キッチン入替時のLDK(リビング・ダイニング・台所)の床・壁・天井・窓の防かび内装リフォーム工事は㈱住まいるパートナーまでどうぞ。
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このウェブページでは、弊社が施工したキッチン入れ替え時のLDK(リビング・ダイニング・台所)の天井・壁・床・窓の防カビ内装リフォーム工事をご紹介しています。LDKのかびにお困りでキッチンリフォームの際に一緒に解決したいとお考えの方は是非ご覧ください。
さて、早速ご紹介に移りましょう。
キッチン入れ替えの際には隣接するダイニングやリビングの内装も一緒にリフォームするケースが多いものです。
そこにありがちなのが、台所の食器棚(収納)の背面の壁に生えたカビ、
リビングの天井や壁のかび、
窓周りに生えたカビ、
ベランダへの掃き出し(テラス)窓下のフローリングのカビ被害などです。
こちらのお宅では、キッチンの側板がカビてしまったのが影響しているのでしょうか?
何度かび落としをしても、時間が経てば再発するカビ。
『せっかくリフォームをしても再発しては元も子もない。』
そんな思いの中、キッチンリフォームを機にカビが再発しない防カビ内装リフォームを希望されていました。
一般の方はこのかびについて、結構軽くお考えのようですが、あなたはいかがでしょうか?
『カビなんて、リフォームの際にかび取り剤で落とせば良いだろう。』くらいに考えてはいませんか?
『なぜっ?ダメなの?』ッて、カビた所を何度も繰り返しお掃除している経験おありでしょう?落としても落としても再発する手ごわい相手であることをお忘れでは?リフォーム工事の場合でも例外ではありません。
『防かび仕様の内装材でリフォームすれば万全でしょ。』などと高を括っていては再発の目に合います。
というのも、家の内外には、なんと57種類のカビが存在しています。
そのうち、JIS規格で試験される菌は13種類に限定されています。
『防カビ剤』 は、その13種のうち3~5種の菌に対して有効であればJIS規格準拠の認定が受けられます。
『壁紙糊』 については、13種類のうち、指定された3菌にだけ有効であれば、JIS規格準拠の 『防かび糊』 として認定されます。
ですから、試験で有効性が確認された以外のカビに関しては、厳密には効き目が 『?』 なわけで、一旦カビが発生した個所に市販のかび取り剤や防カビクロス、防かび糊を用いてリフォームするくらいでは簡単に食い止めることはできないのです。
多種多様なかびたちの繁殖を食い止めることが難しいことをご理解いただけたでしょうか?
それでは、前置きはこのくらいにして、弊社の防カビ仕様の内装リフォームをご覧いただきましょう。
先ずは、カビ取り・除菌作業からどうぞ。
写真中央に壁紙が捲れているところがあります。
ここは食器棚が置いてあった場所で、周囲の黒っぽく見えるのは黒カビです。
ソフト巾木(床と壁の取り合い部分に貼られている高さ60~75㎜程度の塩ビのシート)を 剥がすついでに壁紙もめくると
ご覧の通り、かびは壁紙表面だけでなく壁紙内部にも回っています。
かび取り・除菌処理は
カビている部分よりも一回り広めに行います。 かび取り・除菌剤が壁紙の裏紙の内部にまで浸透するようにしっかり塗り込みます。
時間が経つにつれカビは完全に姿を消していきました。
さて、天井と壁の入隅に黒くくすんでいるところがあります。
コンクリートの躯体に直接壁紙が貼られている壁・天井や、
断熱が不十分な外部に面する壁では結露が生じやすく、カビが発生しやすくなります。
こちらの黒いくすみもカビです。
