階段と繋がっているリビング。冬寒過ぎ、夏暑過ぎでお困りでは?幼児やペットがいるご家庭では転落の危険も…。
ドアの取り付けリフォームでリビングに安心と団らんを取り戻します。幼児やペットの転落防止、冷暖房費節約に絶大な効果です。
階段口ドア取り付けリフォーム承り地域
朝霞市 和光市 新座市 志木市
練馬区 板橋区 西東京市 周辺
リビングへと直接つながるリビングイン階段。『子供が立ち歩きを始め、ペットもいるので、転落事故を避け、冷暖房効率が良いドアを付けたい。』と奥様からのご相談でした。
ペットの猫がいるので、猫専用脱走防止扉『にゃんがーど』を利用されていました。
リフォーム前
仮設とはいえ、ペットや幼児の転落防止にはなりますが、下り壁もなく、格子戸なので冷暖房の空気は逃げてしまいます。
そこで、リビングイン階段入口へとドアを取り付けることとなりました。 リフォーム後
今付いている『にゃんがーど』のようにリビング側に出っ張っらずに、既存の開口寸法に合わせて、この位置(黄色の枠内)にできるだけ自然な形で納めます。 既存の巾木と
階段のササラ桁も加工します。
部屋の入口ギリギリまできている階段手すりも若干詰めます。
それでは、事前作業からご覧いただきましょう。
作業をご紹介します。先ずは既設の『にゃんがーど』を他の場所で再利用できるように丁寧に取り外します。
床養生を終え、設置作業に取り掛かります。
ドア枠と緩衝してしまう階段手すりは切り詰め、
ブラケットもずらしてドア枠が固定できるように付け替えます。
ドア枠ギリギリの位置迄移動させ、手すりが離れすぎないようにします。
巾木は一旦剥がして、加工して再取り付けします。
ササラ桁はドア枠と緩衝する部分をカットします。
幅木(右)の撤去とササラ桁(左)の加工ができました。
リビングと階段との床の取り合いはわずかながら段差があります。この段差分だけドアの左右の縦枠の下端を削ります。
良い感じに納まりそうです。
これで事前作業は終了です。次からはいよいよ、ドアの取り付けに入ります。
縦枠下端が加工できたところで、ドア枠を組み立て、開口部にあてがって、枠上の下り壁の寸法を当たります。
ドア枠取り付けの準備として、ドア縦枠横に入れる隙間調整材とドア上の下り壁の寸法をあたります。
寸法に合わせてドア縦枠横に入れる隙間調整材を加工します。
ドア上の下り壁の下地は材木を梯子状に組んで作ります。
取り付けてみましょう。
階段側から見たドアの右縦枠と壁との隙間には見切り材を加工して取り付けます。
こうして、階段側に細長い袖壁ができないようにします。リビング側の枠横の隙間は壁紙で補修します。
組み立てたドア枠の取り付けです。
階段手すりは枠のすぐ横にあるので今までと違和感はありません。
続いて、ドアへのハンドルと枠への戸当たりの取り付けです。
巾木を補修します。
枠と幅木の空いている部分にキャップを取り付けます。
下り壁の木下地には石膏ボードを張ります。
ドアと枠との隙間を調整します。
ドアを開く側の巾木には戸当たりを取り付けました。
大工さんの作業は終了いたしました。続いてはクロス屋さんの壁紙の補修工事です。
ドア取り付け後は、周囲の壁のクロス補修をします。補修位置が目立たないようにするのがポイントです。
まずは、貼り継ぎが目立たない位置まで壁紙を剥がしていきます。 ドア左縦枠から幅1枚分の壁紙を剥がします。
続いてドア上です。
壁紙を剥がし終えたところで、初回のパテ処理、『粗(あら)パテ打ち』です。ドア上と
ドア枠左側の石膏ボードの継ぎ目や隙間を埋めていきます。
『粗パテ』が乾くのを待つ間に、クロスに糊付けします。
粗パテの乾きを待って『仕上げのパテ打ち』です。
パテが乾いたら表面をペーパーヤスリで平滑に均した後、クロス張りです。 天井と壁、壁とドア枠との取り合い部分には、剥がれ防止のコークボンドを先打ちします。
壁紙はハウスメーカーさんのオリジナル品でしたが同じ柄を手に入れることができました。 念のため、ロッド違いによる濃淡の差を目立たせなくするためにリビング側はドア上で接続しました。
階段側の下り壁を貼れば完成です。
足元不安定な所での作業です。
クロスの補修も無事終わり、リビングイン階段の開口部へのドアの取り付け作業は完了しました。
違和感無く仕上がりました。建具の高さは約2m。枠外の幅は755㎜です。
パネルは半透明なので、階段側からも部屋に入る際にドアの前に誰かが居ればぼんやり透けて見えます。
また、樹脂製素材のため、割れた際にもガラスのように破片が飛び散りにくくなっています。
ドア右枠と幅木との納まりです。
ドア左枠と巾木、戸当たりの納まりです。
扉を開けると戸当たりに触れて止まります。 リフォーム後
階段側です。
長さを詰めた階段手すりは見た目にも違和感がありませんでしょ。
枠とササラ桁の取り合いも綺麗に納まりました。
さて、『他のデザインやアルミフレームの建具もないのか?』とお思いの方もいらっしゃると思います。
弊社では以下のようなデザインもお取り扱いしています。
木質系デザイン
アルミフレームデザイン