りに、カット板の上で厚手の防犯ガラスフィルムを慎重にカット(裁断)する職人の様子
▲採寸した寸法に合わせてフィルムを裁断している様子。

そのため寸法取りは慎重に行います。

防水養生・ガラスの清掃

施工時に使用する施工液が飛び散る恐れのある箇所にマスカー、ビニールシートなどで養生後、ガラスの汚れをクリーニングしていきます。

施工液の飛び散りを防ぐため窓まわりの壁や床に防水養生をした上で洗浄液を噴霧する職人の様子
▲窓まわりを養生し、ガラスに洗浄液を噴霧している様子。
噴霧した洗浄液と専用のスクレーパー(ヘラ)でガラス表面を丁寧に清掃する職人
▲専用のスクレーパーで汚れを丁寧に除去する様子。

ガラス周囲のサッシなどにも汚れが残っていると施工液を吹きかける際に流れ落ちてくるので、隅々まで念入りに清掃します。

サッシの縦框や横桟に溜まったホコリが施工液で流れ落ちないよう、隅々まで入念に掃除を行う職人の施工風景
▲サッシ部分の汚れも丁寧に清掃する様子。

フィルムの貼り付け(仮付け)

防犯ガラスフィルムと剥離フィルムの間に施工液を吹きかけ剥離フィルムを剥がしながら、ガラス施工面にも施工液を吹きかけ防犯ガラスフィルムを貼り付けていきます。

防犯ガラスフィルムの接着面に施工液をまんべんなくスプレーし、剥離フィルムを慎重に剥がしていく様子
▲フィルムの接着面に施工液を吹き付ける様子。
防犯ガラスフィルムを仮付けするために窓ガラスの表面に施工液を吹き付けている職人
▲ガラス面にも施工液を吹き付ける様子。

防犯ガラスフィルムはガラス面を滑らせるようにして位置調整していきます。

ガラスの上に仮付けした防犯フィルムを上下左右にわずかに滑らせ、四方の隙間が均等になるよう精密に位置調整する施工風景
▲フィルムの位置を丁寧に調整している様子。

フィルムの本圧着

位置が決まったらプラスチックヘラで、防犯ガラスフィルムとガラス面の間の施工液をフィルム端部から押し出していきます。

プラスチックヘラを使い、防犯フィルムの中心から外側へ向けてガラス面の施工液を力強く押し出していく職人
▲ヘラで施工液を押し出しながら圧着する様子。
フィルムの端(エッジ)から施工液や気泡が完全に抜けるよう、角度を意識しながら入念に本圧着を行う施工風景
▲フィルム全体を丁寧に圧着する様子。

点検・清掃・養生撤去

施工液が排出できたら、各部清掃・点検後、養生を撤去します。

防犯フィルムの表面を綺麗に拭き上げながら、小さな気泡や水残りが無いか細部まで入念に点検する職人
▲仕上がりを確認しながら丁寧に拭き上げる様子。
施工完了後、窓まわりを美しく清掃し、窓回りのマスカーなどの防水養生を慎重に撤去する様子
▲清掃後に養生を撤去する様子。

施工直後

防犯フィルムの貼付工事が完了した窓ガラス。施工前と変わらない高い透明度を保ちつつ、強靭な防犯性能を備えています。
▲壁養生が撤去された防犯ガラスフィルム施工後の腰窓。

8. 施工後に知っておきたい注意点

養生期間中の水残り現象

防犯フィルム施工直後のガラスに見られる、施工液の水分が残って白く濁る『水残り(白濁)現象』の様子
▲施工直後に見られる水残り(白濁)現象。拡大するとご覧いただけます。

写真ですと分かり辛いのですが、拡大してご覧になるとガラスの所々に白濁部分が確認できます。

これは、フィルムの水残り(白濁)現象で、施工時に使用する施工液がフィルムとガラスの間に残留して起きる現象です。

水残りは水分の乾燥中の現象であり、時間の経過とともにフィルムの表面及び端部より蒸発し消滅しますが、日影や気温が低い場合にはある程度日数を要します。

特に防犯ガラスフィルムの場合、厚手のため水分透過性が低く、養生期間に1ヶ月程度必要です。(冬季や空気が滞留しやすい場所などでは2ケ月程度必要です。)

養生期間を経過すると、ガラスとフィルムが完全に一体化し本来の性能を発揮できるようになります。

防犯ガラスフィルムの設計施工価格のご案内

施工後の窓は見た目がほとんど変わりませんが、CPマークの表示と厚手フィルムによる侵入遅延性能により、防犯性が向上し、より安心してお過ごしいただけます。

実際に導入をご検討される際、多くのお客様が気になるのが施工費用です。

ガラスの大きさや施工条件によって価格は異なりますが、参考価格は以下のとおりです。

今回採用したスリーエム ジャパン株式会社(3M社)の防犯ガラスフィルム「SH15CLAR-A」の設計施工価格※は、

25,500円/㎡~(標準施工・材工、消費税別)

となります。

施工条件や施工面積によって金額は前後しますので、実際の費用は現地調査のうえ、お見積りをご案内いたします。

※設計施工価格は予告なく変更となる場合があります。

住まいるパートナーからのご挨拶
 ご覧いただきまして、ありがとうございました。

『防犯ガラスフィルム施工事例』はいかがでしたでしょうか?

「こんな方はご相談ください」

  • 空き巣が心配
  • 1階に面格子が無い窓がある
  • 侵入事件が多い地域である
  • 補助金を活用したい

防犯対策は「何か起きてから」では遅いかもしれません

防犯フィルムは、侵入を完全に防ぐものではありません。

しかし、侵入までの時間を稼ぎ、犯行を諦めさせる可能性を高める有効な対策の一つです。

実際にご相談いただくお客様の多くが、

  • 「ニュースを見て不安になった」
  • 「近所で空き巣被害があった」
  • 「補助金が利用できるうちに対策しておきたい」

というきっかけでお問い合わせされています。

一方で、

  • 「自宅のガラスに施工できるの?」
  • 「熱割れは大丈夫?」
  • 「どの窓に貼れば効果的?」
  • 「補助金の対象になる?」

といった疑問をお持ちの方も少なくありません。

弊社では施工ありきではなく、まず現地調査を行い、

  • 施工可能かどうか
  • 熱割れリスクの確認
  • 最適な施工箇所
  • 概算費用

について分かりやすくご説明いたします。

無理な営業はいたしませんので、
「まずは話だけ聞いてみたい」
「自宅に防犯フィルムが必要か知りたい」
という方もお気軽にご相談ください。
ご家族の安心につながる防犯対策を、専門スタッフがお手伝いいたします。

ご相談は以下からどうぞ。

 住まいるパートナーへの問い合わせ先

対応エリア

埼玉県:朝霞市 和光市 新座市 志木市
東京都:練馬区 板橋区 西東京市
周辺

ご相談お待ちしています。

以下のWebページもご参考にどうぞ。



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