壁紙を剥がした後、カビた部分は入念にカビ取り・除菌処理をします。
リフォーム後にカビを再発させないためには、
かびの繁殖部位で比較的探しやすいのが、壁紙表面に兆候が出ているケースです。
などは、わずかな兆候を手がかりに繁殖部位を探すことができます。
出窓内部の天井にはカビの黒ずみこそありませんが、際(きわ)の部分の壁紙が剥がれています。
壁紙を捲ってみるとサッシ枠との際がカビています。
出窓内部の天井は、窓清掃と同時にカビ取り・除菌し、 防カビ処理後に壁紙を貼ります。
窓台に近い丸印の部分は壁紙が僅かに浮いている程度で表面的にはあまり変わりがありません。 しかし、これは壁紙内部でカビが壁紙糊を養分にして繁殖し、糊の接着力が弱まると起こる現象です。
壁紙を剥がしてみると ほらッこの通り、やっぱりかびが繁殖しています。
リビングの出窓周囲に壁紙を貼る前にも、しっかりカビ取り・除菌処理をします。
以上のように壁紙の内部に発生しているカビでも表面に『剥がれ』や『浮き』の兆候がある場合は比較的簡単に探せます。
ところが、過去に壁紙を何度か張り替えたりしていて、カビの根源が奥深いところにあると、 貼り重ねられた壁紙を剥がしていき、下地まで辿っていってカビ取り・除菌処理をしなければならない場合もあります。
このようなケースでは丹念な作業が要求されるので表面的な作業しかしない業者では やり残しが出て再発に繋がります。
防カビ施工を銘打ちながら再発クレームを起こしている業者の多くは 作業が雑であったり、かびの繁殖部位の押さえが甘かったりします。
ベランダへの出入り口となる掃き出し(テラス)窓下の木質フローリングの床は
紫外線や埃、吹き込む雨や結露の影響を受け、
カビが生えたり、ヒビ割れを起こしたりして傷みがちな部分です。
今回のリフォームでは表面が傷んでしまったフローリングを下地に活かして フロアタイルを上張りしていきます。
業者によっては、かび取り・除菌処理どころか、研磨清掃もしないまま 荒れたフローリングの上に直接フロアタイルを貼ってしまうケースがあります。
住まいるパートナーでは、 フロアタイルに十分な接着力と耐久性を持たせるため荒れた表面を研磨し、 貼り付け面にカビ取り・除菌・防カビ処理を施し、防カビパテで下地を堅固にしてから、 フロアタイルを張っていきます。
仕上り後の見栄えは変わりませんが、 丁寧に下地処理をすることでフロアタイルの剥がれを防ぎます。
先ずは、フローリングの表面を粗方研磨します。
削り粉を吸い取って、
カビ取り・除菌剤を塗布し、
擦り込んで、出来るだけ木の内部迄、浸透させていきます。 カビ取り・除菌剤といっても、 木の目の奥の奥迄入り込んでしまったクスミや汚れの全てを落とせる訳ではありません。
少し時間をおくとカビ取り・除菌剤により木の目が開いてきます。
スクレパーで表面のバリを削り取って平らに均します。
削りカスを吸い取って、
もう一度、カビ取り・除菌剤を染み込ませます。
乾かした後、更にもう一度、カビ取り・除菌処理を繰り返します。
合計3度のカビ取り・除菌処理をしました。 木の繊維の奥にクスミは残りますが、除菌は十分にされています。
ジェットヒーターで完全乾燥後、防カビ処理をします。
カビ取り・除菌処理に続いては防カビ処理となりますが、 防カビ処理はカビ取り・除菌剤の完全乾燥後に行います。
キッチン食器棚の背面壁は、梁下から床まで防カビ剤を塗布します。
タップリと薬剤を含ませ、ゆっくりと含浸させます。 カビ取り・除菌処理同様、カビが生えていた範囲よりも一回り広めに塗り込みます。
