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 このウェブページでは、安心して任せられる外装リフォーム工事業者をお探しの方に向け、 弊社施工の外装リフォームの一例をご紹介しています。リフォーム前後の遠景写真はもちろん、至近距離で撮影した作業の様子、接写写真での工事の仕上がり具合もご覧になれます。 また、作業のポイントや弊社のこだわりにも触れていますので、ご参考にしていただければと思います。

工事7

木造住宅の外装塗装築37年!
木造住宅の外装塗装は途中経過をチェックしろ

途中から当ページをご覧の方へ

工事6 までのあらすじ・・・

突然大屋根の軒のモルタルが崩落し、改修工事を実施することに。
いまだ崩落の危険のある中で足場は車両通行止めで架設し、 1・2階の『軒』と『大屋根』の改修、雨戸一筋の交換を無事終え いよいよ外装塗装で化粧直しいたします。


以前の在来木造住宅の外部には木部や鉄部がたくさんあります。

例えば、戸袋、窓枠、バルコニー、面格子・・・
霧除けや庇には、板金が使われていました。

木部鉄部が多い以前の在来住宅こそ、 塗装の腕が試される建物です。

塗装は外部の手直しが終った後の仕上げ工事です。

それでは、塗装工程をご覧頂きましょう。

ケレン清掃

ケレン清掃とは、劣化してささくれ立った木部の塗膜や 鉄部のめくれかえった錆びを擦り落としたり、 塗膜のくいつきを良くするために、塗装面へ細かな傷を付ける作業です。

工期を縮めるため、手直し工事と絡まない部位から 外装リフォーム工事中 ケレン清掃をすすめていきます。
水色のヘルメットをかぶっているのが塗装工です。

スクレパー(皮すき)によるケレン清掃。 ケレン清掃

雨戸の鏡板も塗りますので、ケレン清掃をします。 雨戸の鏡板もケレン清掃

ケレン清掃 職人さんが使っているのは台所のコゲ落としのようなものです。

高圧洗浄

ケレン清掃後、高圧洗浄します。
木・鉄部が少ない場合は、高圧洗浄を先にする場合もあります。

外壁の塗膜が劣化していると、カルピスのような白い水が流れます。
ケレン清掃後の埃もしっかり流します。 高圧洗浄

下塗り

洗浄が終ると鉄部・木部の下塗りです。
塗る場所に応じて刷毛とローラー刷毛を使い分けます。

目隠し取付用の鉄フレーム 鉄部の下塗り

窓の木枠 木部の下塗り

下屋の鉄板 鉄部の下塗り

シール処理

木・鉄部の下塗りが終れば次は外壁塗装ですが、 その前に外壁のヘアクラック部分へコーキングを塗り込みます。 コーキングの塗り込み

養生

次に、各所の塗装養生をします。
養生の良し悪しが仕上がりを左右します。

縦樋 樋の養生
CATV受信機、プルボックス、木枠、下屋 養生
窓回りサッシ部分 サッシの養生

窓の養生
庇と壁の取り合い部 庇と壁の取り合い部を養生
換気扇フード 出窓の庇板金 換気扇フードと出窓の庇板金を養生

壁と軒天井の取り合い、戸袋の板金部 取り合いを養生

土間養生

土間も養生します。

玄関ポーチ 玄関ポーチの養生

建物周囲の土間部分

土間養生
建物周辺の土間養生

外壁塗装 下塗り

さて、養生が終ればいよいよ外壁の下塗りです。
下塗り塗材には、吸い込み止めと中塗りの付着性を高める効果があります。刷毛とローラー刷毛を使い分けながら塗っていきます。

外壁の下塗り
外壁を下塗り

季節や方位、天候による塗膜の乾きを考えて塗り始めていきます。
今回は、乾きにくい日陰の基礎部分から塗り出します。

階上に行くほど風が通りやすくなるので乾きは早くなります。 外壁の下塗り

ローラー刷毛を縦・横と転がしながら、凸凹パターンの奥まで塗り込んでいきます。

丁寧に下塗り
外壁塗装の下塗り

日が当たり、風が抜ける部分は乾きが早いので後からにします。 外壁塗装

写真では分かりづらいのですが、下塗りが乾くと艶が出ます。 下塗り後

外壁塗装 中塗り

中塗りも下塗り同様、季節や方位、天候による塗膜の乾きを考えて塗っていきます。
奥側のクリーム色の部分が下塗り、手前側の白い部分が中塗りを終えたところです。 外壁塗装の中塗り

上側が下塗りのシーラー部分です。 外壁塗装を中塗り シーラーでは、ほとんど色が付かないので、シールの跡がそのまま見えますが、 中塗りまで終えた下側部分はシールが目立たなくなりました。

