L型キッチンのリフォーム

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このウェブページでは、弊社の施工した『規格外(195㎝×150㎝)のL型キッチンリフォーム』の際の 『作業の様子』をご紹介しています。先頭ページからご覧なりたい方は→『先頭ページへ』をクリックしてください。

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さて、早速ご紹介に移りましょう。

吊戸・レンジフード取り付け

さて、いよいよL型キッチンの据え付けです。
吊戸から設置していきますが、吊戸の上部と天井との隙間が大きい場合は幕板を取り付けます。
幕板は天井と吊戸上部に木片を固定しそれに留めていきます。

天井に付ける木片の位置の墨出し(印付け)をします。 位置の墨出し

シンク側の吊戸上部には幕板固定用の木片を取り付け 幕板固定用の木片を取り付け

内部から棚下照明の配線を通す穴をあけておきます。 棚下照明の配線を通す穴をあける

準備ができたら取り付けます。 吊戸棚の取付

棚下照明の配線を先ほどの穴から吊戸内部に入れ込みます。 配線を入れる

リフターを使って吊戸を持ち上げ、

リフターで吊戸を持ち上げる

リフターで吊戸調整

高さを確認しながら、壁にビスで仮留めしていきます。

吊戸の高さを確認

壁に吊戸を仮止め

大工が苦労して取り付けた壁の木下地にしっかり効いています。
(木工事の様子はL型キッチン設置前の木工事でご覧になれます。)

吊戸の設置

吊戸棚を設置したところ

続いて、コーナー吊戸の梱包を開けて、 コーナー吊戸

キッチン内に運び込み、 コーナー吊戸を運ぶ

コーナー吊戸上部にも幕板取り付け用の木下地を取り付けます。 木下地を取り付ける

二人掛かりで持ち上げ、

コーナー吊戸を設置

吊戸を設置する

隣の吊戸と高さを揃えて、 吊戸の高さを揃える

側板どうしをビスで縫い付けて留めます。 吊戸を留める

窓側の吊戸を壁に本留めしていきます。

吊戸を壁に留める

吊戸の設置

レンジフードの設置です。こちらも横並びの吊戸と平らになるように二人で声を掛け合いながら設置していきます。

レンジフードの設置

シロッコファンレンジフードを設置

吊戸とレンジフードの取り付けができたところでレンジフードのダクトを接続します。

ダクトを接続

ダクトを接続したところ

水平器で仮留め中のレンジフードの水平を確認し、横並びの吊戸を本留めします。 レンジフードの水平を確認

レンジフードを留める 長年使っているレンジフードや吊戸が下がってきたり、傾くことがあります。

レンジフードの内部ではシロッコファンと呼ばれる多翼ファンが回転しているため、 周囲の壁や吊戸には振動が伝わっていきます。
また、吊戸は重量物が入れられた状態で扉の開け閉めが繰り返されます。
元々、石膏ボードにはビスが効きません。
石膏ボードへの直留めや、アンカープラグを使ってのビス留めだけでは ビスが緩んできたりします。

長年安心してご使用いただくには キッチンは堅固な木下地に固定すべきだと思います。

フロアキャビネット設置の前に、吊戸とパネルとの取り合い他にシールを打ちます。 吊戸とパネルとの取り合い他にシールを打つ

一人が吊戸内の清掃をし、他方が壁周りの残りのシールを打っていきます。 吊戸内の清掃

壁周りの残りのシールを打つ

吊戸類が納まり、シールを打ち終えたら、フロアキャビネット(下台)の取り付けに移ります。
幕板、扉、棚板類は最後にまとめて取り付けます。
シールに埃が掛からないように静かに掃き掃除します。 吊戸設置後の清掃

