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- 敷居脇の床板の張替
集合住宅の改装リフォームの一環として
隣り合う和室の引き違いの間仕切り戸の敷居脇の床板を張り替えました。
リフォーム前 リフォーム後
鉄筋コンクリート造の集合住宅では、壁厚が敷居よりも厚いため、
畳の収まりを良くするために床板が張られていることがあります。
リフォーム前は、床板を踏むと敷居より沈み込んでギシギシ音がしていました。
以下では、工事の様子をご覧になれます。
先ず、床板を丸ノコで引いて
解体します。
畳寄せ(たたみよせ)もカットして床板の下地からやり替ることにしました。
荒床(あらゆか:畳が載る板材)の浮きを根太に留め直し、
敷居にもクサビを利かせて、床板の下地に抱かせて固定しました。
こうして、敷居を二重に固定します。
さらに、畳寄せの脇にも下地を抱かせます。
床板を取り付ける前に敷居の取り合い部分を白く着色しておきます。
床板は寸法より若干大きめに切り落とし、
当てがりながらカンナで削って調整していきます。
次に、畳寄せ(たたみよせ)を加工します。
既存の寄せと断面寸法が合うようにして、取り合い部分は 『腰掛継ぎ』(こしかけつぎ) 加工します。
畳寄せの寸法が決まれば、床板を張っていきます。
接着剤併用して
留めていきます。
留め痕は色粉を塗りこみます。
畳寄せも一旦フィニッシュネイルで仮留めしてから、
床板の下地にがっちりビス留めします。
敷居も床板も踏んでも全く沈みません。音も止まりました。
敷居を塗って半帖畳を敷き込めば完成です。
リフォーム後 リフォーム前
敷居脇の床板の張り替えも住まいるパートナーまでどうぞ。
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