左右の壁間の間口に合わせて幅ピッタリに広げたキッチンリフォーム
キッチン組立後の各種接続・仕上げ作業編
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このウェブページでは、弊社が施工した『幅1,950㎜のキッチンを壁々間ピッタリの2,535㎜のキッチンに入れ替えたLDKリフォーム』について
『作業の様子』をご紹介しております。
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ご希望の方にはリフォーム工事もお受けしています。
キッチンは組み立てそのものが終わっても、そのままでは使えません。
水道、ガスの接続他、仕上げ工事が必要です。
先ずは、水道配管の接続です。
食洗機があるキッチンでは食洗機との接続も要ります。
シンクキャビネットと食洗機キャビネットに配管を通す貫通孔を開けます。
元々、給水・給湯配管には素水栓がありませんでしたが、新規には取り付けます。
続いて食洗機の排水ホースを先ほど開けた貫通孔から引き込んでおきます。
次に排水管を作っていきます。
立ち上げておいた排水配管にソケットを取り付け、
食洗機からの排水を受け入れる継手を取り付けます。
そして、シンクのトラップと排水管の接続です。
分岐継ぎ手の先にパイプを延長し、
下の排水管直管アダプターを使ってトラップとパイプを接続します。
キッチン本体の排水配管が接続できました。
続いて食洗機からの排水ホースを先ほど取り付けた分岐継手に接続します。
次に、食洗機への給湯接続です。
食洗機には給水ではなく、給湯管を接続します。
キッチン本体の底板から立ち上がっているピンクの給湯配管の分岐継手と
食洗機からの給湯配管をフレキシブル管で接続します。
給水・給湯・排水配管の接続は以上です。
続いて、シャワー水栓のホースの長さを調整し、
接続した給水・給湯・排水の漏水試験と
食洗機の動作試験を行います。
最後に貫通孔部分に目隠しプレートの取り付けとシャワーホース用のトレーを設置すれば
完了です。
キッチン据え付け前から配管の位置を正確に当たっていたので
キャビネット奥の規定の位置にピタリと納まっています。
ガスの接続はガス供給会社が担当します。
コンロ下のスライドキャビネットを外し、
長目に出しておいたガスホースの長さを調節して接続します。
接続後、動作確認もします。
コンロも、グリルもOKです。
コンセントと給湯器リモコンは電気工が取り付けます。
コンセントは2口からアース付きの4口に変更しました。
湿気で錆びたコンセントは、
TVの差し込み口は塞ぎ、電気コンセント二口だけにしました。
吊戸上の壁紙施工はレンジフードの前幕板を取り付けるのに下り壁の加工が必要だったので キッチン組立後としました。
リフォーム前
下り壁施工前
キッチン組立時にレンジフードの前幕板の高さを吊戸と揃えたので、 下り壁も横一線になりましたが、若干厚みが気になります。
そこで、もう一工夫します。先ずは壁紙を貼る下地を整えるパテ打ちです。
パテ乾燥後、ペーパーヤスリで下地を均してから貼り始めます。
下り壁にリビングのアクセントウォールと同じ柄を使ってみます。
貼り合わせ部分には、補強テープを入れ込み、柄を揃えるのに合い断ちして張り合わせます。
いかがでしょうか?下り壁の厚みを利用してアクセントウォールで仕上げてみました。
石積み柄の壁装に扉面材の赤が良く映えます。
あなたのキッチンもお好みの柄でアレンジしてみませんか?
キッチンパネルの端部と壁紙との取り合い部分に見切縁を取り付けます。
床から梁下、梁の下端、梁の出隅から天井へと取り付けていきます。
右側のパネルと左側のクロスの取り合いに見切り縁が納まりました。
リフォーム後
見切り縁取り付け前
LDK改装の一通りの作業が終了し、
扉面材の保護シートを剥がして、
清掃すると、完成お引き渡しです。