雑然と見えるオープン棚の配置を変える |
まず、費用を余りかけないで、雑然と見えるキッチンを何とかする方法を考えてみましょう。
『配置換えして、雑然と見える部分を人目に触れないようにする。』
もし、家具が多いのなら、いきなり当てずっぽうで動かし始めると、 収拾がつかなくなる場合があります。
そんな場合は、事前に図面上で確認してみると良いでしょう。
とは言っても、建築図面が無ければできないことでもありません。
方眼があればできます。
お持ちでない方はウェブ上からでもダウンロードできますし、
Microsoftのエクセルを活用しても良いでしょう。
まず、目盛りを振った方眼上に部屋の広さを書き込みます。
縮尺は1/20(…図面上の5㎜が現物大で10cm)がわかりやすいと思います。
次に、家具や設備機器の種類と大きさ(縦×横×高さ)をリストに控えて、 別の方眼に同じ縮尺で家具や設備機器の寸法を測って大きさを形取ります。
その際、扉や引き出しの出てくる向きなども書き込んでおくと後々便利です。
あとは、それを切り取って、図面上でパズルのように並べ変えて、プランを考えていきます。
図面で通路の寸法を測り、スケールで実際の寸法を当たりがら詰めていきます。
平面図面なので、高さについては注意が必要です。
考えた案を写真にとって後で検討します。
こうして検討すると、レイアウト変更のイメージがつかめ、 要・不要の家具も事前に検討でき、移動の段取りもスムーズに進めることができます。
もし、この方法で雑然と見えるオープン棚の位置が良い位置にできれば、
費用も最小限ですませることができます。
次に、既存の位置のまま、今あるオープン棚を細工することで 解決する方法を考えてみようと思います。
棚を加工し中身を隠す
現在のオープン棚です。
以下の様に扉が付いたらどうでしょうか? 中身が隠れると、ほかに目がいってしまうほどです。
今度は、かごを大きくしてみましょう。
かごの中身が隠れるだけでも、ずいぶん片付いて見えませんか?
実際には、ピッタリサイズを探すのは、難しいかもしれませんが、
100円均一などで売っている容器が利用できれば安上がりにすみますね。
中身が見え辛い場合はラベルをつけるのも良いかもしれません。
流し台上の水切り棚と調味料入れもみてみましょう。
多少、中が透ける程度でも、だいぶ違いますね。
実際中身を隠すには、
などが使えます。
今ある収納も工夫と、わずかな費用で見栄えを良くすることができます。
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