ここも、下塗りと中塗りの違い分かりますね。玄関庇の上げ裏です。

外壁塗装の中塗り
上げ裏の中塗り

この後、外壁を上塗りまで仕上げて、木部、鉄部、外装小物に手を付けていきます。

各所の仕上がり

それでは、各所毎にご覧いただきます。

東側窓回り

戸袋の鏡板などの平らな面はスクレパー(皮すき)などで擦ります。 スクレパーで擦る

親方!お仕事中すみません。チョッとお顔を・・・。 丁寧な下地処理 ニコッ。

高圧洗浄直後 高圧洗浄直後

戸袋・枠回りの板金、手すりなどの鉄部に錆び止めを下塗りします。 鉄部に錆び止めを下塗り

次に木枠、戸袋等の木部に木部用下塗り材を塗ります。 木部に下塗り

戸袋・雨戸の鏡板の中塗り 戸袋・雨戸の鏡板の中塗り

鏡板の上塗り
上塗りも塗りづらい箇所を先に刷毛で塗りこんでから 鏡板の上塗り

後からローラー刷毛で塗っていきます。 上塗り

鏡板の下側にも丹念に塗りこんでいきます。 丁寧な上塗り

戸袋妻板(チョコレート色)と鏡板(茶色)との取り合い部を塗り分けているところです。 取り合い部の塗り分け 皆さんのお宅はしっかり塗り分けられていますか?

枠回り・板金・手すり等の鉄部をチョコレート色で塗り込んでいきます。 鉄部の上塗り

細部まで丁寧に

仕上がり 上塗り後 鏡板と妻板のチリ際もキッチリ、チョコレート色で塗り分けました。

玄関庇

下塗り 玄関庇の下塗り
仕上がり 玄関庇の上塗り後

仕上がりの中央部が白いのは、塗膜に艶が出て、日に当たった隣の建物が反射して見えています。

下屋

高圧洗浄直後 下屋の高圧洗浄直後

下塗り 壁との取り合い部分に刷毛で錆び止めを塗っているところです。 取り合い部分に錆び止め

下塗り後、外壁塗装のため一旦養生します。
青い笠木板金は交換するので養生しません。 下塗り後の養生

仕上がり 塗装後

下屋の上げ裏

リフォーム前 リフォーム前
リフォーム後 リフォーム後

下屋のモルタル部分には、上からサイディングを貼っています。

作業前 庇のリフォーム前

入念にケレン清掃後 庇のケレン清掃

高圧洗浄で洗い流すと 庇の高圧洗浄

汚れはどうでしょう。 庇の塗装前

下塗りは先に壁との取り合いと板金の継ぎ目を刷毛で塗りこんでおいてから、ローラー刷毛を転がして塗ります。

庇の下塗り
庇を丁寧に下塗り

中塗りも 板金の継ぎ目と壁との取り合いを刷毛で塗りこんでおいてから、 庇の中塗り

ローラー刷毛を転がしていきます。

庇の中塗り

中塗り完了 庇の中塗り後

仕上がり 塗装後 空が反射しています。

2階大屋根 軒先回り

リフォーム前の内樋 リフォーム前
リフォーム後の外樋 リフォーム後

雨樋が内樋(箱樋・隠し樋)から外樋(軒樋)になっています。

軒天井・上げ裏換気口

珪酸カルシウム板に変更された軒天井は、軒先板金との取り合い部を養生して、 ローラー刷毛で塗っていきます。 軒天井の塗装

下塗り完了時 軒天井の下塗り後

上げ裏換気も取り付いて仕上がりました。(養生剥がし前です。) 軒天井の上塗り後

西側2階 窓回り

鉄部の下塗り完了 鉄部の下塗り後

鏡板の中塗り 鏡板の中塗り
仕上がり 塗装後

バルコニー回り

鉄部の塗膜の剥がれや錆びが進んでいる場合は、電動工具を使ってケレン作業をすることもあります。 電動工具を使ってケレン作業

ケレン後のバルコニーです。 ケレン後のバルコニー

ケレンの後は錆び止めを下塗りします。 ケレンの後は錆び止め とことん塗り込みます。

縦格子フェンスの下塗りが終ったところです。(足場板があるので、手すりの一部は後から塗ります。) フェンスの下塗り後 縦格子の角パイプは4面あるので、このお宅のように8m強の縦格子の ケレン掛け・下塗り・中塗り・上塗りと仕上げていくのは、大変根気の要る作業です。

