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浴室入口折戸の外れ、破損、戸車等の不具合で交換修理したいが、
そんな、あなたにお読みいただきたいと思います。
お風呂の入口扉が・・・
『古くて部品も無い?やっぱり修理は無理か?』
『直すには壁を解体したりと大掛かりになりそう。』
『仕方が無いからガマンしよ。』
とお思いでしたら、お耳を5分拝借。
わずか3時間。解体せずに直せます。
まずは、どんな破損状況の浴室入口折戸を解体無しに3時間で修理するのかご覧下さい。
これが今の入口扉ね。扉の動きがギクシャクしているわ。
レールや戸車が磨耗しているんですね。
割れたパネルの替わりも外れてしまっているわね。
樹脂パネルの交換は障子部分を一旦バラしてやり替えるんだけど、古いものは、作業中に不具合が起きて、直せても割高になったり、いくらも使わないうちに他が壊れてしまうケースも多いんだよ。
ところで、廃版品の場合、タイルの壁に埋まっている枠ごとそっくり交換かしら?そうなると壁も壊さないと外れなさそうね。
そうさ。そこでどうするか、見てれば分かるよ。
タイル壁に枠が埋まった浴室入口折戸どんな修理をするのかご覧下さい。
先ずは折れ戸を撤去します。
上と
下の止め金具を緩めると、固定されていた扉が動くようになるだろ。
それから、持ち上げて外すんだ。『よッと。』
こうやって、外すのね。
でも、これからが問題ね。
確かに、枠ごと交換するには壁を砕(はつ)って枠を外さなければなりません。
そうすると、タイル補修も必要になるので、工期も掛かるし、費用も嵩んできます。
そこで、新しい枠を、今の枠の内側につけて直すんだよ。
なるほど、そういうことか。今度は何を始めたの?
新しい枠の取り付けに邪魔なものを全部撤去していくんだよ。
これは、機密性を高めるために付けられていたパッキンです。
剥がしてしまって、大丈夫なの?
新規の枠についているパッキンが機密性を保持してくれます。
そっか。
枠廻りぐるりと剥がします。
今度は、何か削っているみたい?
新しい扉の枠の取り付けに邪魔なものは、みんな取り去るんだよ。
なんだか、丸め始めたわね。
これは、既存の枠のレール部分を撤去しているんです。
突起部分があると、新規の枠が固定出来ないからです。
レールが外れたところで、新しい枠を当てがってみます。
まだ、チョッと加工が必要だな。
下枠を一旦外して
加工します。
リフォームは現場現場に合わせて、加工しながら、いかにきれいに納めるかがポイントだね。
何でも良いから付けば良いってものじゃないんだよ。
もう一度、枠を当てがってみます。
どうだろう?
今度は、大丈夫そうだな。
枠の周りに、隙間テープのようなものを貼り付けているみたい。
これは、枠を固定する前に、シール充填用のバックアップ材を枠の片側に貼り付けているところです。
それから、また、当てがってみます。
どれどれ、上も下もだいたい按配良さそうだな。
こうして按配を見ながら、他の部位も貼っていきます。
タイルの壁と、元の縦枠の所に見える赤い線は何かしら?
これはね、新規の枠の取付面が垂直かどうか、レーザー墨出し器で測っているんです。
年数が経っている建物は、たいてい矩(かね)(垂直水平)が狂っているね。
でも、新しい建具の枠は長方形に出来ているから、調整しながら取り付けていくんだよ。
…やっぱり狂っているな。
そして、また枠を当てがります。
ここを調整しないと駄目だな。
よし入った。
今度はどう?
今度は、バッチリだね。
枠の調整ができれば仮固定してみます。
矩が狂っているときは、新規の枠が歪まないように特に注意して取り付けていくんだよ。
仮固定できたところで、折戸を吊り込んでみます。
オッ、いいじゃん。
折戸の吊り込み確認後も、一気には枠留めしません。
少しずつ増し締めしながら固定していきます。
上枠
左縦枠
右縦枠
再び上枠…
下枠の最後のビスを留めると枠付け完了です。
さて、折戸の吊り込みです。吊元側を固定し、ラッチの掛かりを調整します。
シリコンスプレーをかけて戸車などの動きを良くしてあげよう。古くなってきたら、時々こうすると動きが良くなるよ。
完成ね。
いいえ、まだ仕上げが残っています。
新しく取り付けた枠の廻りにシールを打たないとね。
その前に、上枠の上側にもバックアップ材を詰め込みます。
それから、シールがはみ出さないようにマスキングテープを貼って養生するのさ。
何やってるの?
ヘラの当たりがどうか見ているんです。
よしッ、大丈夫そうだな。四方養生していくよ。
養生ができたところでシールの打ち込みです。
浴室には、防カビシールを使うんだ。
打設後は、ヘラで滑らかに均していきます。
養生テープを剥がせば終わりかしら。
脱衣所側にもシールを打つよ。
汚れを拭き取ってから、
マスキングテープを貼っていきます。
マスキング養生ができたら打ち込みです。
浴室内同様、ヘラで均して
養生テープを剥がせば
浴室入口折戸交換工事の完成です。
浴室入口折戸交換リフォームの施工前後を確認してみましょう。
浴室内側ですが、枠周りにはしっかりコーキングが打たれています。タイルの目地で比較すると高さが若干下がっているのが分かります。
脱衣所側です。若干アルミの下枠に厚みが出ました。
入口周囲の納まりです。幅方向は元のアルミ枠内でほぼ納まっています。
ご覧のように今回のケースでは殆ど開口寸法に違いはありませんが、現場によっては多少開口寸法が小さくなります。
作業は以上のとおりです。
いかがでしたか?
動かない。
動いてもガタガタ。
よく外れる。
パネルが割れた。
こんなお風呂の入口折戸が・・・
わずか3時間で直せます。
『古くて部品も無い?やっぱり修理は無理か?』
『直すには壁を解体したりと大掛かりになりそう。』
『仕方が無いからガマンしよ。』
とあきらめていたあなた。
まずは、お気軽にご相談下さい。
浴室折戸交換リフォームのご感想
うちは、3時間もかからないで直って、その日中にお風呂にも入れたのでホント良かった。
最後まで、ご覧いただきまして、ありがとうございました。
『お風呂入口折戸の交換修理リフォーム』はいかがでしたか?
今回ご紹介のお風呂はタイル張りの在来浴室ですが、ユニットバスでも可能です。
浴室や脱衣所の状況により修理料金は異なりますが、お電話で確認させていただくことで概算金額はご案内出来ます。
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