濡れている部分(撤去した間仕切開閉壁の枠の跡左方20cmの所から右側の給湯器リモコン迄)には 防カビ剤が塗布されています。
出窓の周囲、
天井と壁の入隅も防カビ処理します。 薬剤をタップリ染み込ませて塗り込んでいきます。
カビ取り・除菌処理した掃き出し窓下のフローリングも、完全乾燥後に防カビ処理します。 この際も、防カビ剤が木の目の奥までしっかり浸透するように塗り込みます。
防カビ処理工程では、薬剤の定着を高めるため、各部位共、重ね塗りして2度の防カビ処理を実施します。
この際、重要なのは2度目の防カビ処理前に、必ず完全乾燥させることです。
防カビ剤をタップリ染み込ませた広い壁面を自然に完全乾燥させるには時間が掛かります。
そこで、送風機やジェットヒーターを使用します。
ジェットヒーターは高温の熱風を吹き付けます。
完全乾燥後、2度目の防カビ処理を実施します。
弊社では2度の防カビ処理により、防カビ薬剤の粒子を満遍なくいき渡らせ、粒子の層を厚くコーティングさせることで
『カビの再発クレーム0』の安定した成果を上げています。
リビングの掃き出し(テラス)窓も完全乾燥後、2度目の防カビ処理を行います。
完全乾燥するのを待ちます。
2度の防カビ処理後、完全乾燥を待つ間に、 壁紙を貼る面やフロアタイルを張る面の下地を整えるためのパテ打ちの準備をします。 こちらもオリジナルの防カビパテを使用します。
防カビ処理後の壁が乾いて白くなったら、パテ処理を始めます。
壁紙を綺麗に仕上げるにはパテ処理は1度では済まないことが多く、数度繰り返す場合もあります。
とくに、カビがボード表面から奥深くまで入り込んだ窓周りの壁は、
表面を研磨してカビ取り・除菌清掃をするケースも多いので、
オリジナル防カビパテを練り込むことで、防カビ処理層を堅固に厚く形成します。
結果、カビに酷く侵された場所は防カビ効果が一層高まるわけです。
完全乾燥後、2度目のパテ処理を行います。
壁の段差は分からないほどになりました。
防カビ剤を塗布し、完全乾燥させた窓下の床も、 オリジナル防カビ剤配合パテで下地処理をします。
壁紙施工前のパテ処理が完了したところです。
これで防カビ下地処理は万全です。
硬化乾燥後、ペーパー処理しフロアタイル張りへと進んでいきます。
さて次はいよいよ、壁紙施工をご紹介します。もちろん防カビ仕様です。
何度カビ取りしてもすぐに再発する手ごわいカビ。
現在大手壁紙メーカーが販売している壁紙はそのほとんどが防カビ仕様…『防かびクロス』となっています。
それを聞けば『壁紙を張り替えれば、生えなくなるのでは?』と思うのは自然ですね。
でも、消費者の期待とは裏腹に、あるメーカーの壁紙カタログの「使用上の注意」には以下のような「注意書き」がありました。
『防かび壁紙だけでかびの発生を防ぐことは不可能です。…施工する場合は、完全に除菌、殺菌してから施工して下さい。中途半端な除菌では簡単にカビの再発生を許す結果となります。』
カタログの隅っこに小さな文字で書かれていた注意書きを見た時、思わず『エッ!本当?』って声を上げてしまいました。このようなことが書かれてあれば他社のものも気になります。そこで、調べてみると、
『結露や湿気はシミ・剥がれ・かびの原因となりますので、室内の換気や湿度調整を心がけてください。』など、
『当社の壁紙にはかびは生えません。』と明言しているものは一つもありませんでした。
むしろ、
『気を付けていただかないとカビは生えますよ。』とか、
『状況によってはカビは生えかねません。』いうようなニュアンスの文言ばかりでした。
いったいそのような壁紙を『防かびクロス』と表示するに相応しいのでしょうか?!
