和室を洋室にリフォームしたい方へ。
中古マンションの購入を機に和室をリビングと一間続きの洋室に改装するN様邸
練馬区のマンションリフォーム事例をご紹介
さぁ、間仕切壁を解体する前に、
壁のスイッチやコンセントを外しておくよ。
これでヨシッ。ボードを剥がしていくか。
ベギッ。
バギッ。
壁の骨組みが見えてきたわ。
壁の厚みってずいぶん薄いのね。
鉄筋コンクリート造の構造体以外の部屋内の間仕切壁は
荷重を受けていないので薄く造られています。
天井から一段下っているところは壊さないの?
頭の上のこれかい?
これは、梁といって鉄筋コンクリート造の構造体だから壊せないんだ。
だから、梁はこのまま利用するのさ。
それで、梁下の天井を壊さないように壁だけ慎重に外しているのね。
こちら側の剥がしはもう少しで終わるよ。
この壁は、引き込み戸が入るスペースになるんだったっけな。
引き込み寸法を当たってから解体していくよ。
裏側はこの辺だな。
壁の開口が広がったわね。
ここまで、扉が引きこまれてきます。
さてと、反対側の壁も剥がしていくよ。バキッ。
ベギッ。
こいつも皆取って
引き違い戸の縦枠も外して・・・
おおかた壁が撤去できたら、下っている間柱を揃えていきます。
ずいぶん、広々したわね。
ところで、間柱はキレイに整えられたけど、梁下には段差があるのね。
隣り合う二部屋でも、
天井の高さや間仕切り壁を挟んだ壁の出などが違う場合もあるんですよ。
でも、間仕切り壁があるときは気がつかないでしょ。
リフォームの見積書って一目見ただけでは、分かりにくいことが多いけど、この辺がポイントなのね。
こういう段差の納め方次第で、仕上がりや工事費用もかなり変わってきます。
目先の金額にとらわれないように、その辺の注意が必要ね。
反対側も広々したわね。
解体の後は引き込み戸を取り付けていきましょう。
まずは、ユニットの上枠が取り付けられるように
長さを揃えた間柱の下端に下地を横に流して取り付けます。
もう1本流すよ。
次は建具が当たる縦枠を取り付ける壁に補強を入れます。
床から天井まで、木下地があるように見えるけどこれでは駄目なの?
壁を剥がしてみた方が分かりやすいですね。
それじゃ、枠幅に合わせて石膏ボードを切ってみるよ。
出隅以外の部分には下地は入ってないわ。
戸の当たる枠の下地を
幅広の下地にして強化しましょう。
反対側は、出入口の袖壁と絡むんだよな。
ここは、腕の見せ所ですね。
よし、これでうまく納まるぞ。
枠と下り壁の下地も出来たので、次は敷居の取付です。
何をしているの?
こっちの部屋は既存のフローリングに敷居を埋め込むから、位置決めをしているんだ。
位置決め出来たら、印に合わせてフローリングを切っていくんです。
よし、こっちはこれで良いかな?
あそこがやっぱり出ちゃうな。
何が出ちゃうの?
切った床に敷居を合わせたところ、部分的に隙間が出てしまうため、
切り落とした端材を利用して床の補修をしているんです。
へー!すっごい裏技ね。
解体したものもうっかり捨てられないわね。
そうなんだよ。ときどき、せっかく、補修で使おうと思って、とっておいたのに、
ときどき捨てられてしまうことがあるんだ。
リフォームでは、解体したものを上手に再利用した方が、
仕上がりが良くなる場合もあるんです。
こうしてくっついてしまえばほとんど分からないんだ。
敷居の納まりが確認できたので、今度は枠を取り付けていくよ。
枠の取付は、高さに合わせて切った左右の縦枠と幅に合わせて切った上枠を床に寝かせて接合してから、
起こして下地に固定していきます。
大きい枠は、取り付けの時に歪みやすいから、曲がらないようにまっすぐ付けるんだ。
レーザー墨出し器で垂直を確認しているところですね。
下の方に縦に赤いレーザービーム見える?
この垂直の線に枠を合わせて固定するのさ。
縦枠の次ぎが上枠の固定ね。
スイッチ、コンセントのある袖壁の下地も補強します。
袖壁の脇の戸が引き込まれる控え壁も、ベニアで作って補強します。
下地が終われば、石膏ボードを張っていきます。
今、作業しているのは控え壁の裏側ね。
こちらの部屋の梁下には、チョコっと下り壁ができるんだよ。
いよいよ建具の建て込みですね。
建具を止めたい位置に
ソフトクローズを付けると閉めるときに便利なんだよ。
あらホント。
軽く押してあげるだけで召し合わせの位置でピッタリ止まるわね。
それでは、工事が終ったようですので、リフォーム前後をご覧下さい。
襖一枚分しか開かない間仕切壁はどうなりましたでしょうか?
バカッと開口できる引込戸になりました。めいっぱい開口してみました。
その差歴然ね。
隣の部屋の窓の景色も見えるようになったので、すごく開放的に感じるわね。
普段は、引込戸を開けてリビングとして一体的にご利用。
来客や就寝時は、引込戸を閉めればこの通り。
完全に別々の部屋として間仕切れます。
いかがでしょうか?普段は広々大空間。
間仕切りたいときには、
扉を軽く押してあげるだけで決まった位置で止まる引込戸。
あなたも、こんな間仕切リフォームをやってみませんか?
間仕切リフォームなら弊社にお任せ下さい。
最後まで、ご覧いただきまして、ありがとうございました。
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