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- 窓際のきしむ床板の張り替え
和室を 『モダン和風』 にリフォームしました。
集合住宅の和室では、壁際に床板 〔縁甲板(えんこういた)〕 が張られていることがあります。
家具置場にも利用されますが、古くなると、きしんだりします。
リフォーム前 リフォーム後
こちらのお宅も経年で床鳴りするようになったので、
和室リフォームの一環として、高耐久な床板へと張り替えました。
以下で工事の様子をご覧になれます。
先ず、電動丸ノコの刃の出を調整し、床板だけに切れ目を入れます。
床板を切れ目から一枚一枚慎重に剥がしていきます。
剥がした床板の下に見える木下地は
ビスで補強して活します。
木下地は経年により痩(や)せたり、釘が緩んだりしますが、
ビスで丹念に締め直して、補強すればまだまだ使えます。
一般の方には、床板を張るのは、張る面の長さを測って
直角に切り、釘で留めるだけのように簡単に思われがちですが、
キレイに仕上げるならばそうはいきません。
張り込む面は見た目に真っ直ぐで、直角に見えても、
実際には曲がっていたり、矩(かね:直角)も狂っていたりします。
それを納まり良く仕上げるには、若干大きめの寸法でカットし、
張り込む面の形に合わせて、カンナで削って調整していきます。
手間を掛けた分だけ、きれいに仕上がります。
一枚加工できたら仮置きし、残りの寸法を当たって同様に加工していきます。
取り付けは、接着剤併用で
しっかり壁際に床板を押し付けながら
留めていきます。
特に継ぎ目は、
フローリング材の『目地』(めじ)の通りを合わせて
慎重に決めていきます。
最後に、畳寄せ(たたみよせ)を留めて
完成です。
縁(へり)無し半帖畳が入るとこんな風に仕上がります。
⇒畳工事の様子はここをクリックするとご覧になれます。
淡いピンクの半帖畳と濃淡のある木目柄のフロアで、『モダン和風』 に仕上がりました。
窓際の床板は、太陽の紫外線や熱、雨や埃などで
どうしても傷みやすいものです。
そこで、今回は表面にEBコーティングが施された EBコーティングとは、エレクトロン ビーム(電子線) |
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さらに、EBコーティングが施されたオレフィンシートの下には
硬質バッカー層があり、大変強固な断面構造となっています。
多くの建材メーカーがフローリングを製造していて、
傷のつき辛さを売りにしているものもたくさんありますが、
実際にサンプルを取り寄せて比較してみると、このフローリングは本当に硬い。
住まいるパートナーお奨めの一品です。
窓際の床のようにフローリング表面が傷みやすい場合には、
日光や熱・湿度による劣化や変・退色、干割れ(ひわれ)を抑制し、
磨耗性にも優れている高耐久床材をご利用いただくと
美しさが長持ちし、結果的にお得となります。
長い間快適に暮らしていくには、
ただ新しくなれば良いというのではなく、
確かなものを使い、手間を掛け、しっかり施工することが何より大切だと思います。
和風モダンな部屋へのリフォームや、
床材の張り替え、床の補強は
メーカー各社の 『こだわりの床』 をご提案できる住まいるパートナーにお任せ下さい。
ご相談は下記からどうぞ。
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