実際は一所懸命にカビ取り清掃をしたぐらいでは、メーカーがいうように、 カビの再発を止めるのは難しいのが現実なのです。
冒頭でご説明したJISの『防カビ』規格の内容とこれらの事実が、 一般的に出回っている『防かびクロス』や『防カビ糊』の効き目が 万全でないことを証明していることにはなりませんでしょうか?
壁紙を貼る糊の成分にはでんぷんが含まれています。壁紙糊の防カビ効果が万全でなければ カビはむしろその糊を栄養分として繁殖していってしまうのです。
弊社が採用している防カビ剤はJISのスペックはもちろん、
それだけではありません。
建物内外に存在するという57菌すべてを含む、62菌を用いた試験でも効果が実証されています。
さらに、O-157や大腸菌を含む日常生活菌全てに効果が確認されています。
培養試験では、
JIS規格で定めた試験期間(7~14日)よりもはるかに長い28日間で実施しましたが、
カビは全く生えてきませんでした。これは、日常生活に換算するとおよそ5年にあたります。
さて、前置きが長くなりましたが、作業のご紹介に移りましょう。
弊社では壁紙糊に壁紙専用のオリジナル防カビ剤を配合します。規定量を糊バケツに入れ
撹拌器を使ってよく撹拌・混合します。 壁紙糊に防カビ薬剤を配合することで、壁紙を張る部分全体を防カビ処理します。
カビが生えていない部分にも防カビ処理を施すのは、 不必要に思えるかもしれませんが、 一旦カビが生えてしまうとその部屋は生えやすい傾向となります。
たとえばある時、家具を置いていた壁にカビが生えたので 風通しを良くしようとその家具を同じ部屋のカビの生えていない別の場所に移動すると、 カビが生えだすことがあります。
一つの部屋でカビの生えた部分にだけ防カビ処理をすると カビは防カビ処理された部分を忌避して、条件が整った別の場所に 生えてくる可能性があるのです。
一旦カビが発生した部屋では再発を防ぐためにも、 一部屋単位で防カビ処理することをお奨めしています。
さて、 通常、防カビ処理をしない壁紙糊を糊バケツに入れて常温の所に置いておくと、蓋をしていても時間が経つうちにカビが生えだします。ところが、防カビ処理済みの糊は一年経ってもカビは生えてきません。
『エッ?!強すぎて人体にも危険じゃないかって?』
確かに、これだけ強力なら、安全性が気になりますよね。
ご安心下さい。
財団法人日本食品分析センターの試験によると、
急性経口毒性(飲んでしまった場合の毒性)については『カフェインや食塩よりも安全』
というレベルであることが確認されています。
具体的には、 体重10kgの子供が誤って200ml(牛乳ビンほぼ1本分)を飲んでしまっても大丈夫というレベルです。
さらに、PRTR法および労働安全衛生法における916の有害化学物質、 もちろんダイオキシンやホルマリン等の有害化学物質も含みません。
台所や洗面所などの特に湿気が多い部屋では、時々、 クロスが端から剥がれているお宅を拝見します。
まさに、こちらの出窓天井の状況です。
クロスの裏側に生えたカビは、前出の通り、糊に含まれるでんぷんを栄養分として繁殖していきます。
繁殖していく過程で糊の接着力が失われてベロンと捲れてきたりします。
住まいるパートナーでは、クロスを貼り付ける前にクロス端部からの剥がれを防ぐ目的で
天井と壁等の入隅にはコークボンドという接着剤を先打ちしています。
弊社では湿気が高い部屋に限らず、全ての入隅にコークボンドを先打ちし、
剥がれ防止効果を高めています。
天井を張る前にコークボンドを先打ちします。
防カビ糊は初期粘着が弱いので、天井の施工では、糊を多目に付けて張っていきます。
天井は二人で作業したほうがはかどります。
天井を貼り終えました。
