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 このウェブページでは、安心して任せられる外装リフォーム工事業者をお探しの方に向け、 弊社施工の外装リフォームの一例をご紹介しています。リフォーム前後の遠景写真はもちろん、至近距離で撮影した作業の様子、接写写真での工事の仕上がり具合もご覧になれます。 また、作業のポイントや弊社のこだわりにも触れていますので、ご参考にしていただければと思います。

工事3

箱樋(内樋・隠し樋)から
軒樋(外樋)への改修(造作編)

途中から当ページをご覧の方へ

工事2 までのあらすじ・・・
内樋箱樋隠し樋)のつまりから建物内に回った雨水が軒の壁下地を腐らし、 突然崩落したモルタル壁の改修を行うことに。
道路側に更なる崩落の危険がある中で、足場の架設は車両通行止めで実施し、手作業によるモルタルと内樋の解体・撤去まで無事終わりました。

さて、工事3 では、
内樋(箱樋・隠し樋)撤去後の、『軒』 の造作をご覧いただきます。

まずは軒先の雨養生を剥がしてから、新しく軒先になる部分【鼻隠し(はなかくし)といいます。】に 下地板を取り付けています。

この下地板は、解体時に外した良品を再利用しています。

良品は再利用

屋根の上では
新しく軒先になる部分より前に飛び出した瓦棒の『心木』を切り落とすために、屋根の突端の板金を切っていきます。 屋根の突端の板金を切る

鼻隠しに下地板が取り付けられました。 鼻隠しに下地板を取付 この後、この上に構造用合板を留め、防水紙を張ってガルバリウム鋼板で仕上げていきます。

さて、先ずは軒先の上下から飛び出している心木と上げ裏の野縁を切っていきます。 

軒先から飛び出す心木を切る
軒先から飛び出す垂木を切る

次に屋根の上では、軒先に広小舞 【(ひろこまい)軒先につけている板】を取り付け、 軒先に広小舞を取付

下屋では、鼻隠しにはる構造用合板を切っていきます。 鼻隠しにはる構造用合板を切る

鼻隠しは広小舞を付け終えてから、 鼻隠しに広小舞を取付

構造用合板を張っていきます。 構造用合板を張る

鼻隠しが終れば、上げ裏(軒天井)下地の造作です。 上げ裏(軒天井)下地の造作

そして、鼻隠しに鋼板を巻く前に防水紙を張ります。 防水紙を張る

その頃、別の場所では、鼻隠しに貼る鋼板の加工中です。 鼻隠しに貼る鋼板の加工中

折り曲げ加工は二人の息を合わせて行います。 鋼板の折り曲げ加工

加工が終われば、鋼板を取り付けていきます。

鋼板を取り付け
鋼板を取り付け

もうすぐ、張り終わります。 鋼板を取付中

軒樋の取り付け

鼻隠しに鋼板を張った後、樋受け金物を取り付けていきます。
まず、水勾配を計って上手と下手に糸を張り、 樋受け金物を取付

端から順に等間隔で樋受け金物を固定していきます。 金物を固定

樋受け金物を付け終えたら、軒樋の設置前に 鋼板の継手にシール打ち 軒先に巻いた鋼板の継手に仕上げの2回目のシールを打ちます。

屋根の葺き替え後、軒樋の取り付け作業となります。

軒樋の集水器取付位置には排水用の穴を先に開けます。 耐候性に優れた樋 弊社で使用している樋は、鋼板に樹脂を被覆させたタイプで、耐候性に優れています。

そして更に、切断部には水が直接触れない処理を施します。

取り付けには、屋根の出隅を2方向から 樋の取付

挟み込むようにしてコーナーを留め、 新しい樋を設置

樋受け金物の突端を折り曲げて樋を固定します。 樋の固定

下から見たところです。 あなたのお宅の樋受け金物の取り付け間隔はどの位ですか?

間隔が狭いほうが雪などの重みにも丈夫で、 劣化による樋の歪みも抑えられて長持ちします。

外樋なら雨水が詰まっても、あふれ出た水が建物内部に入り込む心配はありません。

上げ裏換気口の設置

鼻隠しに鋼板が取り付けられたところから、上げ裏(軒天井)に 上げ裏(軒天井)に珪酸カルシウム板をはる 珪酸カルシウム板を貼っていきます。

ところで、お客様より屋根の改修にあたって、
『2階の部屋の夏の暑さを和らげて欲しい』
とのご要望をいただきました。

今までは、天井裏の換気設備はなく、夏は特に熱気が滞留し暑さが篭ってしまう状況でした。

そこで、暑さを和らげるのに天井裏に自然換気が働くようにします。

ここでは、『上げ裏通気口』 用の開口を設けています。

上げ裏通気口用の開口
上げ裏通気口

日射で熱せられた屋根裏の熱気は高い所へ上昇していきます。

そこで、屋根で一番高い大棟の位置に棟換気口を設置し、 大棟に棟換気口を設置 熱気が排出できるようにします。(屋根工事のところでもご説明します。)

すると、天井裏の中は自然と負圧となり、上げ裏通気口から外気が吸い上げられ 空気の流れが良くなるわけです。

上げ裏を貼り終えると 上げ裏を貼り終えたところ

外壁との取り合い部にシールを打っていきます。 外壁との取り合い部にシールを打つ

養生を剥いだら、 養生を撤去

塗装屋さんにバトンタッチされ、表面を塗装で仕上げます。 上げ裏の塗装

最後に上げ裏換気口のカバーを付ければ 裏換気口カバーを取付 完成です。

住まいるパートナー
最後まで、ご覧いただきまして、ありがとうございました。

『箱樋(内樋・隠し樋)から軒樋(外樋)への改修(造作編)』 はいかがでしたでしょうか?

外装工事は
ご近所への配慮も忘れない住まいるパートナーへご相談下さい。

住まいるパートナーでは、

  • 住まいるパートナーの特長1様々な職種を必要とする複合的な工事であっても、専任の建築士アドバイザーが窓口となってお打ち合わせができます。

  • 住まいるパートナーの特長2 着工後もご安心下さい。一貫して現場の管理監督も務めます。

  • 住まいるパートナーの特長3 ですから、リフォームにありがちな突発的な不具合が出ても素早く対応できます。

  • 住まいるパートナーの特長4 お引渡しまで、職人達と力を合わせて我が家同然の思いで丹精込めて仕上げていきます。

リフォーム業者をお探しで 『仕事振り』 も大切だとお考えでしたら、 是非、弊社にご相談下さい。



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です。



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