「古いツイン蛍光灯のダウンライトをLEDに交換したいけれど、今と同じ大きさのダウンライトが見つからない」
このようなお悩みはありませんか?
以前のマンションや住宅では、埋込開口寸法がφ175mm前後の大型ダウンライトが採用されていることがあります。しかし現在は同サイズの製品が少なく、LED化を諦めてしまう方も少なくありません。
実は「ダウンライトホールカバー」を利用することで、天井の開口部を補修せずにLEDダウンライトへ交換できる場合があります。
今回は、埋込開口φ175mmのツイン蛍光灯ダウンライトをLEDダウンライトへリニューアルした事例をご紹介します。
対応エリア
埼玉県:朝霞市・和光市・新座市・志木市
東京都:練馬区・板橋区・西東京市・周辺
「玄関・廊下・トイレの照明がツイン蛍光灯のダウンライトなのですが、ランプ交換がしづらく、交換作業中に危険を感じることがあります。
また、蛍光灯の価格も高く、定期的な交換が必要なため、この機会にLEDダウンライトへ交換したいと考えています。」
近頃、新規ではほとんど見かけなくなった外径φ195㎜、埋込寸法φ175㎜のツイン2蛍光灯のダウンライト(松下電工製)です。
天井の壁紙は10年ほど前に張り替えられていますが、まだまだ綺麗な状態です。
大型のダウンライトですが、大きさ(外径寸法)を今より小さくすると電気工事以外に天井埋込開口部の補修も要ります。
工事料金を抑えるには開口部の補修をせずに電気工事だけで済ませたいのですが、そのためには埋込寸法が同径以上のダウンライトに交換しなければなりません。
お客様自身も色々とWebを探し回りましたが見つけられなかったそうです。そこで、弊社にご相談することに。
ダウンライトのリニューアルの際、埋込穴のリサイズに使える部材があります。
その名もダウンライトホールカバー(オーデリック社製)。
これは既存よりも小さい埋込穴径のダウンライトに交換する際に使えます。
種類は屋内用、エクステリア用、屋内・エクステリア共用、角型埋込開口→丸型等があります。
写真ではサイズ感が分かり辛いのですが、既存は外径φ195㎜、埋込寸法φ175㎜のツイン蛍光灯のダウンライトです。
リフォーム前
既存ダウンライトの枠を外す際にふちにくっ付いたクロスが破けないようにカッターで切れ目を入れてはずします。
天井裏からユニット本体を取り出しました。
既存撤去完了です。
新規のダウンライトをダウンライトホールカバーに取り付けます。
いよいよ取り付けです。
綺麗に付け替え出来ました。
リフォーム後
全てこのように簡単綺麗に交換できればいいのですが…
ダウンライトホールカバーを使えば埋込開口部の補修が不要になるとの認識は一部誤りです。
『え~、どぉーして?綺麗に交換できているじゃない?』
それは、
に関わってきます。
それでは詳しく説明しますね。
ダウンライト設置の際、職人さんはメーカーが指定する埋込開口穴の寸法で開口します。
埋込開口寸法はあくまでもダウンライトのボディーが入る寸法であってボディーピッタリの寸法ではありません。
そのため、取付時にダウンライトの中心と埋込開口穴の中心が多少ズレる可能性があります。
最近のダウンライトは板スプリングで天井面に引っ張り上げて固定されているので、取付後もダウンライト外径の縁を天井面から下に引っ張ることで簡単に浮かせることができます。
そのため、クロスはダウンライトが先付けされていても天井面からダウンライトを浮かせることで、ダウンライトの外径の縁の下に差し込んで張ることができます。
ところが、以前には簡単に天井面から浮かせることができないものがあったため
クロスが後施工の場合、内装職人はダウンライトの外径の縁に合わせてクロスをカットしていました。
リフォーム前はダウンライトの縁の下までクロスは貼られていませんが下の写真のように仕上がりに問題はありません。
トイレ リフォーム前
ダウンライトの中心と埋込開口の穴が同心円になっていない状況では
開口部の穴の縁からクロスが張られているダウンライトの外径迄の寸法に広い所と狭い所ができます。
その状況が以下の写真です。
こちらはトイレの既存ダウンライトを外したところですが、穴の上の方がクロスが貼られていない部分の幅が広いのが分かると思います。
この場合、ダウンライトのリニューアルの際に影響がでてくるのです。
この状態でダウンライトホールカバーを装着したダウンライトを取り付けてみます。
クロスが貼られていない広い部分はダウンライトホールカバーの縁の幅11.5㎜内に納まっていません。
つまり、ダウンライトホールカバーを使ってもクロスの貼られていない部分が露呈する場合があるわけです。
今回3ヶ所ダウンライトホールカバーを使ってリニューアルしましたが、トイレのダウンライトはクロスの貼られていない部分が露呈しました。
そこで、色の違いをコークボンドで補修します。
リフォーム後
今回はこのようなダウンライトホールカバーの盲点を事前にお客様に説明いたしました。
また、クロスの補修が入ると施工費が割高になるため、先ずはコークボンドで補修してみて、気になるようでしたら別の日に張り替えすることをお奨めしました。
施工後、コークボンドの補修でもほとんど気にならないとのことでした。良かったです。
一例として今回のリニューアル工事で使用したものをご紹介します。
今回ご採用のLEDダウンライトはオーデリック社製 Qシリーズで光束維持時間は50,000時間です。
LED光源は交換できないタイプですが、一日3時間の使用で約45年は利用できる計算ですので、
玉切れによる交換作業や交換費用はほぼ発生しないことになります。
ちなみにツイン2蛍光灯の金額は2,000円程でした。(2026年6月現在)
LEDはスイッチオンですぐに安定した明るさとなり、定格消費電力は蛍光灯の18Wに対し4.5Wと1/4となります。電気代も節約になります。
また、以下の同社ダウンライトホールカバーを利用しました。