④狭いｺﾝﾛ前の空間を解消し､使える引き出し収納にﾘﾌｫｰﾑ

ﾘﾌｫｰﾑ前ｺﾝﾛｷｬﾋﾞﾈｯﾄ

キッチンリフォーム前、コンロ脇には、幅150㎜のフロアキャビネットがありました。

奥行が65cmあっても、幅狭なこの収納は、どこのご家庭でもあまり有効利用されていませんね。 リフォーム前

コンロ下は幅600㎜の両開きキャビネットです。

リフォーム前

ところが、コンロ前が狭く扉の開け閉めがしづらい状況だったため リフォーム前

コンロで使用頻度の高い調理器具は他に移され、普段はあまり使わないものが仕舞われていました。

ﾘﾌｫｰﾑ前ｼﾝｸｷｬﾋﾞﾈｯﾄ

シンク下の扉を開けて見ると鍋やフライパンなど、ほとんどがコンロ側で利用する調理器具ばかりです。

コンロ側で使う調理器具がシンクキャビネットにしか入れられないのは不便です。

また、シンク側で使うボールやざるも見当たりませんが、 いったい何処に仕舞われているのでしょうか？

じつは、シンク上の吊戸にありました。

扉が閉まっているとわかりませんが、

水切り棚となっている下段にしまわれていました。

リフォーム前

今回、キッチンの間口を広くするのに 部屋の他の収納も整理し、集約しました。

家電収納兼食器棚に入れ替え

リフォーム前、分散して置かれていた家電製品と収納は、幅120cmの家電収納庫兼食器棚に集約したところ、

リフォーム前 ⇒ リフォーム後

コンロとゴミ箱との間に余裕ができました。コンロも利用しやすくなり、

ご覧の様にフルスライド（引き残し無く引き出せる）引き出し収納が全開に引き出せます。

上段には普段よく使うフライパンや鍋類がしまえます。

幅150㎜＋600㎜の開き扉収納だったコンロキャビネットは、 幅750㎜、上下2段の引き出し式キャビネットになりました。

リフォーム後

底板は腐食を防止するステンレス板になっています。
下段にも常用の鍋類が納められます。

コンロ側で使う調理器具はコンロキャビネットに仕舞いたいものです。

また、コンロ左横には調味料入れが付きました。

コンロでの調理の際、よく使う調味料を入れて置けます。 リフォーム後

ﾘﾌｫｰﾑ後のｼﾝｸｷｬﾋﾞﾈｯﾄ

リフォーム後のシンクキャビネットは幅900㎜と リフォーム前と同じ大きさですが、上下2段の引き出し収納になりました。

リフォーム後

リフォーム前、吊戸に仕舞われていたボールやざるは、 シンク側で利用される調理道具類と共にシンク下キャビネットに仕舞えるようになりました。

リフォーム後

リフォーム後のシンク下にはコンロ側で使う調理器具はありません。
適材適所となりました。