続いて、壁のクロスを手分けして貼っていきます。 奥の職人も、
手前の職人も 天井との取り合いの入隅にコークボント゛を先打ちしています。
さて、白い塗り壁調の壁紙を貼り終えました。
壁の一部分だけ、クロスの柄を変えて張り分けることを、 アクセントウォールとかポイントウォールと言います。
こちらでは出窓周囲の壁をアクセントウォールにします。
アクセントウォールに使う壁紙に糊づけを始めます。 石積み柄です。
アクセントウォールでは、柄違いのクロスをただ張り分けただけの今一歩の施工をよく目にします。
弊社では、見映えを意識して壁紙を割り付けます。
…と申し上げてもチンプンカンプンですね。
もう少し、具体的にご説明いたしましょう。
アクセントウォールではおもに
疑似的な柄が印刷された幅約90cmのクロスが使用されます。
アクセントウォールでは、比較的ハッキリした柄が好まれます。
例えば、タイル、レンガ、石積み、幾何学模様、花柄、大柄など、個性的な柄です。
実際のタイル、レンガ、石積みなどの現物施工ではその道の専門職が 見映えにこだわって仕上げていきます。
ですから、何気なしに壁紙の柄を貼り合わせていくだけでは、 現実にはあり得ない納まりや仕上がりになったりします。
弊社では、疑似的な壁紙が本物らしく見えるように 現物施工を意識して取り組んでいますが、 ただ柄合わせして貼るのと違って手間が掛かります。
目に付く出隅・入隅部分やクロスの継ぎ目を できるだけ良い位置に割り付けていくからです。
現物施工では張る場所に合わせて1枚1枚の大きさを加工できますが 壁紙ではそれができません。そこで、壁の形や大きさを鑑み、壁紙を良い位置に割り付けてから貼り始めます。
右側の白い壁紙部分との取り合いは 家電収納兼食器棚を置くため、出っ張らせないようにあえて見切り縁は付けません。
壁紙の柄は縦方向・横方向とも一定の間隔で同じ柄が繰り返し印刷されています。 これをリピートと言いますが、柄の繋がりを確認しながら、
実際に石が積まれているように仕上げていきます。
1枚目を貼った後、2枚目の柄が合う位置でピタリと重ね合わせておき、
先に窓の開口部分を処理します。上部は窓枠、下部は窓台で見切り、窓の両脇は
壁紙をまきこんで仕上げます。
隣り合う2枚の壁紙の柄合わせは、
同じ柄で重ね合わせた部分を2枚いっぺんにカットし、
切り落としを取り除いて張り合わせます。
『合い裁ち』とか『合い断ち』などといいます。
2枚の壁紙を重ねて切るには力が入ります。
弊社ではカットする前に下地を傷めないように合い裁ち用の下地保護テープを仕込んでおきます。
合い裁ち後、仕込んでおいた保護テープを取り除き、
ヘラとローラーで圧着していきます。
また、 合い裁ち後、柄を張り合わせる際に和紙の補強テープを入れ込んで 下地の切り込みを補修するやり方も併用します。
弊社では壁紙の質や厚みなどを鑑みて適宜方法で施工しています。
職人の中には、下地保護テープを入れずに合い裁ちする者もいますが、
保護テープを入れないと、後々、貼り合わせ部分がめくれ上がってきたリ、
口が開いてきて、『ここで張り合わせてありますよ。』と言わんばかりになります。
せっかくのアクセントウォールなのに残念ですね。
しっかり、ローラーで圧着します。
『よし!良い感じ。』
アクセントウォールも、もうすぐ完成です。
完成しました。
リフォーム後は食器棚がピタリと納まっています。
是非アクセントウォールはリアルな仕上がりにこだわる弊社施工をご体験下さい。
施工前のカビの状況が酷い場合は、張り終えた後に、 壁紙の上にも防カビ剤のオーバーコーティングをいたします。
LDKの床は今までの木質フローリングとは異なる素材感のフロアタイルを張って雰囲気をガラリと変えます。
ダイニング、リビングとも同じ柄を張ります。