雨戸 下塗り

雨戸は、シルバーの枠を養生します。 枠の養生

塗り辛い部分を刷毛で丁寧に塗り込んでから、平らな部分をローラー刷毛で塗っていきます。 細部の塗装

戸袋鏡板 下塗り

木部は劣化がすすんでいるので、木部専用下塗り材を使って下塗りします。 木部の下塗り ここも、塗りづらいところを先に刷毛で塗り込んでおいてから 後からローラーバケで塗っていきます。

下塗り後

雨戸・戸袋

雨戸の鏡板は戸袋と同色で仕上げます。
中塗りも塗りづらい場所から刷毛で塗りこんでいき、ローラーバケで平らな部分を塗っていきます。

中塗り
中塗り塗装

雨戸・戸袋の鏡板の中塗り 雨戸・戸袋の鏡板の中塗りが終りました。

雨戸・戸袋の鏡板の中塗り終了

鏡板が乾けば、戸袋の妻板、窓枠回りをチョコレート色で中塗りします。 窓枠回りを塗装

鉄骨バルコニーもチョコレート色で塗っていきます。 バルコニーの塗装

中塗り完了。 中塗り後

違う角度から。 中塗り後

上塗り作業風景です。 上塗り作業

以前塗った方が、サッシ枠にはみ出した部分も手直ししました。 丁寧な塗装

バルコニー回りの塗装が仕上がりました。

バルコニーの塗装後
バルコニーの塗装後

下屋 瓦棒葺屋根

バルコニー下の下屋の下塗りですが、 下屋の下塗り 障害物がたくさんあってほうきやラスター刷毛では埃を掃けない場合は、ブロワーで吹き飛ばしながら塗っていきます。

瓦棒葺の下屋部分は瓦棒キャップとどぶ板の取り合い部分を先に刷毛で塗り込んでおきます。
ローラー刷毛で塗りこむ前に全体を清掃し、一気に塗っていきます。 塗装前の清掃

下塗りが終りました。 下屋の下塗り後

下屋の中塗り
下塗り同様、瓦棒キャップとどぶ板との取り合い部を刷毛で先に塗りこんでいきます。 下屋の中塗り

刷毛塗りが終ればローラー刷毛で端から塗っていきます。 下屋の中塗り塗装

下屋の瓦棒の仕上がりです。

塗装前
下屋の瓦棒の塗装前
塗装後
下屋の瓦棒の仕上がり

外装小物

長年風雨にさらされている外装設備類も化粧直しします。

築年数の古い家でよく見かけるのが、 CATV保安器受信盤の劣化やプルボックスの色さめです。

このお宅ではCATV保安器の配線が受信盤から外れています。 外装小物のリフォーム

触るとボロボロ崩れてしまいました。 壊れた外装小物

そこで、受信盤を新規に交換します。 受信盤を新規に

横のプルボックスも化粧直しします。 プルボックスを塗装

外装小物を塗装後

玄関ドアの鏡板塗り替え

框組みデザインの玄関扉の鏡板も色がさめてしまったので塗り替えることとしました。 玄関ドアの塗り替え

何度も何度も色を混ぜ合わせて納得いく色づくりをしていきます。 塗装色の調合 調色はデリケートな作業です。

養生し、 玄関ドアの養生 表面を目荒らしします。

短毛のローラー刷毛で塗っていきます。 玄関扉の鏡板の塗装

玄関扉の鏡板の塗装

仕上がりです 玄関扉の鏡板を塗装後

外構(塀)

外構(塀)は塗装部分だけを塗り替えますが、巾木の汚れや側溝の蓋の汚れもついでに落とします。 塀の塗装 左右の塀の巾木、玄関ポーチの土間、側溝の蓋にご注目ください。

高圧洗浄できれいになった側溝の蓋 蓋は新品みたいですね。

中塗り迄終ったところです。 中塗り後の塀

上塗りです。塀に注目して下さい。中塗りとの違い分かりますか?

塀の上塗り作業
塀の上塗り作業

明るい方が上塗りです。

上塗り前 塀の塗装前
上塗り直後です。 塀の上塗り後

リフォーム工事完了

外装リフォーム前 リフォーム前
外装リフォーム後 リフォーム後

この角度からは、外装色以外、2階の大屋根の軒樋、上げ裏換気口の設置、 下屋の軒先のサイディングが変更されているのが分かります。

リフォーム前 リフォーム前
リフォーム後 リフォーム後

住まいるパートナー
最後まで、ご覧いただきまして、ありがとうございました。

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気になることがたくさんおありでしたら、
そんな時こそ、住まいるパートナーがお役に立ちます。

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  • 住まいるパートナーの特長1様々な職種を必要とする複合的な工事であっても、専任の建築士アドバイザーが窓口となってお打ち合わせができます。

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次は、
工事8 鉄骨バルコニー(ベランダ)の
床のデッキ材交換

です。



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