エアコンホースに保温材を巻き付けているテープは経年劣化します。外壁塗装時にテープに破れがなくても、パリパリに硬化しているようでしたら、テープの巻き直しをお奨めします。
テープに柔軟性がある場合は、対候性を保つために塗装する場合もあります。
エアコンのダクトカバー上部をご覧ください。黒っぽく変色しています。実は、よくありがちな状況です。これは、シリコンコーキングがブリード(コーキングに含まれる成分が表面ににじみ出てくる状態。)を起こし、塵埃により汚損した状態です。右側は屋外照明が外された跡です。 ダクトカバー取り付けの際など、後々のことに気遣わず、安易にシリコンコーキングを使ってしまうと、後日このようになります。高耐候ながらも安価で手に入るシリコンコーキングは手軽に使われがちですが、ノンブリードタイプでなければこのように被着体を汚します。
しかも、シリコンコーキンク゛は塗装の際に問題となります。シリコンコーキングには、容易に除去できない潤滑成分(シリコン)が含まれるため、そのまま塗装しても、塗材が密着しません。未処理のまま塗装すると後日剥がれてきます。
そこで、特殊なプライマー(下地処理剤)処理を施して剥がれやすい状況を抑制してから塗装工程に入ります。
シリコンコーキングが塗られていた箇所に専用プライマーを塗ってから、
下塗りをします。
仕上げは外壁と同色で塗ります。
塗り替え直後
屋外照明が外された跡も薄っすらとわかる程度となりました。
『ヘーベルハウス フレックスⅢ 外装リフレッシュ工事 』
『21.エアコンホース・ダクトカバー ビフォーアフター編』をご覧いただきましてありがとうございました。
続いては『22.基礎塗装編』をご覧下さい。
以下では『ヘーベルハウス フレックスⅢ 外装リフレッシュ工事』の『作業の流れ』と『部位別ビフォーアフター』をご紹介しています。 ヘーベルハウス フレックスⅢにお住まいの方は是非ご覧下さい。
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