フロアキャビネット(下台)
の設置

先ずは、 共用通路に仮置きしておいた大柄なコーナーフロアキャビネットをキッチン内に運び込みます。
大きいので慎重に運びます。

コーナーフロアキャビネットを運ぶ

コーナーフロアキャビネットを運ぶ

ダイニングの入口もギリギリ通る寸法ですが、枠養生があるので安心です。 キャビネットを運ぶ

やっと、キッチンに到着しました。 下台を運ぶ

一番奥の角に据え置きます。 コーナーキャビネットを設置

ガスキャビネットとシンクキャビネットも開梱します。

キャビネットの梱包を開ける

キャビネットの組立準備

開梱したガスキャビネットをコーナーキャビネットの脇に入れ込みます。 ガスキャビネットを運ぶ

ガスホースはガスキャビネットの規定の位置に出しておきます。 ガスホースを穴に通す

シンクキャビネットは底板下に排水管を通すのと 給排水管

背面の壁と床との取り合いにある巾木を交わすために 巾木 底板と側板下部を加工します。

キャビネット背面は排水配管用、 キャビネット背面を加工

側板は巾木用に欠き込みを入れます。 巾木用に欠き込みを入れる

巾木用に欠き込み

加工ができたので並べてみましょう。

キャビネットを運ぶ

シンクキャビネットを設置

排水管を跨がして、巾木とキッチンパネルとの納まりを確認します。 キャビネットの納まりを確認

シンクキャビネットを設置

良い感じに側板が巾木を交わしています。 巾木とシンクキャビネット

シンクキャビネット内部はこんな感じで納まっています。
給水・給湯・排水配管が規定の位置に立ち上がっています。 上から見たシンクキャビネット

下台が納まったところで、レーザー水準器を使ってキャビネットが水平になっているか確認します。 レーザー水平器でキャビネットを確認

いい感じにレベルも出ています。 水平の確認

二手に分かれて作業します。一方は吊戸側の仕上げをはじめ、

吊戸の仕上げ
キャビネットの設置

他方は下台の連結をしていきます。 下台の連結

L型キッチン天板取り付け

フロアキャビネットの連結が終われば、天板の取り付けです。開梱して二人掛かりで載せに掛かります。 天板を運ぶ

このL型キッチンのステンレス天板はワンピースなので 室内が狭いと取り回しが大変です。また、設置寸法が狭いからと言って 人造大理石のようにカットして加工するわけにはいきません。 天板をキッチンに運ぶ

台所内へは水平のままでは入れられないので、斜めに傾けながら慎重に入れ込みます。 傾けながら慎重に天板を運ぶ

もう少しで、シンクがキャビネット内に納まります。 天板を乗せる

やっとシンクがキャビネット内に入りました。 シンクをキャビネットに入れる

ガスコンロの開口部から体を抜きます。 L型キッチンの天板を設置

天板をキャビネットにキッチリ納めたいのですが、 こちらのキッチンは元々コンロ側の壁の寸法に余裕が無いのでなかなか入りません。 寸法ピッタリの天板をのせる

一方が壁を押し、他方が天板を押し下げていきますが、いきません。 天板を押し下げる

そこでリフターで壁を開いて入れ込みます。 リフターで壁を開いて入れ込む

なんとか綺麗に納まりました。 天板をキャビネットにのせたところ

天板を固定していきます。 天板を固定する

続いて、ガスコンロを設置します。

ガスコンロを設置する前
ガスコンロの設置

ガスコンロを設置したところ

幕板加工・取付

吊戸と天井の隙間を埋める幕板の取り付けです。
隙間の寸法に合わせて幕板を切断し、留めていきます。

幕板を切断する
幕板の設置
幕板を切る
幕板を留める

幕板もキレイに納まりました。 幕板を設置したところ

キッチン組立仕上げ

引き出しを入れ込みます。 引き出しを入れる

シンク側キャビネットの端部に取り付けるキッチンパネルの見切縁は両面テープとボンドを併用して取り付けます。

見切縁を切る
見切縁に両面テープとボンドを付ける

見切縁の取付

シングルレバーハンドル水栓の取り付けです。

シングルレバーハンドル水栓の取り付け
水栓金具をつけたところ

フロアキャビネット周りにシールを打つため養生テープを張っていきます。 養生テープを張る

シールを打設し、

シールを打つ
キッチン回りのシールを打つ

シールをヘラで漉き取り、 ヘラでならす

均し、 ヘラで均す

養生テープを剥がします。 養生テープを剥がす

吊戸の扉、中板、それと、天板を入れるのに一旦外したフードカバーを取り付け、

吊戸棚の仕上げ作業
フードカバーを取り付ける

扉の調整をします。

扉の調整
蝶番の調整

フロアキャビネットの扉、引き出しも調整します。

フロアキャビネットの扉の調整
引き出しの調整

ようやくキッチンが組みあがりました。 キッチンが組みあがったところ

この後も電気・設備・ガスの仕上げ工事が続くので、養生をしておきます。

キッチン設置後の養生
養生されたキッチン