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 このウェブページでは、安心して任せられる外装リフォーム工事業者をお探しの方に向け、 弊社施工の外装リフォームの一例をご紹介しています。リフォーム前後の遠景写真はもちろん、至近距離で撮影した作業の様子、接写写真での工事の仕上がり具合もご覧になれます。 また、作業のポイントや弊社のこだわりにも触れていますので、ご参考にしていただければと思います。

工事4

鋼板屋根の2階の暑さを和らげた3つの工事

途中から当ページをご覧の方へ

工事3 までのあらすじ・・・
突然の軒のモルタルの崩落で改修工事を実施することに。
いまだ崩落の危険のある中で、車両通行止めにて足場架設。
危険な軒の解体を経て、『軒』 と 『屋根』 の二手に分かれて造作は進めます。
工事3 の『軒』回りの造作に続いて、
工事4 では『屋根の葺き替え』をご紹介します。

2階大屋根は、軒先がご覧の通り、箱樋(内樋・隠し樋)になっています。 箱樋(内樋)

詰まってあふれた雨水が建物内部に回り、下地を腐らせて崩落しました。

そこで軒先形状を改めると同時に、 瓦棒葺屋根葺き替えることになりました。

工事に際しては、
『2階の夏の暑さを和らげて欲しい』との
お客様からの要望もあって、

  • 改修のポイント1 野地板二重構造による断熱材敷設
  • 改修のポイント2 遮熱塗膜鋼板による瓦棒葺屋根の葺き替え
  • 改修のポイント3 棟換気と上げ裏通気口の新設