1枚の大きさが304㎜×457㎜のファインセラミックス柄です。
施工の前には実際にフロアタイルを並べ、割り付けを確認します。
LDK入口からこんな具合に張り進めていきます。
今回はフローリングの目地を基準線に割り付けました。
ちなみに玄関からLDKに続く廊下も同じオーク柄のフローリングですが、 リビング入口のドア下で貼り分けてチーク柄のフロアタイルにします。
さて、先ずは、LDK入口ドア下に入れる床見切りを チーク柄のフロアタイルで作ります。
切り落としの長さを確認して
LDK側のフロアタイルと突き付く部分の当たりを確認し、
切り口を調整します。
LDK入口ドア下の床見切ができたところでファインセラミック柄のタイルを張り始めます。
先ずは接着剤を準備します。
ドア下の見切りの貼り付け位置から、
櫛目ベラを使って接着剤を塗布していきます。
初回分の貼り付け範囲を確認し、貼り付ける分だけの接着剤を塗布します。
接着剤を塗布したら少し時間(オープンタイム)をおきます。 オープンタイムを取るのは初期の粘着力を高めるためです。
貼り始めます。 見切りや敷居、ドア枠と絡む部分は加工が伴うので、加工の無い部分から貼り始めます。
タイルの角が十字に突き付くように貼っていきます。
真物(まもの=原型のタイル)を貼り終えました。
次は加工がある和室の敷居との取り合い部分に取り組みます。
その前にカッターの刃を入れ替えます。
貼り仕舞い部分を敷居に突き付けますが、真物を切って合わせます。
寸法の採り方は、直前のタイルに真物一枚をピッタリ重ね、
その上に今度は敷居側から真物をもう一枚取り合う部分に被せ、 左端を定規にして最初に被せたタイルをカットします。
こうすると敷居と取り合う部分の型が正確に取れます。
このように一ヶ所一ヶ所、型を加工しながら貼っていきます。
敷居への突き付け部分もピタリと揃いました。
続いて、LDK入口ドア下の見切りとの取り合いも同じ要領で貼っていきます。
LDK入口ドア下の仕上がりです。
廊下側からLDK入口を見たところです。
チーク材のフローリング調になりました。
さて、LDKに戻りましょう。
隣の列も同様にして張り進めていきます。
オープンタイム後、張り始めます。 職人さんに向かって左側の床にダイニングとリビングを分けていた間仕切開閉壁のレール跡が見えますが、
フロアタイルを張ってしまえばどの位置にあったか分からなくなります。
掃き出し(テラス)窓下の床もご覧の通り
カビとひびで傷んでいた木質フローリングもファインセラミックタイルで雰囲気がガラッと変わりました。
サッシとの取り合いの見切縁も目立ちにくく自然に仕上がっていませんか?
天井・壁・床を張り終え、内装の仕上げに移ります。
床と壁との取り合いに取り付ける部材を巾木(幅木)といいます。木製や塩ビ製等があります。
巾木には、取り合い部分の見映えを良くしたり、壁の下部を保護する役割があります。
今回は塩ビ製のソフト巾木を使用します。
フロアタイルを貼り終えた上にソフト巾木を貼っていきます。
下はソフト巾木の断面図ですが、
下端部分が床に被る右の<Rアリ>タイプのものを使います。
先ずは専用接着剤を塗布していきます。
オープンタイムをおいてから、貼っていきます。
さて、防カビ内装リフォームを併用したキッチンの入れ替えが終了しました。
弊社の防カビ内装リフォームでは今まで、再発クレームはありません。
防カビ内装リフォーム後は健康被害の不安もなく
快適に
安心して暮らしていくことができます。
防かびリフォームだけでなく 壁装の仕上がりも現物施工に迫る出来映えを目指していますのでご満足いただけると思います。
是非、キッチン入替時の防カビ内装リフォームのご相談は住まいるパートナーまでどうぞ。