を実施します。

それでは、作業風景をご覧下さい。

先ずは軒先形状を変更するために瓦棒のキャップの一部を外します。 軒先形状を変更する工事

『軒』では、箱樋撤去後に新しく軒先になる部分【鼻隠し(はなかくし)といいます。】に下地板を取り付けます。

この下地板は、解体時の良品を再利用しています。 内樋から外樋へ変更する工事

キャップの撤去後軒先に飛び出した瓦棒の『心木』を鋸で引くのに邪魔なので、 突端の板金を切っていきます。 板金を切る

突端の鉄板は切り落とされ、下地板が取り付けられました。 下地板の取付 この後、鼻隠しは、構造用合板で更に補強され⇒防水紙⇒鋼板と仕上げていきます。

さて、先ずは軒先の上下から飛び出している垂木を屋根の上と、 垂木を切る

下から 内樋から外樋へ カットしていきます。

そして、『広小舞』 【(ひろこまい)軒先につけている板】を付けます。 広小舞の取付

出隅(でずみ)が揃うように取り付けます。 丁寧な工事

広小舞を付てから『鼻隠し』に構造用合板をはっていきます。 鼻隠しに構造用合板をはる この後、屋根の上に断熱材を敷きこみ、その上に新しい屋根を葺いていきます。

棟換気用に屋根を開口

大棟と下り棟(くだりむね)の棟板金(黄色の部分)を剥がし、 大棟と下り棟の棟板金を剥がす

大棟の一部を開口しておきます。 大棟の一部を開口

チョッと雲行きが怪しくなってきました。
屋根工事は、雨が降り出しては続けられません。
分業して効率良く進めます。

一人は、地上と残材をロープで降ろし、 残材を降ろす

一人は、断熱材を敷きこむ前の清掃。 屋根の清掃

そして、もう一人は下屋から断熱材を揚げてもらい引き揚げます。 屋根に断熱材を運ぶ

野地板二重構造による断熱材敷設

断熱材は瓦棒の垂木(たるき)間の寸法でカットし、挟み込んでいきます。 断熱材をカット

ある程度進んだところで、野地板(のじいた)になる耐水特類の構造用合板を荷揚げします。 構造用合板を荷揚げ

野地板は、馬張りに張っていきます。 野地板を馬張りに

だいぶ進みました。 屋根の改修

右側に棟換気の通気口が見えます。 屋根のリフォーム

野地板が張れたら、軒先から防水紙を張っていきます。 屋根に防水紙を張る

何とか雨が降る前に防水紙を張り終えました。 防水紙を張った屋根

防水紙を垂木で押さえれば、ひとまず雨が降ってきても大丈夫です。 垂木で押さえる

垂木で防水紙を押さえつけました。次はいよいよ板金を敷きこんでいきます。 屋根のリフォーム工事

遮熱塗膜鋼板による
瓦棒葺屋根の葺き替え

さて、防水紙の先に雨樋の受け金物が見えますが、 軒先の水切れを良くする唐草板金 その上に防水紙から少し出てグレーに見えるのが、『唐草(からくさ)板金』です。
唐草板金は軒先の水切れを良くする役目があります。

唐草板金の取り付け後は、『どぶ板』 を敷きこんでいきます。 どぶ板の敷き込み

大棟の棟換気の部分です。 棟換気

どぶ板の敷き込みが一通り終りました。 屋根をリフォーム

軒先の板金を唐草に折り込み、 板金の折込

垂木の先端を三角形に折り込んでいきます。 垂木の先端を折込む

こんな感じです。 折込んだ板金

垂木を上から押さえるキャップを加工しています。 瓦棒を上から押さえるキャップを加工

今回棒の先端をキャップと一体成型にするので、木口キャップは使いません。 ひとつひとつ丁寧に

取り付けには先端部にシールを併用します。 先端部にシールを併用

屋根のリフォーム

屋根の先端部はこんな感じです。 屋根を断熱リフォーム

棟回りの板金と棟換気の
取り付け

キャップの取り付けが終ると、棟回りの板金です。 棟回り

下り棟に棟板金を取り付ける貫を取り付けます。 棟板金を取り付ける貫を取り付け

棟の合わせ目は切り揃えます。 棟の合わせ目を切り揃えて

大棟と下り棟の重なるところの板金処理です。 重なり部分の板金処理

丁寧な板金処理

三棟ピタリと納めます。 ピタリと収まる板金

これは、大棟の棟板金を加工して棟換気を付ける作業です。 棟換気を付ける作業 今回、一旦一本ものの棟板金を流してから、その上に重ねて取り付けることにしました。

棟板金をカットしたら切り口を立ち上げて 切り口を立ち上げて

棟換気を取り付けます。 棟換気を取り付け

両脇は内外2重にシールします。 両脇をシール

最後に塗装すれば、完成です。

リフォーム前の屋根 リフォーム前
リフォーム後 リフォーム後

新しい屋根には、雪止め金具も取り付けました。

棟換気は、2階の夏の暑さ対策です。

今までは、天井裏の換気設備がなく、夏は特に熱気が篭ってしまう状況でした。

日射で熱せられた屋根裏の熱気は屋根の一番高い部分に昇っていきます。

そこで、天井裏に自然換気が働くように一番高い大棟に換気口を設けるわけです。

熱気が排出されると天井裏は自然と負圧となり、

リフォーム後の上げ裏

上げ裏通気口から外気が吸い上げられ空気の流れが良くなる仕組みです。

遮熱塗膜鋼板の性能

今回採用した屋根のカラー鋼板は JFE鋼板㈱のガルバリウム鋼板(遮熱塗膜タイプ)です。

表面の塗膜が赤外線を反射し、 温度の上昇を抑えます。

具体的にどの位違うのか?

同一条件で比較すると
普通塗膜鋼板が約80℃のとき、
遮熱塗膜鋼板は約60℃と
約20℃も板温が下る結果が出ています。

*お客様のご感想*

リフォーム工事を終え
始めての夏を過ごされたご主人様から

『家族があまり暑いと言わなくなった。』

とご感想をいただきました。

リフォーム前
屋根を遮熱塗膜鋼板にリフォーム
リフォーム後

住まいるパートナー
最後まで、ご覧いただきまして、ありがとうございました。

『鋼板屋根の2階の暑さを和らげた3つの工事』はいかがでしたでしょうか?

住まいるパートナーでは外装複合工事も承ります。

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落下防止対策

です。



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